2007年ドラフト補強ポイントを考えてみる(野手篇)
年齢 |
右打ち捕手8名 |
右打ち野手15名 |
左打ち野手12名 |
39 |
矢野 輝弘 |
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金本 知憲 |
38 |
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桧山 進次郎 |
37 |
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36 |
野口 寿浩 |
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35 |
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34 |
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中村 豊 |
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33 |
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今岡 誠 |
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32 |
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高橋 光信 |
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31 |
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秀太
赤星 憲広 |
30 |
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上坂 太一郎
前田 忠節 |
藤本 敦士
葛城 育郎 |
29 |
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浜中 おさむ
関本 健太郎
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林 威助 |
28 |
浅井 良 |
山田 真介
藤原 通 |
庄田 隆弘 |
27 |
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26 |
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鳥谷 敬 |
25 |
狩野 恵輔 |
赤松 真人 |
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24 |
岡崎 太一 |
桜井 広大 |
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23 |
清水 誉 |
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22 |
小宮山 慎二 |
大城 祐二 |
坂 克彦 |
21 |
大橋 雅法 |
高橋 勇丞 |
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20 |
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前田 大和 |
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19 |
橋本 良平 |
野原 将志 |
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18 |
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高浜 卓也
森田 一成 |
平均 |
27.0歳 |
26.9歳 |
28.3歳 |
チーム構成【右打ち左打ちでの分析】
春季キャンプ(宜野座:左8右12)
鳥谷、金本、桧山、林、藤本、坂、赤星、喜田
浅井、矢野、小宮山、狩野
濱中、関本、今岡、前田忠、桜井、藤原、赤松、高橋勇
春季キャンプ(安芸:左3右11)
秀太、葛城、庄田
野口、岡崎、橋本良、清水、大橋
中村豊、大城、野原、上坂、高橋光、前田大
秋季安芸キャンプ参加者(左8右12)
赤星、葛城、藤本、鳥谷、林、坂、喜田、庄田
狩野、岡崎、小宮山、大橋
濱中、関本、上坂、藤原、前田大、桜井、高橋勇、(赤松)
ハワイ・ウィンターリーグ参加者(右1)
浅井、岡崎(浅井と入替り)
新入団(左2右6)
高浜、森田
野原、橋本、清水、大城、高橋光、山田
休養(左3右5)
金本、檜山、秀太
矢野、野口
中村豊、(今岡)、前田忠
()内は怪我・故障による調整
チーム全体として平均年齢は微妙に上がりましたが、右打ち野手は若返っており
年齢構成も問題視する必要は無いでしょう。
問題視すべきは左打ち野手がトレードによる坂の獲得のみで、投手を含めたどの
部門で見ても高齢化は否めません。
左打ち内外野で比較すると内野は平均27.3歳に対し、外野は平均32.5歳と若返り
すべきなのは明らかです!!
ということで高浜・森田を獲得しました(^^)y
次に黄色で示す主力選手に限って見ると、左右共に7名づつとバランスは取れて
いますが、35歳以上の選手が4名おり、世代交代の準備が急がれます。
そのうち捕手は2006年ドラフトにて2名補強しましたが、左打ち野手は赤星の持病
が予断を許さない状況なのは明白であり、大・社ドラフトは左打ち野手、特に中堅を
守れる即戦力外野手に注目です。
因みに35歳以上をピックアップしたのは人間ドック検診が35歳からなので(^^ゞ
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レギュラー |
サポート |
微妙 |
2軍レギュラー |
育成 |
1塁 |
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高橋 光信・(葛城 育郎)・(林 威助) |
藤原 通 |
森田 一成・(岡崎 太一) |
(大橋 雅法) |
2塁 |
関本 健太郎 |
藤本 敦士 |
上坂 太一郎 |
坂 克彦・高浜 卓也 |
大城 祐二 |
3塁 |
今岡 誠 |
(関本 健太郎) |
秀太 |
野原 将志 |
(森田 一成) |
遊撃 |
鳥谷 敬 |
(藤本 敦士) |
前田 忠節 |
前田 大和 |
(高浜 卓也) |
右翼 |
浜中 おさむ |
桜井 広大・(林 威助) |
檜山 進次郎 |
庄田 隆弘 |
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中堅 |
赤星 憲広 |
葛城 育郎・山田 真介 |
中村 豊 |
赤松 真人 |
高橋 勇丞 |
左翼 |
金本 知憲 |
林 威助・(浅井 良) |
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捕手 |
矢野 輝弘 |
野口 寿浩・浅井 良 |
大橋 雅法 |
狩野 恵輔・岡崎 太一・橋本 良平 |
清水 誉・小宮山 慎二 |
チーム構成【迷スカウト蔵さん公認1ポジション4人制による分析】
各ポジション毎に4枠、ここに選手を当て嵌めることにより戦力のダブつきや空白を分析することで、某球団の様な戦力の無駄を無くし、効果的な補強をしていくことに主眼を置きました。
とここまでは例年通りですが盟友からの情報で今年は総入れ換えをするとのこと(@@;)
その手始めとして喜田のトレード、このレベルの選手はその対象になる目安と考えるなら、今年は4枠に加えて微妙という枠を設けて将来的な起用ポジションを重視し、何処にも該当しなさそうな選手を当てはめました。
一塁(2→3名)
基本的にレギュラー枠には外人が入り、サポート枠は右の代打として高橋光を獲得して空白を埋め、育成枠に大橋を入れていました。
今季の起用法として喜田が片岡の穴埋めで葛城と競いつつサポート枠を窺うといった流れを想定していましたが、林の定着と葛城の復調でトレード要員となった感があります。これにより2軍レギュラー枠が空いたので、そこに育成枠として捕手では出番の無い大橋を置くことで出場機会を増やすことを想定しました。
実際の起用は一軍で一塁スタメン出場した藤原と2ポジション目の実戦経験として岡崎が起用され、大橋は練習には参加していますが出番は殆どありません。
その藤原は複数ポジションをこなし昇格回数も多いのですが実績を残しておらず、将来的な起用方法も見えてこないので微妙枠とさせて頂きます。
編成的には2軍レギュラー枠を有効活用させたくなるスラッガータイプを獲得するのが望ましいでしょう。但し一塁しか出来ない選手は潰しが利かないので、他のポジションが出来て尚且つ一塁で出場機会を増やす流れが最良でしょう♪
/* で理想的に高卒3巡目で森田を獲得しました(^^)y */
二塁(5→6名)
決め手に欠けていたポジションですが坂と大城を補強してダブつき感を整理し始めた様です。
今季の起用法として、一軍では関本を軸として状況に応じて藤本を、二軍ではキャラの被っている感のある上坂と大城の競争を想定しました。
実際には坂が2軍レギュラースタートするも鎖骨骨折により離脱し大城が定着、上坂は外野起用が増えています。その大城も腱鞘炎で離脱、入替るように復帰後の坂が不調の藤本を煽る形で一軍昇格を果たしています!!
大城が復帰するまでの間は前田忠・秀太・上坂で埋めていますが、その場しのぎの感は否めません。
ということで二塁手としての上坂は微妙枠とさせて頂きます。
編成的には特に補強を急ぐ状況ではありませんが藤本に物足りなさを感じるので、それを追う坂の競争相手として左打ち内野手を獲得すると面白いと思います(^^)y
/* ということで高卒1巡目で高浜を獲得しました(^^)y */
三塁(3名)
ドラフト1位で野原を獲得し、2軍レギュラーとして起用しています。
今季の起用法として今岡が完全復帰したので関本は二塁で藤本と競争し、三塁はバックアップという流れが想定されます。
実際の起用を見ると秀太が実質サポート枠として機能していましたが降格後、今岡の不調降格しても昇格しておらず関本とアンディーがフォロー、そして二軍レギュラーとして野原を実戦で英才教育しており秀太は二塁で前田忠と出番を分け合っています。
ということで新たに秀太を微妙枠とさせて頂きますが一度に内野手を4名も解雇するとは思えませんので今後の起用に注目です!!
編成的には野原を大型内野手として育成していますが今岡の衰えが予想外に早くなりそうな気配が感じられ、二塁よりも寧ろ三塁の即戦力補強を優先しなければならないのかもしれません。その場合は外国人・FA・トレードによる補強の方が現実的かと思われますが、近い将来には関本の三塁コンバートが想定されるので、寧ろ右打ちの二塁手に物足りなさを感じます。
遊撃(3名)
ここはサポート枠と育成枠が空きです。
今季の起用法として2006年に続き鳥谷のフルイニング出場が想定されますので、サポート枠は空きですが埋める必要性は無く、もしもの時は藤本がバックアップという流れが想定されます。
二軍では大和が二軍レギュラー枠に定着し、長期育成モードに突入した感があり、サポート枠で入るべき前田忠は二軍で主に二塁に就いています。
ということで秀太と同様に前田忠も微妙枠とさせて頂きますが一度に内野手を4名も解雇するとは思えませんので今後の起用に注目です!!
編成的には育成枠が空いていますが、前田大がまだ2年目なのと、遊撃で獲得した野原も居ることで補強の必要性は感じられません。
外野(12名)
中堅に守備重視、両翼に攻撃重視で配置しました。左翼のサポート枠に空きがありますが、金本のフルイニング出場が想定されますので埋める必要性は無く、もしもの時は適正としても左翼であろう林がバックアップという流れが想定されます。
今季の起用法として故障さえなければ赤松に昇格チャンスが与えられ、高橋の出場機会が増えると想定していましたが、実際には赤松は一軍の壁に遭遇しスランプで二軍に逆戻り、高橋も開幕時のスランプが尾を引いているのか波に乗れません。
一軍では何といっても浜中のスランプで回ってきたチャンスを見事に生かした桜井の一軍定着を挙げなければなりません\(^^)/
一方では林の活躍により出場機会が減っている桧山の去就が注目され、一時は喜田のトレードによる左の強打者の不足感から残留、葛城と出場チャンスを競うと見ていましたが、その後も結果を出せていません。逆に微妙枠入りしていた庄田がチャンスを生かし活躍しています♪
ということで庄田に代わり桧山を微妙枠とさせて頂きます。また、山田の加入により遊離軟骨手術で実戦から遠ざかっている中村豊のポジションが奪われる図式が見えてきましたので微妙枠とさせて頂きます。
編成的には桧山の去就およびチャンスを生かしたとはいえ出てくるのが遅かった庄田の将来性を踏まえると左打ち即戦力を獲得するのが望ましいでしょう。また、育成枠が2枠空いており高卒野手を育てる余力が感じられるので都合2名補強を考えても良いでしょう♪
捕手(9→8名)
ポジションの適正上、ここだけは4名ではなく7名がベストかと思いますが、今季は清水・橋本の2名を獲得して世代交代の準備を整える関係で一時的に増えています。
今季の起用法としては2006年と同様のスタートと思われますが世代交代を意識した激しい入替りが想定され、狩野・岡崎は一軍定着のチャンスと共に正捕手としての適正の見極めが為される大事な年になるかと思われます。
実際には一時期の浅井の様に狩野が開幕一軍を掴み定着しています\(^^)/
ここで興味深いのは岡崎と浅井が本業より2ポジション目を重視した起用が多いこと、これは一軍での起用を睨んでの方針であり、コンバートとは意味合いが異なるものと推測します。そして本業には橋本が抜擢され4番を任される試合も多々あります(@@)
その他では橋本の抜擢により大橋は出場機会を増やす為にコンバートされていますが、コンバート先には岡崎が起用されており未だ出番が少ない状況なので微妙枠とさせて頂きます。
それと世代交代による入替りで野口のポジションが奪われるかと予想していましたが、想定外の二軍投手陣の昇格で彼らの球を受けていた安心感を期待しての起用で出番が多くなる嬉しい悲鳴で微妙枠脱出\(^^)/
編成的には人数は十分と思われますが、狩野の奮闘を踏まえても次期正捕手として10年以上レギュラーを張るメンバーかと言えば決め手に欠ける感が否めませんので現有選手とは違った個性の即戦力を獲得するのが望ましいと思います。
ここでのまとめとして、2007年の起用を想定した補強ニーズは
一塁 スラッガータイプ(他ポジションと併用)→森田獲得により済み♪
二塁 左打ちの即戦力(坂の競争相手)→高浜獲得により済み♪
三塁 右打ちの即戦力(今岡の後釜)
遊撃 補強の必要なし
外野 左打ちの即戦力(桧山の後釜および赤星の有事の備え)・育成枠(1名)
捕手 現有戦力と異なる個性の即戦力(狩野・岡崎・浅井・清水の競争相手)
の6→4箇所あり、即戦力が4→3(二塁(済)、三塁、外野、捕手)、育成が2→1(一塁(済)、外野)ということになります。
先の【右打ち左打ちでの分析】を踏まえた優先順位としては
@ 左打ち即戦力外野手(3拍子揃った大卒以上のアスリートタイプが望ましい)
A 外野手だが一塁も出来るスラッガータイプ(素材重視でしっかり育成)→森田獲得により済み♪
B 右打ち即戦力三塁手(大卒以上が望ましいが外国人・FA・トレードも視野)
C 現有選手と異なる個性の捕手(経験豊富な大卒以上が望ましい)
D 左打ち即戦力二塁手(遊撃手を含め走・守に長けた大卒以上が望ましい)→高浜獲得により済み♪
E 将来有望な大型外野手(高卒が望ましい)
B は今岡次第で @ か D になることが想定されます。
C は現有戦力の適正次第で A か E になることが想定されます。
D は坂が藤本を脅かしてくれれば獲得しなくても問題ないでしょう。→高浜獲得により済み♪
と、12/17時点より外野手を、5/25時点より三塁手を一名増やした分析となりました(8/02更新)
ドラフト候補者は育成ポジションとイコールではありません。
今は外野手や捕手あるいは投手でも、入団後コンバートということは普通に行なわれています。
その意味で、
阪神に入団後は何処が空いているのか?(チーム事情)
その選手は何処が適正なのか?(長所をアピールする場)
を考えながら、スカウト気分で試合観戦すると、より楽しく見れると思いますよ〜〜〜♪
桃色は高校生ドラフト終了前までに分析した内容からの更新箇所です