2008年 支配化選手の戦力分析

助っ人を除く支配下選手について

�@　戦力として計算できる選手：黄色（今季到達予定者は緑色）
　　 投手：規定投球回到達 or 通算150試合登板 or 通算180投球回
　　 野手：規定打席到達 or 通算500試合出場 or 通算1000打席

�A　戦力としてはまだ計算すべきではない選手：水色
　　 投手：通算50投球回未達
　　 野手：通算100打席未達

へもどる

捕手（８名）２･１･１･４
年齢	右打（８名）
40	矢野 輝弘
39
38
37	野口 寿浩
36
35
34
33
32
31
30
29	浅井 良
28
27
26	狩野 恵輔
25	岡崎 太一
24	清水 誉
23	小宮山 慎二
22
21
20	橋本 良平

内野手（17名）７･０･２･８
年齢	左打（７名）	右打（10名）
34		今岡 誠
33		高橋 光信
32	秀太	新井 貴浩
31	藤本 敦士	前田 忠節
30		関本 健太郎
29	平野 恵一	藤原 通
28
27	鳥谷 敬
26
25
24
23	坂 克彦	大城 祐二 田中 慎太郎
22
21		前田 大和
20		野原 将志
19	高浜 卓也 森田 一成

外野手（９名）４･０･３･２
年齢	左打（６名）	右打（３名）
40	金本 知憲
39	桧山 進次郎
38
37
36
35
34
33
32	赤星 憲広
31	葛城 育郎
30	林 威助
29	庄田 隆弘	山田 真介
28
27
26
25		桜井 広大
24
23
22		高橋 勇丞

	ＯＵＴ	ＩＮ
左投げ	吉野、中村泰、三東、田村
右投げ	相木、水落	金村曉、阿部、白仁田、石川、黒田、清原

　優勝を狙える強いチームは規定投球回を投げた実績のある先発が５名は居るものです。
　2007年は４名でスタートし、井川の件もあったので上積みを期待していましたが、実際には規定投球回到達０名という情けない結果に終わりました。
　そんな現状の打開策として中村泰とのトレードで規定投球回経験のある金村曉を獲得しました。これは一にも二にも先発拡充の為です。これにより規定投球回を投げた経験のある先発は下柳・福原・安藤・正田に金村曉を加えた５名となりました。
　登板回数で見ると下柳・金村曉・福原・球児・安藤・久保田が、投球回では８名に金村曉そして新たに能見が達成しています。

　黄色の選手10名のうち、移籍組である下柳・金村曉・正田の３名に対し、生え抜きは福原・安藤・能見・久保田・球児・杉山・江草の７名と生え抜きメインの戦力です♪
　左右の内訳を見ると、左投げは下柳・能見・江草・正田の４名ということで2008年はバランスの取れた陣容と言えるでしょう。

　今季達成しそうな候補を紹介すると、通算登板数では桟原（102）・橋本（99）の順で可能性があり、通算投球回は桟原（128.1）・太陽（124.2）・橋本（117.1）・上園（85.2）・渡辺（58.1）の順で可能性があります。
　ここで過去を振り返ってみると、2005年は10名で開幕し３名増で優勝、2006年は11名で開幕し１名増で２位、2007年は10名で開幕し１名増で３位とシーズン中の増員＝若手の活躍が優勝に不可欠ということが言えるのではないでしょうか？
　となると2008年は最低３名は増員できないと優勝できないことになり、上記候補者から太陽・上園には先発として、桟原・橋本には中継ぎとして特に期待を込めて緑色で表記したいと思います（＾＾）

　また、投手陣全体の底上げも重要であり、水色の選手も最低５名は一軍抜擢しないと不良債権と化してしまいます（2005年は９名⇒2007年は15名）。ここでは2007年にその片鱗を見せてくれた岩田・小嶋・若竹とウィンターリーグ経験者の筒井・玉置を挙げたいと思います♪


　2008年は主軸となるであろう金村曉・下柳は当然として、不振に終わった福原・安藤・正田の復活は必須事項です。それでも先発の不足感は否めないので、既に実績のある杉山・江草・能見には大きな期待を、そして切り札に久保田、、、はＪＦＫ解散になるので最後の手段ですが優勝のキーになる気がするんですよね（＾＾ゞ
　それに上記を踏まえて上園・桟原・橋本・太陽には実績作りを、左投手全員には一軍定着を目指して精進して貰いたいです！！

	ＯＵＴ	ＩＮ
左打ち
右打ち	大橋

　戦力DOWNは大橋ですがこれは仕方のないところでしょうか。
　戦力UPとしては狩野が二軍を卒業して一軍定着が見えてきたところでしょうか（＾＾）

　捕手は矢野、野口、狩野の３名が戦力として来季も一軍ベンチ入りすると思われますが狩野が正捕手として抜擢されるというところまでは辿り着いていません。そんななか浅井が外野併用で出場機会を伺う構図が見えてきており、この様な起用は他の捕手にも想定されるかもしれません。
　矢野や野口が年齢的に戦力として下降線に入ってきた以上、岡田監督の英断が今後の阪神を左右すると言っても過言ではない時期になっています。
　勝ち試合は当然ですが、若手に経験を積ませる為にもベテランの寿命を延ばす意味でも負け試合の作り方が重要になってきますので、大胆な起用を望みます！！

　それにしても３番手以降の捕手が若過ぎますね。選手として一番油の乗った時期であろう30歳前後の選手層が浅井だけでは世代交代が進まないのも頷けますが、こう唱えてもう３年経過してしまいました。。。
　それと２軍に都合５名が在籍することによる起用方法の難しさは昨年同様と思われ、実戦経験を積む時期の選手が多いのに対し出場機会が５等分される様では監督の怠慢と言われても仕方ないのではないしょうか、平田２軍監督！！
　2008年こそ二軍は正捕手の育成を踏まえた大抜擢および出場機会を求めてのコンバートや併用に注目の年となって欲しいものです！！


　まあ何にしても矢野、というより野口にはもうひと頑張りして貰わねばなりません（>_<）／
　そして浅井には浜中のトレードで薄くなった右打ち外野手のバックアップとしてのニーズが期待されますので新境地を切り開いて貰いたいです＼（＾＾）／

	ＯＵＴ	ＩＮ
左打ち		平野、高浜、森田
右打ち	上坂	新井、田中慎

　戦力DOWNは上坂ですがダメージはそれほどでもないでしょう。
　戦力UPはトレードで平野を、そしてFAで新井を獲得しました＼（＾＾）／

　鳥谷の全試合フルイニング出場は昨年途切れてしまいましたが、今季から気持ちを新たに望んで欲しいところです。これは常勝チームには欠かせない要素として、捕手と同様に遊撃が定着していないチームが優勝した記憶が無いからであり、過去の遊撃併用の時代を思い返せばご理解頂けると思います。他の規定打席到達経験者としては今岡・藤本が挙げられますが昨年は鳥谷のみということで、この点でも新井獲得は大きいことが伺われます♪
　通算試合出場で見ると今岡・秀太・藤本・関本に新井と鳥谷が加わり、通算打席では今岡・藤本・鳥谷・関本に新井・平野が加わっています。

　今季到達しそうな候補は残念ながら居ませんが、期待の若手として坂が一軍定着してくれると二塁のレギュラー争いが活性化し、相乗効果が期待できそうなので注目です（＾＾）y

　黄色の選手７名の内訳を見ると、左打ち４名に対し右打３名、白色の選手も含めると左打ち４名に対し右打ち５名と新井の加入でバランスが良くなりました。昨年より断然、選手層が厚くなり高いレベルでの競争が期待できます♪

　2008年は平野が２番に定着することでバリエーション豊富な打線が組める様になるので、今岡の復活と共に楽しみな要素として抑えておきましょう（＾＾）y

	ＯＵＴ	ＩＮ
左打ち
右打ち	中村豊、浜中、赤松

　戦力DOWNは中村豊のコーチ転身そして浜中のトレード放出と一気に計算できる戦力を失いました。
　戦力UPは桜井が二軍卒業して一軍定着が見えてきたところでしょうか（＾＾）

　規定打席到達は全試合フルイニング出場の金本と赤星に経験者の桧山・葛城が挙げられます。
　通算試合出場で見ると葛城を除く３名、通算打席は４名全員となります。

　今季到達しそうな候補は残念ながら居ませんが、林の一軍定着により懸案である左打ち主力の世代交代（金本・桧山）に目処が立ち、桜井の台頭で頭打ちだった右打ち野手に明るい兆しが見えてきます（＾＾）

　黄色の選手４名の内訳を見ると、左打ちは４名に対し右打ちは０名と致命的な状況となりました。桜井への期待はあれど外国人による補強は必須と言えます！！
　金本と林は病み上がり、赤星もフル出場を期待できないことを踏まえると、危機管理の意味でも補強は切実です！！


　2008年は外野が一番不安視される分析結果となりました。編成は常に主力が離脱することを想定した補強を考えなければなりません。その意味で助っ人外国人の出来如何で赤星が不調の際にはセンターを、桜井の蓄積疲労によるスランプの際にはライトを、金本にもしものことが起こったら、、、そのときは優勝を諦めましょう（BOMB）
　いずれにしても右打ち強肩外野手は是非とも欲しい（＞＜）／

ということでフォード選手を獲得しました＼（＾＾）／