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　洋楽ファンならご存知でしょうが、『THE DARK SIDE OF THE MOON』は有名なアルバムのタイトルで、邦題は『狂気』と名付けられています。
　この企画は鳴尾浜やCATVなどで見た二軍の選手と、スポニチ杯・六大学・東都・大学選手権・都市対抗など観戦して実際に見たドラフト候補を比較して、阪神では活躍出来るかを考えてみました。
　当然、批判的な意見や当事者に失礼になる表現もあるかと思いますが、このページは決して地球にその姿を見せることの無い『月の裏側』の世界、ここに書かれていることは全て管理人の憶測であり、事実無根なのです（BOMB）
　ということで狂人の戯言と思ってお付き合いください（＾＾ゞ

　2005年ドラフトから高卒と大卒・社会人でドラフトが分離され、高校生にあまり興味の無い（正確には金属バットでの成績を鵜呑みに出来無いので投手と野手を平等に見れない）管理人にとっては判り易いドラフトになりました。
　ドラフト候補については様々なHPや雑誌などで知ることは出来ますが、阪神の二軍戦力より上回らなければ1軍への道無しという、強引ではありますが比較対象として判り易い基準を置くことで、ニーズに合った選手を紹介できるものと思っております。
　大学・社会人候補（21〜25歳までで管理人が実際に見た選手）と在籍選手との比較をしつつ、どのくらい候補が挙がるか考えてみます。
　その比較対象となる選手は下記に示す通り、一軍定着前の選手達とさせて頂きました。

右投げ投手：
　今春まで見た中で比較対象の６選手全員より１つでも秀でたものがある選手を挙げてみました。

田澤（新日本石油 21）：　150km/hの直球は即、プロでも通用する伸びと力強さを感じる。
　　　　　　　　　　　　　　　　春先は身体の開きが早かったが都市対抗では修正されていた。長いイニングを投げると掴る傾向あり。
桑原（奈良産大 22）　 ：　２種類のスライダーは杉山を超えると高評価される逸材。
　　　　　　　　　　　　　　　　直球・カーブ・フォークも操るがプロでは低めの制球に苦労するか？
水田（明治大 22）　　　：　久し振りに野田（阪神→オリ）の様なフォークのキレを感じた。制球も良くドラフトではダークホース的存在か。
　　　　　　　　　　　　　　　　しかし今春は直球のキレがイマイチで変化球を見られる傾向あり、尚且つ秋季は不出場。。。
大場（東洋大 22）　　　：　短いイニングでの直球はヘビー級の重さでスタンドインを許さない。
　　　　　　　　　　　　　　　　今春もカーブを有効に使う配給で好調を維持し、ドラフト一位候補として文句なし！！
下敷領（日本生命 24）：　地を這うアンダースローは別枠、低めの制球が社会人レベルでも通用することを印象付けた。
　　　　　　　　　　　　　　　　プロでも通用するかは正直分からないが夢を見させてくれる逸材なのは間違いない。

　同様に比較対象の６選手をタイプ別に比較して遜色ない選手を挙げてみました。

伊代野（阪神タイガース 27）：　サイドスロー
久米（明治大 22）　・　平野（法政大 22）

金村（阪神タイガース 24）：　速球派
佐竹（トヨタ自動車 24）　・　西川（三菱重工神戸 25）　・　村田（大体大 22）

水落（阪神タイガース 22）：　速球派

玉置（阪神タイガース 21）：　速球派


左投げ投手：
　今春まで見た中で比較対象の３選手全員より１つでも秀でたものがある選手を挙げてみました。

加藤（慶応大 22）　　　：　縦スラを含む制球と変則的なフォームは一芸に値する一巡目レベルの左腕。
宮西（関西学院大 22）： 右膝の割れないフォームは小嶋を思わせる。カーブの曲がりが鋭角で速い！！

　同様に比較対象の３選手をタイプ別に比較して遜色ない選手を挙げてみました。

筒井（阪神タイガース 26）：　本格派3/4
田中（ホンダ 24）　・　蓬莱（王子製紙 21）

岩田（阪神タイガース 24）：　本格派
服部（トヨタ自動車 25）　・　根本（横浜商大 22）　･　長谷部（愛知工大 22）　・　古川（明治大 22）

田村（阪神タイガース 23）：　本格派

捕手：
　今春まで見た中で比較対象の５選手全員より１つでも秀でたものがある選手を挙げてみました。

倉重（大阪ガス 24）：　構えた時の安定感は秀逸、高いレベルでの実戦経験をもっと増やして欲しかったが都市対抗は出番なし。。。

　同様に比較対象の５選手を年齢別に比較して遜色ない選手を挙げてみました。

岡崎（阪神タイガース 24）
高橋（JR東日本東北 24）　・　上田（NTT東日本 24）

清水（阪神タイガース 23）

小宮山（阪神タイガース 22）
浜岡（亜細亜大 22）　・　市川（東海大 22）　・　小早川（創価大 22）　・　二葉（トヨタ自動車 22）

大橋（阪神タイガース 21）

右打ち内野手：
　今春まで見た中で比較対象の２選手と比較して遜色ない選手を挙げてみました。

藤原（阪神タイガース 28）：　打撃重視
大澤（法政大 22）　・　大野（西濃運輸 24）

大城（阪神タイガース 22）：　バランス型
谷（日立製作所 22）　・　藤原（上武大 22）　・　森（近畿大 22）　･　荻野（関学大 22）

小窪（青学大 22）：　守では２選手より上、右打ち内野手では総合的にNo.1．

左打ち内野手：
　今春まで見た中で比較対象の２選手をタイプ別に比較して遜色ない選手を挙げてみました。

坂（阪神タイガース 22）：　バランス型

鬼崎（富士重工 24）：　走攻守全てにおいて遜色の無い逸材、ファールで粘れる点も高評価。

右打ち外野手：
　今春まで見た中で比較対象の２選手をタイプ別に比較して遜色ない選手を挙げてみました。

赤松（阪神タイガース 25）：　バランス型

高橋（阪神タイガース 21）：　バランス型
小粥（亜細亜大 22）　・　清田（東洋大 22）　・　宇津野（東邦ガス 24）　・　熊丸（ホンダ熊本 24）

加治前（東海大 22）：　走守は及第点も打は２選手より秀でており右打ち外野手では総合的にNo.1。

左打ち外野手：
　今春まで見た中で庄田と比較して遜色ない選手を挙げてみました。

庄田（阪神タイガース 28）
佐藤（東京ガス 21）　・　上甲（JR東海 21）　・　北村（三菱ふそう川崎 24）　・　野村（日産自動車 24）

小瀬（近畿大 22）：　走力は高評価、守備も由、あとは打撃に力強さが加われば上位候補に。しかし春先の怪我でアピール不足、秋季で巻き返しを！！
坂口（松下電器 24）：　HRを期待しないなら広角打法と守備は買い。しかし春先の怪我により大スランプ。。。
中尾（JR東日本 25）：　走攻は劣らないが肩がいまいちの即戦力。都市対抗での打の安定感はやはり魅力的！！
村上（鷺宮製作所 24）： 都市対抗最大の掘り出し物！！法政時代から強肩・強打は評価しており、やっと実績が伴った＼（＾＾）／
森川（日本新薬 24）： 走攻守すべてで及第点も小柄であるが故に評価し難かったが都市対抗での左翼へのHRで不安を払拭した！！


　とまあ獲得できるか否かは置いといて注目選手を挙げさせて頂きました。
　で、先に検討した補強ポイントを確認してみると野手は、

�@　左打ち即戦力外野手（３拍子揃った大卒以上のアスリートタイプが望ましい）
�A　外野手だが一塁も出来るスラッガータイプ（素材重視でしっかり育成）→森田獲得により済み♪
�B　右打ち即戦力三塁手（大卒以上が望ましいが外国人・FA・トレードも視野）
�C　現有選手と異なる個性の捕手（経験豊富な大卒以上が望ましい）
�D　左打ち即戦力二塁手（遊撃手を含め走・守に長けた大卒以上が望ましい）→高浜獲得により済み♪
�E　将来有望な大型外野手（高卒が望ましい）

　このうち高卒ニーズの�Aと�Eは比較対象が居ないので、この頁では�@�B�C�Dに注目したいと思います。
　投手は左投げの一点なのですが、水落に成長の跡がみられないので右投げ（22歳限定）も挙げてみましょう、ということで

�F　左投げ投手（何枚いても問題ない）
�G　右投げ投手（22歳限定）

　上記より

�@：村上（鷺宮製作所） > 坂口（松下電器） > 中尾（JR東日本） > 小瀬（近畿大）
�B：該当者なし
�C：上田（NTT東日本） > 二葉（トヨタ） > 倉重（大阪ガス）
�D：鬼崎（富士重工）→高浜獲得により済み♪
�F：加藤（慶応大） > 宮西（関学大） > 服部（トヨタ） > 根本（横浜商大） > 蓬莱（王子製紙）
�G：大場（東洋大） > 桑原（奈良産大） > 村田（大体大）

を阪神の補強ポイントを踏まえた注目選手として挙げさせて頂きます＼（＾＾）／

　10/06時点でのドラフト候補と現有戦力を比較して伸びシロを加味しつつ候補を挙げてきました。
　今後開催されるJABA公式大会や秋季リーグ戦などを観戦し、更に有力候補の追加、変更を加えていきたいと思いますのでご意見や情報提供などありましたらこちらに宜しくお願いします（＾＾）／