ドラフト補強ポイントを考えてみる（投手編）

チーム構成（右投げ左投げでの分析）

春季キャンプ（宜野座：左６右12）
下柳、能見、江草、岩田、筒井、藤原
金村曉、福原、安藤、藤川、杉山、久保田、久保、渡辺、上園、蕭、西村、二神

春季キャンプ（安芸：左２右13）
小嶋、高田
桟原、阿部、白仁田、石川、黒田、鶴、若竹、横山、清原、秋山、金村大、玉置、吉岡

新入団（左２右２）
藤原、高田
二神、秋山

アリゾナリーグ参加者（アメリカ：左０右２）
阿部、西村

秋季キャンプ参加者（安芸：左４右10）
能見、江草、岩田、筒井
福原、安藤、杉山、久保田、渡辺、上園、石川、蕭、鶴、若竹

秋季キャンプ参加者（鳴尾浜：左０右６）
桟原、白仁田、黒田、横山、金村大、吉岡

休養（左２右５）
下柳、小嶋（左膝半月板形成術のリハビリ）
金村曉、藤川、久保、清原（右肩の違和感）、玉置（右肘尺骨神経手術のリハビリ）

（）内は怪我・故障による調整

　チーム全体としては昨年に比べ平均年齢が１歳上がりましたが、元々若手主体なので若返りにナーバスになる必要はないと思われます。この点で大量指名の必要はないと言えるでしょう。

　次に左右の内訳を見ると、左投手は構成面で不足しています。年齢構成も右投手より高いので今季も補強ポイントとしては外せません。但し、人数合せで高卒投手を下位指名するのは過去の失敗から止めるべきです。
高卒左腕を獲得するなら上位指名、これは阪神ファンの常識です！！
　右投手は平均年齢が若い割にレギュラークラスが多く油の乗り始めといった感があり、長期に渡って戦力維持できる体制にあると言えます（＾＾）y

　実際に戦力として計算できる黄色で示す選手に限って見ると左投手は４名、右投手は８名とバランスは取れていますが、白色・緑色で示す選手を含めると左投手５名、右投手11名と一年を通じての戦力という意味でも左投手の不足感は否めません。
　下柳の将来的去就を踏まえると今季も左投手のニーズは高く、５年連続上位指名で江草・筒井・能見・岩田・小嶋を獲得した補強方針は正しく今後も現有戦力が底上げされるまで続けなければなりません。

　上位指名は迷わず左投手獲得に使いましょう！！
　右投手は今季も気楽に考えて良いでしょう♪

投手（33名）
年齢	左投（８名）	右投（25名）
42	下柳剛
41
40
39
38
37
36
35
34		福原忍金村曉
33		安藤優也
32
31	能見篤史
30	江草仁貴	久保田智之藤川球児杉山直久久保康友
29	筒井和也	渡辺亮
28		桟原将司
27	岩田稔	金村大裕
26		上園啓史阿部健太
25	小嶋達也高田周平	白仁田寛和石川俊介蕭一傑
24		玉置隆黒田祐輔西村憲吉岡興志
23	藤原正典	二神一人鶴直人若竹竜士
22		横山龍之介
21		清原大貴
20
19		秋山拓巳
平均	29.0歳	26.4歳