2009年ドラフト補強ポイントを考えてみる(野手篇)
野手(37名) |
年齢 |
右打ち捕手6名 |
右打ち野手15名 |
左打ち野手16名 |
41 |
矢野 輝弘 |
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金本 知憲 |
40 |
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桧山 進次郎 |
39 |
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38 |
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37 |
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36 |
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35 |
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今岡 誠 |
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34 |
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高橋 光信 |
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33 |
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新井 貴浩 |
秀太
赤星 憲広 |
32 |
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前田 忠節 |
藤本 敦士
葛城 育郎 |
31 |
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関本 健太郎
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林 威助 |
30 |
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浅井 良
藤原 通 |
平野 恵一
庄田 隆弘 |
29 |
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水田 圭介 |
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28 |
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鳥谷 敬 |
27 |
狩野 恵輔 |
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26 |
岡崎 太一 |
桜井 広大 |
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25 |
清水 誉 |
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野原 祐也 |
24 |
小宮山 慎二 |
田中 慎太郎 |
大城 祐二
坂 克彦 |
23 |
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高橋 勇丞
上本 博紀 |
柴田 講平 |
22 |
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前田 大和 |
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21 |
橋本 良平 |
野原 将志 |
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20 |
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高浜 卓也
森田 一成 |
19 |
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藤井 宏政 |
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平均 |
27.3歳 |
27.5歳 |
29.5歳 |
チーム構成【右打ち左打ちでの分析】
春季キャンプ(宜野座:左10右9)
金本、桧山、赤星、藤本、葛城、平野、鳥谷、林、庄田、坂
矢野、狩野、岡崎、清水
今岡、新井、関本、桜井、大和
春季キャンプ(安芸:左5右12)
秀太、大城、柴田、高濱、森田
小宮山、橋本良
浅井、高橋光、前田忠、藤原、高橋勇、上本、野原将、野原祐、田中慎、藤井
新入団(左2右3)
上本、藤井、水田(途中入団)
柴田、野原祐
ウィンターリーグ参加者(ハワイ:左0右0)
秋季キャンプ参加者(安芸:左5右8)
狩野、岡崎、清水
平野、鳥谷、林、庄田、坂
浅井、桜井、藤原、高橋勇、大和
秋季キャンプ参加者(鳴尾浜:左5右5)
小宮山、橋本良
藤本、葛城、大城、高濱、森田
高橋光、前田忠、田中慎
休養(左4右5)
矢野(右肘クリーニング手術)
金本(左膝クリーニング手術)、桧山、赤星、秀太
今岡、新井、関本、野原将(左腓骨剥離骨折)
()内は怪我・故障による調整
チーム全体として平均年齢は微妙に上がりましたが、アラ4〜が来年も健在ということで問題視する必要は無いでしょう(^^ゞ
左右の内訳を見ると、浅井の外野専任と大城の左打席重視の方針によりバランスが取れてきた印象があります。
実際に戦力として計算できる黄色で示す主力選手に限って見ると左打ち8名に対し右打ち5名、ということで目先の補強は右打者となります。白色・緑色で示す選手を含めると左打ち9名に対し右打ち9名となり、成長段階の右打ち野手が多いことが伺えます。これは実績を積む段階なので、浅井・狩野・桜井の成長度合いによっては補強ポイントとして検討することになり、優先順位はオフの時点では高くはないとも言えます。
寧ろ左打者はレギュラー予備軍不足が懸念されるので長期的補強ポイントとして層を厚くしていきたいところです。
以上より上位指名に見合う即戦力右打者がドラフト候補に居れば獲る、居なければ無利せず長期的視野で左打者を獲って層を厚くする方向性が見えてきます。
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レギュラー |
サポート |
2軍レギュラー |
育成 |
ニュートラル |
1塁 |
新井 貴浩 |
葛城 育郎・高橋 光信 |
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田中 慎太郎・森田 一成 |
今岡 誠
秀太
藤本 敦士
前田 忠節
藤原 通 |
2塁 |
平野 恵一 |
(関本 健太郎) |
坂 克彦・上本 博紀 |
大城 祐二 |
3塁 |
関本 健太郎 |
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野原 将志 |
藤井 宏政 |
遊撃 |
鳥谷 敬 |
水田 圭介 |
前田 大和 |
高浜 卓也 |
右翼 |
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浅井 良・桜井 広大 |
高橋 勇丞 |
(大城 祐二) |
檜山 進次郎
庄田 隆弘 |
中堅 |
赤星 憲広 |
(葛城 育郎)・(平野 恵一) |
柴田 講平 |
(高浜 卓也) |
左翼 |
金本 知憲 |
林 威助 |
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野原 祐也 |
捕手 |
矢野 輝弘 |
狩野 恵輔 |
岡崎 太一・清水 誉 |
橋本 良平・小宮山 慎二 |
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チーム構成【迷スカウト蔵さん公認1ポジション4人制による分析】
各ポジション毎に4枠、ここに選手を当て嵌めることにより戦力のダブつきや空白を分析することで、某球団の様な戦力の無駄を無くし、効果的な補強をしていくことに主眼を置きました。因みにここでは監督の起用法は無視、あくまでも編成としてのバリエーションを基準としています。
尚、今季は育成枠の人員増により、ニュートラル枠を新設しました。
一塁(5名)
今季の起用法としては昨年の起用法と変わりなく、一軍では新井を軸に、サポート枠は右の高橋光、左の葛城を配置しました。
二軍レギュラー枠は不在とし、育成枠の田中慎と森田でレギュラー枠を争う図式にしています。バリエーションとして捕手の2ポジション対応で打席数を稼ぐことも想定されるでしょう。
編成的には特に補強の必要性は感じられません。
二塁(4名)
今季の起用法としては昨年の起用法と変わりなく、一軍では平野を軸に状況に応じて関本を配置しました。
二軍レギュラー枠は坂と上本の昇格競争を想定し、その後を大城が追う図式にしています。バリエーションとして大和の2ポジション対応を想定しました。
編成的には昨年の補強ポイントだった右打ち即戦力として上本を獲得したので補強の必要性は感じられません。
三塁(3名)
今季の起用法として、一軍では関本を軸にバルディリスとの競争が想定されるので、国産サポート枠はあえて不在としています。
二軍レギュラー枠は野原将を配置し、育成枠に藤井を配置しました。
編成的には右打者ばかりなのと、サポート枠が空いていますが野原将が昇格レベルまで達していないと感じられるので、左打ちのスラッガーを補強したいところです。
遊撃(4名)
今季の起用法としては昨年の起用法と変わりなく、一軍では鳥谷のフルイニング出場が想定されるのでサポート枠は空席としていましたが、右打ち野手の補強方針で水田をトレードにより獲得しました。
二軍レギュラー枠は大和を配置し、育成枠は両膝をリハビリ中の高浜を配置しました。
編成的には大和・高浜と充実しており補強の必要性は感じられません。
外野(8名)
中堅に守備重視、両翼に攻撃重視で配置しました。
今季の起用法としては昨年の起用法と変わりなく、一軍では左翼は金本のフルイニング出場が想定されますので、サポート枠はポスト金本の筆頭であろう林を入れていますが、右翼でレギュラー獲りを狙うことになるでしょう。中堅には赤星、サポート枠に代役として平野を軸に攻撃のバリエーションとして葛城を想定しました。右翼は外国人による補強が想定されますが、サポート枠として昨年も期待していた桜井・林に裏切られてしまったので浅井を含めレギュラー争いしてくれないと先が思い遣られます。。。
二軍レギュラー枠は高橋勇・柴田が一軍の代走・守備要員をまずは目指すことが想定されます。育成枠は野原祐とリハビリ中の高浜と二塁と兼務で大城を配置しました。
編成的には浅井の本格的なコンバートと外国人の補強により一軍は一応の目処が付きますが、二軍も高橋勇だけでは寂しいので右打ちの即戦力を獲得して高橋勇と競争させるのが望ましいでしょう。また、全体的に外野手自体が少ないので育成枠を増やしても問題ありません。
捕手(6名)
ポジションの適正上、ここだけは4名ではなく7名がベストかと思います。
今季の起用法としては世代交代を意識した激しい競争を期待しつつ、サポート枠の狩野を筆頭に二軍レギュラー枠の岡崎・清水は一軍定着のチャンスと共に正捕手として適正が見極めれる大事な年になるかと思われます←昨年も言いましたが全く進まなかった(ーーメ)
育成枠に配置した小宮山は一軍投手に力負けしない打撃が身に付けば一気に正捕手の本命に躍り出るとみています。
編成的には野口のFAにより今季の構想から1名欠員が出来てしまったのと、次期正捕手として10年以上レギュラーを張るメンバーかと言えば決め手に欠ける感が否めないので正捕手を意識できる即戦力を獲得するのが望ましいと思います。もし即戦力がいなくても正捕手として育てたくなる高卒の逸材なら獲るタイミングと言えるでしょう。
ここでのまとめとして、2009年の起用を想定した補強ニーズは
一塁 補強の必要なし
二塁 補強の必要なし
三塁 左打ちのスラッガータイプ、左投げの場合は新井を三塁に回して一塁に据えることも将来的には可
遊撃 補強の必要なし
外野 右打ち即戦力(高橋勇の競争相手)と育成枠
捕手 正捕手を意識できる即戦力(狩野・岡崎・清水・小宮山の競争相手)もしくは高卒の逸材
の3箇所あり、即戦力が3(三塁、外野、捕手)、育成が1(外野)ということになります。
先の【右打ち左打ちでの分析】を踏まえた優先順位としては
@ 正捕手を意識できる即戦力(経験豊富な大卒以上が望ましく左打ちなら尚良し)
A 右打ち即戦力外野手(高橋勇の競争相手として3拍子揃ったアスリートタイプの大卒以上が望ましい)
B 左打ち即戦力三塁手(大卒以上が望ましいが上位指名に相応しい高卒の逸材も可)
C @が獲得できなかった場合、正捕手として育てたくなる逸材(高卒が望ましい)
D 走・守に秀でた将来有望な外野手(高卒が望ましい)
ドラフト候補者は育成ポジションとイコールではありません。
今は外野手や捕手あるいは投手でも、入団後コンバートということは普通に行なわれています。
その意味で、
阪神に入団後は何処が空いているのか?(チーム事情)
その選手は何処が適正なのか?(長所をアピールする場)
を考えながら、スカウト気分で試合観戦すると、より楽しく見れると思いますよ〜〜〜♪