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minoが最近読んだ本・・・・・


『働きマン 1〜2巻』
    安野モヨコ
    講談社
     

漫画ネタ2連発ですが・・・。

この「働きマン」はモーニングに連載されているそうですが、
男性だけが読むにはもったいない!気がします。
タイトルどおり、出版社でモーレツに働く女の子が主人公。
今は仕事をやめてぐーたらしている私ですが、
こんな彼女みたいに必死に仕事をしていた(自称)時期もあった私には
状況こそ違え、共感できるところがたくさんあって、
おもしろーく読めます。
安野モヨコってもっとすっとんだ恋愛ものばかりかと思っていたら、
大間違いなのね〜と感じさせられた作品でした。
(2005.8.10)

『陽だまりの樹 1〜8巻
    手塚治虫
    小学館文庫
     

とある知り合いの方から、幕末のことを知りたかったら、
まずこの本を読むといいよ、と薦められたので読んでみることにしました。
手塚治虫といえば、日本を代表する漫画家ですが、こんな時代物も
書いているなんて知りませんでした。

手塚治虫が自分の祖先を描いたストーリーに
幕末の魅力的なキャラクターたちが絡み合い、
とても理解しやすい内容に。

実は日本史ではこの江戸幕末から明治にかけて、
さっぱり理解できなかった私ですが、なんとなく時代や思想の流れを
つかむことができました。これを皮切りに他の幕末ものを読んでみると
さらに理解が深まりそうです。
やっぱり手塚治虫はすごい!
(2005.8.8)

『阿修羅のごとく
    向田邦子
    新潮文庫
     

ふと思い立ち、向田作品を読み始めました。
その代表作とも言える「阿修羅のごとく」。

数年前に森田芳光監督によって映画化されたものを見てはいましたが、
今回は、昭和54年ごろにテレビ化されていた時の脚本を読んでみました。
はっきり言って、映画で見たよりもインパクトがとってもあります。
読めば読むほど、その情景が頭の中に浮かび、
とりとめないファミリードラマなのですが、一人一人の心の動きが
とにかく切なく、楽しく伝わってきます。
人間の内面に隠された怖さや強さを感じます。
改めて、向田邦子の作品のすばらしさに圧倒されました。

ちなみにこの作品に関しては、
小説バージョンも文春文庫から出ているようです。
(2005.7.8)

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
身近な疑問からはじめる会計学』
    山田真哉
    光文社新書
     

いろんな本屋でベストセラーとして登場しているこの本。
まず、タイトルに惹かれてしまうのよね〜と私も買ってしまいました。。。

実は会計学を少しかじっている私なのですが、
そんな私でも「言われてみれば」という内容の本でした。

実は普段の生活にしっかり根付いている「会計学」。
改めて考えると「???」な出来事や存在が会計学の立場から見ると
「なるほどね〜」とわかることもあったりして。
普段から数字のセンスを持って生活すると、また違った生活の楽しみが
感じられるようになる、という手引きになると思います。
この数字のセンスを身につけるのが難しいんですけどね。

難しい用語もほとんどないので、会計学を知らなくても全く問題なし!
とっても読みやすいので、数時間もあれば読めてしまいます。
(2005.5.13)

『食に知恵あり』
    小泉武夫
    日経ビジネス人文庫
     

東京農大の教授、小泉氏の本。
発酵食品にとても詳しい先生ですが、
お勉強ができるだけのお方ではなく、
食べ物をとてもおいしそうに食べる先生で、
見ていてこちらまで楽しくなりそうな先生です♪

その先生による食に関するあれこれが
この本に集約されています。
私も食べるだけに飽き足らず、脳みそにも食べ物を詰め込もうと
読み始めましたが、なるほどぉ、と関心することばかり。
現在、うわべばかりの食べ物が多いなか、
ホンモノを見わける力をつけようと読み始めましたが、
科学的、歴史的に「食」について知ることも結構楽しいものです。
知らなかった食べ物もたくさんでてきて、食文化の奥深さも痛感。

(2005.4.10)

『おうちとおでかけ』
    廣瀬裕子
    文藝春秋
     

『Afternoon Tea』のHPで連載されているものを本にされた
廣瀬さんのエッセイ集。

タイトルどおり、おうちの中の小さな幸せと
お出かけしたときの小さな楽しみ、がまとめられています。
温かいミルクティーを飲みながら、「ふぅ」っと読みたくなる本でした。
おいしそうな食べ物もちょこちょこ出てきて、
食いしん坊の私にはたまりませんっ。
(2005.2.25))

『ソニアのショッピングマニュアル』
    ソニア・パーク
    マガジンハウス
     

雑誌やCMで大活躍されている人気スタイリストのソニア・パークさんの本。
サントリーウーロン茶のCMのスタイリストさん、というと解かる人も
多いのでは?

そんなソニア・パークさんがほれ込んでいるいろいろな商品が
載っています。
服や靴・かばんなどファッションから食べ物や雑貨まで幅広くソニア・パークさんがセレクトしたもの。
たくさんのモノがある世の中ですが、ホンモノがたくさん並んでいます。

値段が高くて買えないモノがほとんどですが、見ているだけで楽しく、
いずれ私もこんなモノが持てるといいな、と夢を見させてくれる本でした。
(2005.1.26)

『おいしくてかわいい』
    伊藤まさこ 渡辺有子
    主婦と生活社
     

かわいものをみつける喜び、味わう幸せ
そしてあきびんや缶を利用する楽しみ
おいしくてかわいいものは、3回もうれしい気分が味わえる

という上のコピーに書かれている通り、見た目がかわいくって、
そして味もとってもおいしくって。。。というものが満載の本。
人気スタイリストと料理研究家のお二人のセレクトなだけに
納得の内容。
輸入ものもあれば、和のものもあり、いろいろ楽しめました。
京都のかわいいもの特集もあって、これからのお買い物の参考に
とってもなりました。
またまた欲しいものリストの数が増えそう♪

それにしても最近、こういった見た目も中味も納得できるモノが
どんどん増えてきたような。うれしい世の中です。
(2005.1.13)

『片想い』
    東野圭吾
    文芸春秋
     

東野圭吾さんの最新刊(文庫)。
東野圭吾といえば、どちらかというと
かるーく読めるミステリー作品が多くて、
あまり重いテーマというのはないかと思うのですが、
この作品では結構いろいろなことを考えさせられました。

一言で言ってしまえば、この作品は性同一性障害が
テーマになっています。
最近は、日本でも法律が改正されて、そういった障害を持つ人に
新たな道が開かれてきたようですが、
それだけでは解決できないもっと大きな問題を認識することができました。
単なるミステリーというだけでは片付けられない
いい作品だなぁと思います。
(2004.9.2)

『深紅』
    野沢 尚
    講談社文庫
     

先日、飛び込んできた野沢氏の自殺。
野沢さんの作品はあの有名な「破線のマリス」などでも読んでいたし、
TVドラマでもいろいろ見ていたので、ショックな出来事でした。
(最近、作家さんが亡くなってしまう話をよく聞く気がします。。。)

追悼の意味もこめて、まだ読んでいなかった「深紅」を読んで見ました。
この作品は犯罪被害者の遺族と加害者の遺族との絡み合いが
テーマになっています。
最近、現実の世界でも残酷な事件が増え、被害者遺族の手記なども
目にすることが多くなりました。
被害者遺族のつらい思いはきっと私の想像を超えるものだと思います。
そして、それとあわせて気になるのは、加害者側の親族。
犯罪を犯した人間が罰せられなければならないのは
十分わかっているつもりですが、
加害者親族もおそらく加害者以上につらい思いをしているのだと思います。
なんだかすごい難しい問題を考えさせられる作品になりました。

(2004.8.24)

『ホーム スイーツ クチュリエ.2』
    日本ヴォーグ社
     

ようやく我が家にこの本が届きました。
「1」は手に入れることができなかったので、ぜひとも欲しかった本。
早速本を開いてみれば、「かわいい〜」と悲鳴をあげてしまうような
かわいらしい作品がたくさん並んでいました。

私はまだミシン初心者。
もっともっと腕を磨いて、こんなかわいい小物が
たくさん作れるようになるといいなぁ。

私がちょくちょく愛用させていただいている「CHECK & STRIPE」さんの
生地もいくつか出ています。
あぁ、また生地が欲しくなってきたぁ。
(2004.7.6)

『おいしいコーヒーをいれるために』
    中川ちえ
    メディアファクトリー
     

先日、門前仲町の「カフェ・デザール・ピコ」さんの
コーヒー教室に参加してきたこともあり、
コーヒー熱が少し高まっている私。
前はあまりそそられなかった本でしたが、
読むべきときがやってきました。

この中川ちえさんという方は「中川ワニコーヒー」という
コーヒーやさん(でいいのかしら?)の奥様です。
まだ中川ワニコーヒーを飲んだことがなく、そちらにも興味津々ですが、
この本からは、単なるコーヒーのいれかただけではなく、
コーヒーの時間を楽しむ空気までが伝わってきます。
写真もとっても雰囲気があって、いい感じ。


ちなみに本題の入れ方は、ピコさんで習った入れ方とほとんど同じでした。
(2004.6.2)

『おいしいものをつくるもの
    而今禾=jikonkaの道具たち』
    西川弘修
    米田恭子
    主婦と生活社
     

またまた道具の本です。
三重にある『而今禾』というお店を紹介していただいています。
ステキな器もたくさん載っていますが、その器と料理が
とてもステキに合わさって、さらにステキな空間を生み出しています。

私は器を飾るよりも、使ってこそ!と思っています。
この本では、器を素敵に生かしていらっしゃって、
まさに、そんなお手本を示してくださっているような。

こちらの本では、レシピもいくつか載っていますし、
生活そのものをいろいろ紹介していただいているので、
単なるモノの本というより、人生の本、という感じも(おおげさすぎ?)

それにしても、またいろいろ器が欲しくなっちゃう!
(2004.5.29)

『飛田和緒の10年もの』
    飛田和緒
    主婦と生活社
     

最近、道具にこだわった方々の本が多くでているような。。。
そんな中、飛田和緒さんの道具の本に出会いました。

飛田さんは年齢が私に近いこともあってか、
あまり力が入りすぎず、実用的で、じわじわっと温かみを感じる
道具を揃えているような気がします。

これを見ていると、ミーハーではなく、
着実に仕事をこなしている職人さんの作る道具ってステキだなぁと
感じられます。
また、自分の愛着次第で、道具ってとってもステキなものに
変身するかも。って。

ということで、私も道具は厳選して、そして愛情こめて育てていこうと
思うのです。。。
(2004.5.25)

『Room talk』
    岡尾美代子
    筑摩書房
     

スタイリストとして活躍されている岡尾さんのエッセイ。

力が入っていなくて(これって失礼?)、なんだかほっとする
エッセイです。
日常のささいなことが、とってもステキに見えてくるから不思議。
ポラロイドの写真もとっても雰囲気があって、ステキです。
こういう写真が撮れるようになりたいなぁ。

(2004.5.21)

『お菓子を仕事にできる幸福』
    Tohato 編
    日経BP社
     

お菓子の本と思われちゃいそうですが、
実は、あのお菓子メーカー「東ハト」の本なんです。
東ハトの最高経営責任者の方が社員にクリスマスプレゼントに送った、
という本を出版したものらしいです。

絵本のように、シンプルな本ながら、
そこに詰まった言葉は一つ一つが重みがあり、
これからも「東ハト」のお菓子を食べていきたい!と思える本に
なっています。
こういう会社っていいなぁ。

もちろん、ここに書いてある言葉は、私たちにも当てはまる言葉ばかり。
普段の生活において、ぐちを言ってしまうことを考え直すと、
とっても前向きな生活が送れる気がしてきます。

この本のオリジナルは、飛び出す絵本らしいです。私もそれがほしい〜。

ちなみに右下の写真は、「東ハト」の人気商品「ハバネロ」。大好き♪
(2004.5.17)

『沖縄スタイル』
    竅iえい)出版社
     

私の大好きな沖縄の本(雑誌)。

最近、 沖縄の人気が高まって、沖縄に関する本が増えてきたような
気がします。

今回見つけたこの本は、その沖縄のガイドブックというよりも、
「暮らし」に重点を置いたシリーズになってます。
私たち夫婦もいずれは沖縄に住みたーい!なんて夢を持っていますが、
この本は沖縄に住むことのプラスもマイナスも書いてあります。
とはいえ、プラスなこと100>マイナスなこと5 って感じ。

これを読むとますます沖縄に住みたくなっちゃう♪
(2004.5.14)

『ぼんくら』
    宮部みゆき
     講談社文庫

超売れっ子の宮部みゆきさんの時代小説。

宮部みゆきさんといえば、「火車」など現代ミステリー作品で有名な作家。
私もまずはそんな作品から読みはじめました。
そしてあらかた読みつくしたところで、時代小説も読んでみることに。
今回のぼんくらはちょっと長め(上下2巻)の時代小説ミステリー。
時代こそかわれ、ミステリーのストーリーは現代に置き換えても
全く問題ない感じ。
登場人物のキャラクターもしっかり肉付けされていて、
これからシリーズ展開もあるかも?

読み応えのある宮部ミステリーワールドでした。
(2004.5.12)

『東京五つ星の手みやげ』
    岸 朝子
     東京書籍

本屋さんのレジ前に置いてあって、すんなりとその策略にはまった私。

「おいしゅうございます」で有名な岸朝子さん。そんな方のおすすめの手みやげだから、と思って見てみると、なんと私の大好物のオンパレード。
日ごろから大好きで私も買っているものや、近いうちに買いに行って見たいと思っているものまで、 かなり私のツボにはまっていました。
たとえば、人形町の柳屋の鯛焼きとか長命寺の桜もちとか。。。 とにかくたくさんの手みやげが載っていて、内容充実。
そして、それぞれの品物のちょっとした豆知識が書いてあるので、「なるほど〜」と読み進んでしまいました。 ガイドブックとしても重宝しそうです。
まずは、この本のお店を制覇したくなってきちゃった〜。
(2004.4.19)

『うちの器』
    高橋みどり
     メディアファクトリー

このごろ器がマイブーム。 ただし、知識が全くないので、もう見た目で自分の好みかどうかが重要。 有名な作家さんとか関係なし。

ということで、サブタイトルの「ゆるくてのんきな器たち」に 惹かれて買ってみました。
この方のセレクトしている器は、とにかく難しいこと抜きに ステキなものばかりでとっても参考になりました。
また、取り扱っている器やさんのリストがとても充実しているので、 これからはこれを参考にいろいろ廻ってみようかなぁと思っています。
(2004.4.11)

『白い巨塔』
    山崎豊子
     新潮社

ちょっとミーハーではありますが、最近読み終わりました。全5巻。
ご想像通り、TVを見てから読み始めました。
ドラマ自体もかなり原作に忠実に作られていましたが、でもやはり本はかなり読み応えがありました。
なによりすごいと思ったのは、この作品が書かれたのはかなり前のことだったのに、現代にもしっかり当てはまる内容であること。
山崎さんの取材力にも感服しました。
財前と里見が単なる善と悪に振り分けられないところに、
この作品の重みがあるような。。。
とにかく、ひさびさにずっしり考えさせられる本でした。
(2004.4.7)

『鬼平犯科帳』
    池波正太郎
     文芸春秋

記念すべき第一冊目が鬼平でいいのか疑問ですが、
池波正太郎さんに敬意を表して。

恐ろしいことにこの鬼平シリーズは文庫本バージョンだと
24巻まであります。まだ私は7巻。ということで鬼平を語るには、
まだまだひよっこですが、最近すっかり鬼平ワールドに
はまってます。
私は、簡単に言ってしまうと単なる捕物帳なのですが、
そこに長谷川平蔵という人物の味が加わって、
なぜだかすっかり虜に。
そして、今、BSで鬼平が再放送されているので、こちらにもすっかり
はまってます。中村吉右衛門の魅力にうっとりです!
(2004.2.18)

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