ここでは、ジム・モビルスーツと、ジオン軍の代表的な量産型モビルスーツ、MS−06(ザク)と、MS−14(ゲルググ)を比較してみる。 |
18.0 |
17.5 |
19.2 |
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48.2 |
36.4 |
72.1 |
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1 |
1 |
1 |
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22,000 |
9,200 |
35,000 |
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2291(終戦時) |
8124 |
740 |
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推力 |
201.5t×2 |
105.2t×2 |
240.1t×2 |
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こうして実用化された主力汎用型モビルスーツ同士を比較するとジムは、ザクを大きく凌駕していることが分かる。また、一見ゲルググには退けを取るように見えるがそうでないことも良く分かる。単純に推力だけを比較して優劣を論じることは出来ないが、トン辺りの推力比ではジムの8.4に対しザクでは5.8、ゲルググに至っても6.6でしかない。これは、加速性能に直結する問題であり、いかにゲルググが一時的にはサブスラスターで大推力を得ることが可能とはいっても基本性能の点で劣ることは否めない。また、ビーム兵装が可能になったとは言え、その信頼度は終戦時までには実戦レベルに到達せずゲルググの実戦での価値は低いものにならざるを得なかった。また生産数そのものも少ない上に工場をロールアウトしても、部隊配備された機体は少なく、更に前線の実戦部隊にまで配備された機体となると更に少ない。 |