2009年 支配化選手の戦力分析

助っ人を除く支配下選手について

�@　戦力として計算できる選手：黄色（今季到達予定者は緑色）
　　 投手：規定投球回到達 or 通算150試合登板 or 通算180投球回
　　 野手：規定打席到達 or 通算500試合出場 or 通算1000打席

�A　戦力としてはまだ計算すべきではない選手：水色
　　 投手：通算50投球回未達
　　 野手：通算100打席未達

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捕手（６名）１･０･１･４
年齢	右打（６名）
41	矢野 輝弘
40
39
38
37
36
35
34
33
32
31
30
29
28
27	狩野 恵輔
26	岡崎 太一
25	清水 誉
24	小宮山 慎二
23
22
21	橋本 良平

内野手（19名）７･０･２･10
年齢	左打（８名）	右打（11名）
34		今岡 誠
34		高橋 光信
33	秀太	新井 貴浩
32	藤本 敦士	前田 忠節
31		関本 健太郎
30	平野 恵一	藤原 通
29
28	鳥谷 敬
27
26
25
24	大城 祐二 坂 克彦	田中 慎太郎
23		上本 博紀
22		前田 大和
21		野原 将志
20	高浜 卓也 森田 一成
19		藤井 宏政

外野手（11名）４･１･２･４
年齢	左打（８名）	右打（３名）
41	金本 知憲
40	桧山 進次郎
39
38
37
36
35
34
33	赤星 憲広
32	葛城 育郎
31	林 威助
30	庄田 隆弘	浅井 良
29
28
27
26		桜井 広大
25	野原 祐也
24
23	柴田 講平	高橋 勇丞

	ＯＵＴ	ＩＮ
左投げ	正田	中村泰、木興
右投げ	橋本、伊代野	久保、蕭、西村、吉岡

　優勝を狙える強いチームは規定投球回を投げた実績のある先発が５名は居るものです。2008年は５名でスタートしたものの、金村曉のお約束の故障（ハム時代の通称ガラスのエースは阪神でも健在）、正田の不振脱出ならずで一軍登板０、福原のありえない骨折による離脱といった逆風の中、秋季キャンプから注目されていた岩田が春季キャンプでも好調を維持して開幕からローテーション入りしました。それに加えてトレードにより久保を獲得したことで規定投球回を投げた経験のある先発は下柳・福原・安藤・金村曉に岩田、久保を加えた６名となりました。
　登板回数で見ると新たに江草が加わって７名、投球回では岩田以外の10名となっています。

　黄色の選手11名のうち、移籍組である下柳・金村曉・久保の３名に対し、生え抜きは福原・安藤・能見・久保田・球児・杉山・江草・岩田の８名と生え抜きメインの戦力です♪
　左右の内訳を見ると、左投げは下柳・能見・江草・岩田の４名ということで2009年もバランスの取れた陣容と言えるでしょう。

　今季達成しそうな候補を紹介すると、通算登板数では渡辺（119）・桟原（102）の順で可能性があり、通算投球回は太陽（135.2）・上園（128.2）・桟原（128.1）・渡辺（125.2）の順で可能性があります。
　ここで過去を振り返ってみると、2005年は10名で開幕し３名増で優勝、2006年は11名で開幕し１名増で２位、2007年は10名で開幕し１名増で３位、そして2008年も10名で開幕し１名増で２位と、シーズン中の増員＝若手の活躍が優勝に不可欠と言えるのではないでしょうか！！
　となると2009年は２名増員することで優勝できることになり、上記候補者から上園には先発として、渡辺には中継ぎとして期待したいと思います。しかし期待通りに行かないのがペナントレースなので太陽・桟原にはしっかりしてもらわないと困ります！！

　また、投手陣全体の底上げも重要であり、水色の選手も最低５名は一軍抜擢しないと不良債権と化してしまいます（2005年は９名⇒2008年は15名）。ここでは2008年にその片鱗を見せてくれた石川・玉置に加えて筒井・白仁田・若竹を挙げたいと思います♪

　2009年は主軸となるであろう下柳・安藤・岩田は当然として、不振に終わった福原・金村曉の復活は必須事項です。それでも先発の不足感は否めないので、先発転向を示唆している久保田には昨年同様、優勝のキーマンとして大きな期待を寄せていたのに前半戦絶望！？
　となると久保田と共に期待している阿部を優勝のキーマンとして推したいと思います。それに上記を踏まえて渡辺・上園には更なる実績作りを、そしてトレードされてきたばかりですが久保への期待は大きくなるばかりなので精進して貰いたいです！！

	ＯＵＴ	ＩＮ
左打ち
右打ち	野口

　戦力DOWNは野口ですがこれは仕方のないところでしょうか。
　戦力UPはなしと寂しい一年でした。。。

　捕手は野口の移籍で２番手以降が混沌とした状況となり、今季のベンチ入りは全く読めません。毎年言ってることですが、矢野が年齢的に戦力として下降線に入ってきた以上、真弓監督の英断で次期正捕手を決めて欲しいと思います。その為は勝ち試合は当然ですが、若手に経験を積ませる為にも矢野の寿命を延ばす意味でも負け試合の作り方が重要になってきますので、その際には大胆な起用を望みます！！

　それにしても２番手以降の捕手が若過ぎますね。選手として一番油の乗った時期であろう30歳前後の選手層が不在では世代交代が進まないのも頷けますが、こう唱えてもう４年経過してしまいました。。。
　それもこれも平等に出場機会を設けて重点育成してこなかった監督の怠慢と言われても仕方ないのではないしょうか、平田２軍監督！！

　2009年の二軍は正捕手の育成を踏まえた大抜擢の年となって欲しいものです。そして真弓監督が使いたくなる様な選手が一人でも多く昇格してくれることを切に願います！！

	ＯＵＴ	ＩＮ
左打ち
右打ち		上本、藤井

　戦力DOWNはなく、戦力UPは新人の上本でしょうか。しかしながら新人に頼る様では優勝争いは期待できません。やはり働くべき選手が働いてこそ戦う形ができるというものです♪
　2008年は鳥谷の全試合フルイニング出場により常勝チームには欠かせないセンターラインの安定（矢野・赤星・平野が規定打席到達）という形ができました。他の規定打席到達経験者としては今岡・新井・藤本・平野に関本が加わり６名となりました。
　通算試合出場で見ると平野が加わって７名に、通算打席では秀太を除く６名となっています。

　今季到達しそうな候補は残念ながら居ませんが、期待の若手として2008年に引き続き坂が一軍定着してくれると二塁のレギュラー争いが活性化し、相乗効果が期待できそうなので注目です（＾＾）y

　黄色の選手７名の内訳を見ると、左打ち４名に対し右打３名、白色の選手も含めると左打ち４名に対し右打ち５名とバランスが良く、選手層もそれなりに厚く見えます。
　しかしながら今岡の２年連続での不振により、新井が加入して埋まった筈の右打者不足が再燃しそうです。この不安を解消してくれる戦力としてバルディリスの成長に期待したいと思います♪

　2009年はバルディリスと共に楽しみな要素として抑えておきましょう（＾＾）y

	ＯＵＴ	ＩＮ
左打ち		柴田、野原祐
右打ち	山田

　戦力DOWNは山田ですが柴田の加入で守備面のマイナスは感じられません。
　戦力UPは浅井が外野手専任となったところでしょうか。成長が期待されていた林・桜井が故障による出遅れで停滞してしまったのは誤算でした。また、2008年の懸案事項であった右打ち強肩外野手のニーズに対する穴埋めはフォードの解雇により今季に持ち越されています。

　規定打席到達は全試合フルイニング出場の金本と赤星に経験者の桧山・葛城が挙げられます。
　通算試合出場で見ると葛城が加わって４名に、通算打席は４名全員となります。

　今季到達しそうな候補を紹介すると、通算打席数で林（690）に可能性があり、一軍定着することにより懸案である左打ち主力の世代交代（金本・桧山）に目処が立ちますので、期待を込めて緑色で表したいと思います。それと浅井の外野手専任に伴なう桜井との競争は外野手の層を厚くするだけでなく、慢性的な右打ちスラッガー不足を払拭できるかの分岐点になってきそうな気がします（＾＾ゞ

　黄色の選手４名の内訳を見ると、左打ちは４名に対し右打ちは０名と致命的な状況なのは昨年と変りません。桜井への期待はあれど外国人による補強は必須と言えます！！
　金本も赤星も古傷を抱えながらの出場となることを踏まえると、危機管理の意味でも補強は切実です！！

　2009年も外野が一番不安視される分析結果となりました。編成は常に主力が離脱することを想定した補強を考えなければなりません。その意味で助っ人外国人の出来如何で赤星が不調の際にはセンターを、桜井の蓄積疲労によるスランプの際にはライトを、金本にもしものことが起こったら、、、そのときは優勝を諦めましょう（BOMB）

ということで今季もメンチ選手を獲得しました＼（＾＾）／