直線上に配置
2011年ドラフト補強ポイントを考えてみる(投手篇)

トップ アイコン
へもどる

直線上に配置
チーム構成(右投げ左投げでの分析)

春季キャンプ(宜野座:左9右8)
加藤、能見、川崎、岩田、下柳、筒井、小嶋、藤原、榎田
渡辺、藤川、福原、久保田、久保、小林宏、鶴、

春季キャンプ(安芸:左2右17)
高田、島本
上園、阿部、西村、白仁田、二神、若竹、横山、清原、秋山、一二三、岩本、玉置、吉岡

新入団(左3右3)
加藤、
榎田、
島本
小林、一二三、岩本

秋季キャンプ参加者(安芸:左5右7)

岩田、川ア、
筒井、小嶋、藤原
上園、阿部、鶴、蕭、横山、清原、秋山


秋季キャンプ参加者(鳴尾浜:左1右6)
高田
西村、白仁田、二神、若竹、玉置、吉岡

休養(左2右9)
下柳、能見
福原、安藤、久保田、藤川、久保、渡辺、杉山(右肘形成術)、
石川(右肘関節形成術)桟原(左膝関節鏡視下クリーニング術)


()内は怪我・故障による調整

 2011から6歳以上離れた選手は平均年齢に含まない計算とします。よって
下柳は神の領域ということで(^^)

 昨年に比べ若干右投手の平均年齢が上がりましたが、若返りにナーバスになる必要はないと思われます。その点では大量指名の必要はないと言えるでしょう。

 次に左右の内訳を見ると、例年指摘していた左投手不足は榎田の獲得で解消した感があり、補強ポイントの優先順位は下げても問題ないでしょう。継続事項として高卒左腕を獲得するなら上位指名、これは阪神ファンの常識として♪

 実際に戦力として計算できる
黄色で示す選手に限って見ると左投手は5名、右投手は9名とバランスは取れており、白色・緑色で示す選手を含めると左投手6名、右投手12名と一年を通じての戦力という意味で一見、体裁は整っている様に見えます。
 しかし右投手に以下の三点で危険な兆候が見えてきています。
1.福原・安藤の明らかな下り坂傾向
2.杉山・桟原の故障離脱(稼ぎ時の年代故に勿体無い)
3.25〜26歳の層の薄さ
(計算できるのが西村だけ)
 1は世代交代の意識付けとしてドラフト補強の根幹となることです。2もある意味付きものですから外国人補強、場合によってはトレードで補うことになるでしょう。
 問題は3で、これは1とリンクする話なのは編成を考える方ならピンとくると思います。
 放っておいても戦力になる選手は早い段階で頭角を現します。しかし育成が必要な選手はこの辺で頭角を現さないと球団の育成下手が露呈され、世代交代がままならず即戦力指向が延々と続くことになるのです。

 石川は手術明けで無理は禁物ですが、白仁田と蕭が今年出てこないとオフは即戦力指向でドラフトに望まなければならなくなりますので、彼らの活躍に注目してください。
 
投手(36名
年齢 左投(11名 右投(25名)
43 下柳 剛  
42    
41    
40    
39    
38    
37    
36    
35   福原 忍
34   安藤 優也
33 加藤 康介 小林 宏之
32 能見 篤史  
31   久保田 智之
藤川 球児
杉山 直久
久保 康友
30 川ア 雄介
筒井 和也
渡辺 亮
29   桟原 将司
28 岩田 稔  
27   上園 啓史
阿部 健太
26 小嶋 達也
高田 周平
白仁田 寛和
石川 俊介
蕭 一傑
25 榎田 大樹 西村 憲
玉置 隆

吉岡 興志
24 藤原 正典 鶴 直人
二神 一人
若竹 竜士
23   横山 龍之介
22   清原 大貴
21    
20   秋山 拓巳
19 島本 浩也 一二三 慎太
岩本 輝
平均 27.3歳 27.0歳