日 - 3月 26, 2006

東海編 茶畑に包まれた藤枝の温泉。


瀬戸谷温泉 静岡県藤枝市 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉

藤枝といえば、志太温泉などが歴史ある鉱泉宿としていつかは泊まってみたいところとしてあげられます(日帰りでもいいけど・・・、てかいつでも行く気はあるんですが、相手がいない)。
さすがに志太温泉は気楽に行くようなところではないので、日帰り入浴施設として誕生したこちらは、場所はちょっと山に入りますが、その分、茶畑を要する山並みをめでつつ入浴できるということで、なかなかいいんではないか。
館内は、木をふんだんに使っていて、おちつく内装ですね。
ただ、露天は塩素臭がしすぎてますね。この日だけだったんでしょうか。
地元の美味しい日本酒志太泉のオリジナルラベルを貼った生酒も楽しんでみたいんですねぇ(ただクルマで行っちゃうとのめませんから)。

http://www.yuraku.tv/

Posted at 11:55 午後     Comment 

土 - 3月 11, 2006

上越編 久々のスキー場、いやはや温泉がメインのはずだったんですが・・・。


越後湯沢温泉 新潟県南魚沼郡湯沢町(弱アルカリ性・低帳性・高温泉)

着いてみたらぜんぜん寒くない。でも、すごい積雪量です。
こちらのホテル、ゲレンデに隣接していてでかいっすねぇ。
お風呂も上越随一の大露天風呂っていうだけあって、大きな岩風呂です。内湯もプールみたい。でかいついでに深い。わたしみたいな小柄だと、沈んじゃいます。だからあんまりゆっくりはいっていられない。
ちなみにゲレンデに隣接しているので、滑っていてうっかりゲレンデからはずれると露天風呂にダイブできちゃうかもしれません。
勝手に風呂入ってもわかんないかも・・・。

Posted at 12:13 午前     Comment 

月 - 1月 9, 2006

関東編  相模原のスーパー銭湯


相模・下九沢温泉 神奈川県相模原市 アルカリ性単純泉

今年のテーマはずばり闘自の旅!若干ぱくり気味のテーマではございますが(^^ゞ。
今年は、関東を中心に活動したいな、と思う次第であります。
今年の初入湯は、橋本にある 湯楽の里 相模・下九沢温泉 です。
湯楽の里といえば、以前横浜瀬谷店 を訪れたことがあります。ただし、こことはちょっとシステムが違うようです。
まず入り口で下駄箱の鍵と引き替えに、バーコードのついた腕輪をもらいます。館内の会計は、自販機までこれですますことができる方式になっていて、入館料も最後に支払います。この日は、祝日でしたので900円なり。ちょっと高いけれど、回数券なら平日と差額なしに入浴できます。
まず向かったのは、露天。温泉を使っているのは、露天にあるお風呂と遠野の石を使った寝ころび湯だけだからです。ただし、露天でかけ流しているのは一部の一部の浴槽のみ。一番大きい露天は、そのかけ流されている温泉が流れ込み、循環させています。外が寒いせいもあり、とても熱い。どうもここで湯あたりしたようです。
元の温泉かけ流し浴槽は小さめなのでなかなかあかず。こちらのほうは、お湯加減がちょうどよい暖かさでした。
寝ころび湯は、石の効果もあってとても気持ちのよいもの。ただし、石に当たっている背中はいいんだけど、おなかが冷える〜のは仕方ないか。しかも、時折お湯が熱くなる〜。

スーパー銭湯としては、まぁ平均的だとは思いますが、やっぱ900円は高いかもな。


http://www.yuranosato.com/tenpo/sagami.html

Posted at 10:38 午後     Comment 

火 - 12月 20, 2005

関東編  横須賀のスーパー銭湯


佐野天然温泉 神奈川県横須賀市 ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉

寒波到来できのうの昼の暖かさはどこへやら。でも、天気がよくて空気が澄んでいます。寒いけど、今日はひさびさに横須賀までいってまいりました。目的地は、佐野天然温泉のぼり雲です。
葉山から三浦半島を横断するように山をこえて丘を越えて衣笠方面を目指します。事前学習せず、住所でこのあたりと目星をつけていっただけなので、現地周辺でなんと見落とし。電柱の上に小さな看板がついているんですが、気がついたらUターン指示になっていたんですよ。
あらら、まぁまぁ。現場付近は、山と山の間の古い町並みで目標物がわかりにくいんですよ。しかも自分が信じていたのと反対側だったんですね。あらら。
まぁ、カーナビついていたって肝心の目標地付近で案内をやめちゃうんだから、迷うことには違いないんだよね。

さて、受付で自遊人パスポートを提示。タダなのにレシートをくれます。帰りにもレシートを。ここで下駄箱の鍵と館内での精算にも使うバーコードつきのバンドをひきかえます。この受付の応対がとにかくよい!いままではいったスーパー銭湯のなかではナンバー1ですね。なかのロッカーの100円の心配までしてくださいます。
館内は、場所柄そんなに広くはない、斜面に向かって無理してつくりました、崩れませんか?みたいな。
駐車場もつくりは複雑。どこつれていかれるんだ?みたいな。そんなに台数もとめられない。
じつはこれと1000円という高めの料金設定のおかげで、館内はそんなに混んでおりません。それと駐車待ちをするスペースもないですね。
建物の入り口は、歴史的な長屋門。工事中で看板がよくよめなかったのですが、永島さんちですよ、ここ。


お湯は、緑色というか褐色がかっているというか。鉱泉を加温している、という感じです。
露天に歩行浴というものがありまして、プールで歩くのが健康にいいといいますけど、あれの温泉版みたいなものです。すみません、そこで立ち止まってないでください!あと葛の湯のぷかぷかみたいなのがそこに付属しています。
露天は気持ちよいですねぇ〜。なかなかいいっすねぇ〜。たしかにちょっと塩素のにおいはありますが、なによりとにかくすべすべしているんですよ。そして、しばらくからだはポカポカ。

前述の通り、館内はそんなに広くないので、休むところが小さく、あんまりのんびりしていられるような雰囲気はありません。たたみじゃなくて室内のどこかにベンチがあるといいんだけど。

ここからでてきてふっとみつけたのが、すぐ向かいにある斗の湯なる銭湯。唐破風屋根に入り口に福助さんの絵がど〜ん!ですから。すごい気になる気になる。

Posted at 12:40 午前     Comment 

木 - 9月 8, 2005

九州編  地元住民がつくった共同浴場


尾之間温泉 鹿児島県熊毛郡屋久町 塩化物泉

尾之間(おのあいだ)は、屋久島の南部に位置している。そのかたがたの手作りによる屋久島唯一の共同浴場が、尾之間温泉である。だから、なおさら、一介の旅人にすぎぬものは、丁重に入らなければならない。
さて、200円なりを支払い中に入る。こんなところでも鍵付きのロッカーがあるのは、ありがたいんだかありがたくないんだか・・・。
脱衣場は整理整頓されている。地元のおとしよりなどでにぎわっている。
お風呂は、脱衣場より、数段下がる感じ。ややお年寄りには使いにくい、かも。
浴槽は、コンクリート造り。中に玉砂利が敷き詰められており、やや深め。背の低いわたしなどは腰掛けようにも沈んでしまうのだが、きちんと腰がかけられるようにつくられているので、嬉しい限り。
硫黄の香りがするお湯は、無色(目が悪いので少し色が付いていてもよくわからない)。少し熱めですべすべする感じ。疲れを癒してくれる心地よさ。たまりませんなぁ。
きちんとカランやシャワーもあるのだが、地元のお年寄りたちはそんなものは使わず、浴槽のわきに腰をおろし(ここだけ床も違う)体だの頭だのを洗ってお湯をかけているから、そちらの邪魔にならないように入浴しよう。

Posted at 11:05 午後     Comment 

火 - 9月 6, 2005

九州編  鹿児島市内の銭湯でも温泉なんです。


霧島温泉 鹿児島県鹿児島市 塩化物泉

鹿児島市内の銭湯にも温泉がわいているところがあるんだそうで、ならばせっかくですから地元の雰囲気も味わってみましょう。ということで、こちらへ。
(夜撮ったからよく見えません)
男女別に別れたドアをあけると番台があって、そして、脱衣場があるという、むかしながらの銭湯スタイルです。どちらかといえば小さめのほうだとは思うのですが、それでも、サウナなんかついています。
天井も高め、壁には、大きくないけど絵もあります。
お風呂は、浴場の真ん中に。それを囲むようにカランがならぶという、銭湯ではめずらしい、どちらかといえば湯治場的なつくり。無色透明のお湯は、真ん中にしきりがあって、片方にはジェットがついています。かけ流しのはずなのですが、外に流れていく雰囲気もなく、とはいえ循環しているようにもみえず、という状態。ちなみに4人も足をのばせば、満杯になってしまう小ささです。お湯がでてくるところには、ひしゃくがあり、お湯をのむこともできます。
すごいよねぇ、こういう銭湯がきちんと温泉で、しかも残っているんだから。鹿児島、素敵すぎです。かなりはめられました。
それにしても、なぜ霧島なのか・・・。

Posted at 10:38 午後     Comment 

月 - 9月 5, 2005

九州編  市内のホテルでもこのお湯の良さとは・・・


鹿児島サンロイヤルホテル 鹿児島県鹿児島市 塩化物泉

台風接近の中、なんとかホテルに到着。正面玄関は、シャッターがおり、裏口からの出入りとなるが、猛烈な風が吹き付け、それどころはでない。
このホテル、本来ならば、桜島が一望できる、というのがうりなのである。しかし、こんなに恐怖をあじわいながらはいる展望風呂というのもいかがなものか・・・。本当ならここに桜島がでん!とあるはずなのだが、見えるのは、白い荒波のみという最悪の状況。


さすがは、シティホテルと思わせるサービスではあるが、部屋のエアコンがたばこ臭いのには閉口する。ツアーだから、禁煙室という指定はなかったんだよねぇ。じぶんの部屋は、市街地側なので、雨風が強く吹き付けるということはなかったのだが、13階にある展望風呂にいってみたら、とにかく驚いた。
風が直撃ということではないのだが、時折、つよいかぜがまきこんできて打ちつけている。屋根をたたくおおきなおとと、どこからともなく入り込んでくるすきま風のうるささ。はっきりいってこんなときにお風呂になんか入っていて大丈夫なんだろうか?おもわずどこかのだれかと目を見合わせる。
お風呂は、茶褐色で、ちょうどよい湯加減がここちよい。こんなホテルでもふんだんな湯量を確保できているのだがら、だてに桜島も噴かないというものか。東京なんかじゃ、ぜったいに味わえないぞ。ああ、きもちいいんだけど、でも、こわいんですけど・・・。今日ほど、露天風呂がなくて良かった、という思いを抱いたことはない。
翌朝、入浴時間がそんなに長くないなか、いってみると、こんなところに池が、ではなく、土地が低いところはすでに冠水。みるみるうちに道路は冠水。中央分離帯が見えなくなってきている。台風中継をテレビで見るのと生で見るのとでは大違いである。
それでも、お風呂は最高。しかし、この向こうに桜島があるのかぁ〜、と思うとかなり悔しい。
結局、鹿児島市内をはなれるときになっても、桜島はあたまをだすことはなかった。
また近いうちに来るぞ、鹿児島!

http://www.sunroyal.co.jp

Posted at 10:23 午後     Comment 

日 - 9月 4, 2005

九州編  西郷隆盛も愛した名湯ここにあり


日当山温泉 鹿児島県姶良郡隼人町 炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

鹿児島の奥座敷、それが日当山(ひなたやま)温泉。天降川沿いにあり、神世の昔に起源をもつという、鹿児島県でもっとも古い歴史をもつ。また、西郷隆盛が、天下の名泉とよび愛したという。今回、こちらの温泉にひとりで泊まってきた。

日当山温泉は、住宅地の中に温泉旅館などが点在しているというかわったところである。それも函館の湯の川温泉のように大規模ホテルがある、というわけではないので、看板を見て旅館だね、とわかるような感じである。○○温泉と名乗った看板があちらこちらに点在している。よって、夜に立派だけどいい加減なカーナビに従ってくると、ちょっと不安になる。
今日は、霧島あたりで宿を用意しようと思っていたのだが、ひとりで泊まれるところというのがなく、こちらまでおりてくることとなった。

学校か病院かといった雰囲気の古い建物に不釣り合いなポップな看板と名前。
なかにはいっても、ホテルというより古い病院のようである。そこになんかしっくりこない玄関ロビー。でも、見かけでだまされてはいけない。フロントの応対がよいのである。別のかたがエアコンが入っているか?なんていう確認もしているのがきこえてくる。
チェックインをすませると、3階の種子島という部屋に案内される。もう島に渡っている(このあと渡れなくなるというのに)。エレベーターはない。しかし、ネットで予約した際に折り返し電話があり、3階建てでエレベーターがないがよいか?という主旨の確認をうけていたので、まったく問題がない。
部屋にはいると、これまた広い。部屋の中のろうかがまず広い。部屋は10畳。ひとりでは広すぎる。そこに大きめなテレビ。重みでテレビ台がかしいで見えるが、ご愛敬。さらに、角部屋でもないのに壁に障子がある。がらがらあけてみたら、壁だった。つまり、壁に囲まれて圧迫感を感じさせないようにという心遣いなのだろう。さらに、泉尚志さんというかたがかいたという素敵な絵画が壁に飾られている。これに縁側がついており、縁側は一面のガラス窓にさらに高めの天井というつくりになっている。ここからは、天降川をみることができる(住宅街の中なのでひとの家も見える)。そこにひとり暮らしには大きすぎる冷蔵庫が鎮座しており、至れり尽くせりである。

さて、肝心のおふろはどうか。これがとてもよいのである。
廊下をでて別館のほうを降りていくのだが、あう従業員さんみなこちらが恐縮するくらい素敵に挨拶をしてくれる。お風呂にはいると、豪快な入り方をしているかたがひとり。そう、このかた、夜の警備員さんなのでした。良い仕事してますなぁ・・・。しかも、片付け、掃除をかねて自分も入浴、ということらしい。
お風呂は、ぬるめとあつめの二つの浴槽にわかれた内湯と露天風呂がある。ぬるめのほうは、たしかにぬるいきもするんだけれど、基本的にあつめのほうからお湯が流れてきて、水道の蛇口がぬるめのほうにあるので必要ならひねってね、という仕組みなので、じつはあんまり温度はかわらない。しかも、この水道の蛇口が、露出しているのではなく、お湯の出口のように木の板で囲んでつくってあるあたりがにくらしい。
で、無色透明においのないお湯がじゃんじゃんながれているわけ。これが実にきもちいい〜。さすが美人の湯といわれているだけのことはある、なんていうもんじゃない。とにかくすべすべになるのだ。なんでも、一晩であせもくらいならなおるらしい。ちょうどよい湯加減といい、これは、気持ちよい。
露天風呂もいいよ、と警備員さんにすすめられたので、暖まったところで露天へ(雨降りだったので)。
露天といっても基本的には立派な屋根がついている。HPの写真よりも狭い感じがするのだが、たぶん、HPの写真はヨコに少し引き伸ばされているんだろうなぁ。打たせ湯と思われる設備もあるが、今は使われていない。これはあとでわかったのだが、どうも鹿児島県の条例で禁止されているらしい。そんなに大きな露天風呂ではないのだが、庭園をながめつつ外の雨風を感じつつ入る露天もよい。
となりのちょっとあがったところが道路で、その横くらいに川があるようなのだが、残念ながら川の景色を楽しみながら入る、ということはできないのだが、先ほども書いたとおり、そういうことをすると民家からも丸見えになってしまいかねないから、仕方ないか。なによりお湯がいいのだ。そして、感じがよい。
また、このホテルには、家族湯という個室貸切風呂が何室かある。どうも鹿児島あたりでは、家族湯という文化が主流として根付いているらしい。日帰りで家族揃って温泉にはいるなんて、うらやましい。うらやましすぎる。噴火と台風さえなければいいところなのに、鹿児島。

はっきりいって、教えたくない宿である。そして、リベンジ鹿児島のさいは、必ず拠点にしたいと思う。


日当山温泉 スパホテルYOU湯
http://www.spa.yad.jp/

Posted at 11:59 午後     Comment 

九州編  山奥のにごり湯に思わず入り直し


湯之谷温泉 鹿児島県姶良郡牧園町 硫黄泉・硫黄炭酸泉

時折ふりつける雨に、この温泉までの山道は崩れそうで、だいたい対向車来ても行き場がないよねぇ、長かったらどうしよう、とかなり心配になりながら、たどり着いたのがこちらの温泉。湯之谷山荘です。しかし、着いてみたらクルマが結構とまっていて、ちょっと安心。ちょっとのぼっただけでこの秘湯感です。
(入口前は狭い)
さて、入浴料400円を支払い、お湯を拝借。
年代物の浴室には、湯守の張り紙がいっぱい。でも嫌な感じがしない。だいたい湯守っていい響きだよねぇ〜。
浴槽は、ふたつ。そしてふたつのお風呂に別々の泉質のお湯があふれでています。
大きいほうの白濁しているお湯は、硫黄泉。ただしそんなに広くはありません。でも、冬は湯量が減ってしまうので、これが最適な大きさなんだとか。ちょっと熱めで、う〜ん、いいお湯ダァ〜。
四角い囲炉裏のようなほうは、炭酸硫黄泉。つまりラムネ泉に硫黄が含まれているというたいへん珍しい(唯一?)の泉質なんだそうですが、泡はこれかな?という程度にしか確認できず、一方、湯の花が舞っていて硫黄のほうは確認できました。こちらは、ぬるめなので、硫黄泉と交互にはいると気持ちよさも倍増です。
ああ、いいお湯だなぁ〜。幸せだなあ〜。

さて、帰ろうとしたら、宿のかたにもう帰るの?4時まで大丈夫だよといわれてしまい、そういわれたら、入らないわけにいかないっしょ。もういちどお風呂に逆戻りしちゃいました。
露天にも入りたかったんだけれど、時間で男女を入れ替えていて入れませんでした。残念。

(近所にある丸尾の滝は、お湯を含んでいるので少し白濁しています)

霧島湯之谷山荘
http://www.mountaintrad.co.jp/yunotani/

Posted at 11:57 午後     Comment 

九州編  大雨の中足湯にひたる。


妙見温泉 鹿児島県姶良郡隼人町 炭酸水素塩泉

この日は、折からの台風接近により時折大雨がふるあいにくの天候でしたが、めげずに湯あたりです。
というわけで、妙見足湯。

足湯が入湯にいれていいのかどうかは、これまた微妙なところですが…。
お湯は、茶褐色で熱め。で、気持ちいい〜んでしょうね、雨降ってなきゃ。
ちゃんと効能表が貼ってあります。
こちら、近所の旅館がつくって運営しているみたいです(この旅館の駐車場わきにあります)。そしてこの旅館、鹿児島で北海道の味覚が楽しめるというなんとも微妙なお宿です。

妙見温泉観光温泉
http://www.myoken-onsen.com/

Posted at 11:16 午後     Comment 

木 - 8月 4, 2005

関西編  南紀白浜で白浜をあるかず波にうたれる。


白浜温泉 和歌山県西牟婁郡白浜町 ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉

白浜温泉は、関西のリゾート地。東京でいうところの熱海のようなところか。夏は、白い砂浜(舶来品らしい)数多くの海水浴客が訪れる(そして犯罪も多発)。実は、GoodLuck(TBS系)の最終回のロケ地でもあるらしい(設定は、たしかハワイ)。そして、空港をかかえるほどの大きさがある。
温泉としては、有馬・道後とならぶ三古湯のひとつにかぞえられ、奈良・飛鳥の時代から続く歴史がある。かつて、湯崎七湯とよばれる外湯があったそうであるが、今回訪れた崎の湯は、そのひとつだそうだ。

朝7時からの営業。オープンとともに多数の入浴者があふれる。決して広いとはいえない湯壺は、岩をくりぬいたような格好。しかもこの日は波打ち際にある海の湯(だったと思う)とよばれるもうひとつの浴槽が、高波のため閉鎖されており(水没してました)、お風呂からみえるのは、海に向かって仁王立ちする朝日に煌めく裸のみ、という、マニアならたまらない(たぶん)光景。
それにしても、写真では、もっと柵もよしずみたいなもので、素朴な雰囲気だったはずなのだが、随分とこぎれいになっている。どうも、300円とるようになってから、改装されたらしい。
景色を見ながらの入浴が出来なかったのは、残念だけれど、お湯は結構熱めで、とてもいい感じ。すっかり湯の花でかたまっている湯壺がまたすてき(お湯がでているほうは、ほんとうに深めで熱いので要注意)。
きくところによると、白浜も大規模なホテルが林立しているせいで、なかには温泉ではないお風呂もあるんだとか。白浜にお泊まりの際は、ぜひ、外湯巡りをすることをお勧めします。
それにしても源泉名は、みゆき2号か(←「みゆき」は、サイト上ではひらがなですが、現場では「御幸」となっています)。
(左側の岩のむこうがおふろ)

http://www.nanki-shirahama.com/spa/

Posted at 11:20 午後     Comment 

水 - 8月 3, 2005

関西編  汗だく温泉。本州の南のはしのほう。


南紀勝浦温泉 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 ナトリウム・カルシウム−塩化物泉/ナトリウム−塩化物泉

南紀は、遠く、そして山深い。国道ですら1車線の区間がいまなお多く続く。山間に魅力的な温泉が点在しているが、そう簡単に行けるようなところではなく、この海よりの勝浦温泉がわたしにとってははじめての地になる。
しかし、鉄道を使っても名古屋から数時間の世界。東京からのフェリーは、6月で休航になってしまった。海よりといえども、遠いことにかわりはない。

勝浦温泉のある那智勝浦町は、和歌山県内で一番多くの泉源をもち多種多様な泉質があるという。そのなかでも、船で行くので有名なホテル浦島に日帰り入浴してきた。

ホテル自体は、島ではなく半島の先にあるのだが、半島が山になっており、陸路で行くことはできず、この亀をデザインした船でわたることになる。向こうに見える大きな建物が、目指すホテル浦島だ。

日帰り入浴は、1000円。これだけの大規模なホテルを運営していくのは、たいへんだろう。一時期500円だったという入浴代が値上がりするのも仕方がないこと。しかし、お風呂は6か所に点在し、高低差も80mもあり、とても1時間で全部回ることは無理。1000円ならむしろ安いくらいである。

館内は、なぜかハワイムード。ありがちである。ちょっと古き良き時代の大ホテルをイメージさせるところもある。
泉質は、2種類あり、すべて硫黄を含んでいるので、卵臭がしている。かけ流しとなっている。
まずは、有名な「忘帰洞」へ。「大正初期元紀州藩の徳川頼倫公が来遊され「帰るのを忘れるほど」と賞めて名づけられた」そうである。天然の洞窟を利用しており、太平洋に向かって大きく穴があいていて、規模も驚くし、その眺望の良さにも驚くのだが、よくみると、所々が人工の洞窟になっている。これは、崩壊を防ぐために固めているのかもしれないし、掘ったのかもしれないし、ちょっと興ざめ。
お湯は、湯の花がぷかぷかういたにごり湯。眺望がとてもよく、まさに帰るのを忘れそうだが、あと2か所ははいらないといけないので(なぜか義務)、そそくさと移動。
こんな景色を眺めることができる
続いて、山上露天風呂へ。32階までエスカレーター「スペースウォーカー」で山をのぼる。露天風呂はさらに山の上。とにかく眺めはいいが、暑くて一苦労だ。お風呂は、まったくなにも屋根がないので、床がこれまたあつい。しかし、立ち上がれば、であるが、那智勝浦のまちなみと太平洋、どちらも眺めることが出来る。

最後にむかったのは、玄武洞。山を下り入り組んだ長い廊下を経てようやくたどり着く。迷子になりそうである。こちらも、小さいながらも洞窟風呂。むしろ、小さい分、岩に包まれている感があり、こちらのほうがすきかも。眺めは、忘帰洞のように一面ではないが、入り江に面しており、悪くない(ただし館内から見えているような気もする)。
ここと磯の湯だけが、ナトリウム-塩化物泉である。

といったわけで、半分しか入れなかったが、かなり満足。南紀勝浦にきたら是非に。

http://www3.ocn.ne.jp/~nk-onsen/ 南紀勝浦温泉旅館組合
http://www.hotelurashima.co.jp/  ホテル浦島

Posted at 11:54 午後     Comment 

金 - 6月 17, 2005

パノラマですけどツツジ咲いてますけどテニスコートしかみえません。


甲斐大泉温泉 山梨県北杜市大泉町 ナトリウム−炭酸水素温泉(低張性中性高温泉)

さて、ひさびさのお仕事でかいた汗などを流すべく温泉によって帰ることに。なんだか気分が良いので、なにも問題を感じません(現金なわたしであります)。
ただし、日焼けのひどいメンバーは、つらそうでしたが。
ここは眺めがいいよぉ〜、富士山が見えるよ〜、ということで帰宅する方向とは逆でしたが、甲斐大泉温泉パノラマの湯に行ってきました。
(東屋の下は足湯)
ところが、です。山の天気はかわりやすいと申しますか、ここにつくころには、曇りになってしまい、まったく眺望がききません(涙)。
さて、温泉ですが、薄く茶褐色のお湯となっております。露天風呂が、広い。これは、きもちよい。
なんでも、もともと、大きくひさしが張り出していたらしいのですが、開放感に欠けるということで撤去されたらしい。すばらしい。ただし、冬は雪も降りますので、菅笠が用意されています。
はぁ、これで、富士山が見えたらいいのにねぇ〜。
思いっきり長湯して、ますます帰京する気を失うのでした。

ひさびさの山梨、そして温泉でしたが、いやぁ、いいねぇ。山梨温泉巡りしたいねぇ。

http://www.oizumi.ne.jp/~panorama/

Posted at 01:45 午前     Comment 

木 - 6月 16, 2005

高値には違いない。


たかねの湯 山梨県北杜市高根町 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)

高根町も市町村合併で北杜市になった。おかげで、北杜市がやっている日帰り温泉は、いっぱいある。
さて、今日の高根の湯は、その日帰り温泉の中でも比較的古いほうだと思う。できたころは、一般1000円とかだった。だから、近くまではなんども行っているのだけれど、一度も入ることがなかった。気がついたら、国道もバイパスができてたかねの湯もちょっとわかりにくい場所になった(てか案内ちゃんとかいてくれ)。
それが、今回、はじめて行く機会ができた。入浴料は、700円。それでも高い。市民は300円。これなら納得。

お風呂はとにかく広い。といって、浴槽が広いとかそういうのではなく、全体に広々しているのである。土曜の6時だというのあまりお客さんもいないし。
それにしても、はなにつくプール臭。ってか、なんでお湯、緑色なんだ?
ますます温泉気分ではなくなってくる。ほんとに温泉なのか?
まったく落ちつかず、まぁ、時間もなかったのでちょうどよかったのかもしれないが、寝湯でぶくぶくしてきました。
それから、ガラス張りが印象的なサウナは、とにかく熱い。
はやく戻ってビールだ!
でも、小学生を同乗させていたので、おとなしく運転しなきゃ、と。

Posted at 01:31 午前     Comment 

木 - 5月 5, 2005

湯の川温泉 北海道三大温泉郷のひとつは、津軽海峡を望む歴史あるまち


湯の川温泉 北海道函館市 ナトリウムカルシウム塩化物泉

道南には、小さな名湯が数多くあるのですが、巨大ホテルが立ち並ぶようなところ、といえば、函館にある湯の川温泉でしょう。360年の歴史ある名湯です。

ただし、温泉街といっても、ちょっとかわっていて、一般の民家の間に、点々とホテルが立っています。なんでも、どこをほってもお湯が出てくるんだとか、だから、井戸がほれないんだとか。それだけ湯量豊富、ということなのでしょう。
実は、数年前にもこちらを訪れているのですが、そのときは春の猛吹雪。波打つ露天風呂に命がけで入浴。海峡線はとまるわで、さんざんな目に遭いました。でも、今日は、快晴も快晴。函館山だけではなく、遠く津軽海峡の向こうに、下北や津軽半島を望むことができます。

泉質は、無色透明の海のお湯です。実は、道南では一般的な赤湯もあるんだそうです。ただし、ほとんどでていないんだとか。協同組合のサイトにホテルのお湯の使用状況について記載がありますので、参考にしてはいかがでしょうか。


今日お世話になったこちらでは、最上部にある露天風呂「うすけしの湯」と改装した大浴場があり、大浴場のほうはかけ流しになっているようです。でも、かけ流してる?って感じがした程度の流しぶりだったんですが。もっとも、塩素臭がなかったので、○。露天風呂は、ビルの上層部なので、循環併用ですが、なにより景色がよろし。津軽海峡一望ですから。そして、すぐとなりが函館空港なので、離着陸する飛行機を間近で見ることができます。お風呂に入りながら。幸せ〜。
他、饅頭ふかしといって、蒸気で温められた箱の上に寝るところがあったり、館内と外の2カ所に足湯があったりします。津軽海峡を望みながらはいる足湯は、これまたよし。


風呂上がりには、サッポロクラシック生を。こちらのホテルは、料金が良心的。自販機に至っては、市価と同じですから。料金によって部屋が変わり、やや設備が古かったり、海が見えなかったり(今日のお部屋の真下は猿山でした!)しますが、そんなのどうでもいいって感じです。
料理は、バイキング方式。だいたいバイキングっていうと、手抜きで美味しくないっていうのが相場なんですが、ここは、ずっとここにいたいって思わせる内容でした。
いやぁ、また、行きたいなぁ・・・。好きだなぁ、というか、やっと好きになれてきたなぁ、函館。


  函館湯の川温泉旅館協同組合 http://yunokawa.hakodate.ne.jp/
  函館湯の川グランドホテル http://www.imgnjp.com/yunokawa/

Posted at 10:40 午前     Comment 

















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