2012年ドラフト補強ポイントを考えてみる(野手篇)
野手(38名) |
年齢 |
右打ち野手23名 |
左打ち野手15名 |
44 |
|
金本 知憲 |
43 |
|
桧山 進次郎 |
37-42 |
|
|
36 |
城島 健司
藤井 彰人
新井 貴浩 |
|
35 |
|
|
34 |
関本 賢太郎
|
林 威助 |
33 |
浅井 良 |
平野 恵一 |
32 |
|
|
31 |
|
鳥谷 敬 |
30 |
狩野 恵輔 |
|
29 |
新井 良太
岡崎 太一 |
|
28 |
清水 誉 |
野原 祐也 |
27 |
黒瀬 春樹
小宮山 慎二
黒田 祐輔 |
坂 克彦 |
26 |
上本 博紀 |
柴田 講平 |
25 |
前田 大和
藤川 俊介
甲斐 雄平 |
田上 健一 |
24 |
野原 将志
橋本 良平 |
荒木 郁也 |
23 |
|
森田 一成
伊藤 隼太
広神 聖哉 |
22 |
藤井 宏政 |
|
21 |
原口 文仁 |
|
20 |
一二三 慎太
中谷 将大
穴田 真規 |
阪口 哲也 |
19 |
|
西田 直斗 |
平均 |
27.1歳 |
25.8歳 |
チーム構成【右打ち左打ちでの分析】
|
OUT |
IN |
左打ち |
葛城 |
伊藤隼、西田、広神 |
右打ち |
桜井、田中 |
一二三 |
春季キャンプ(宜野座:左7右13)
金本、桧山、鳥谷、平野、田上、森田、伊藤隼
新井貴、藤井彰、城島、関本、新井良、黒瀬、上本、大和、俊介、岡崎、清水、小宮山、中谷
春季キャンプ(安芸:左8右10)
林、坂、柴田、野原祐、荒木、西田、広神、坂口
浅井、狩野、甲斐、野原将、橋本、原口、一二三、黒田、藤井宏、穴田
秋季キャンプ参加者(安芸:左4右10)
小宮山、清水、原口
柴田、田上、荒木、森田
新井良、黒瀬、上本、大和、俊介、中谷、藤井宏
秋季キャンプ参加者(鳴尾浜:左3右6)
岡崎(左手中手骨付近の負傷リハビリ)、橋本(右ひじ痛のリハビリ)
林、野原祐(ひじ死球のリハビリ)、坂口
浅井、一二三(右肩痛のリハビリ)、黒田、穴田
海外(右2)
甲斐、野原将
休養(左5右5)
藤井彰、城島(左ひざ再手術と右ひじ靱帯損傷のリハビリ)
金本、桧山、鳥谷、平野、坂(右ひじ関節の形成術)
新井貴、関本、狩野(腰痛のリハビリ)
()内は怪我・故障による調整
2011から6歳以上離れた選手は平均年齢に含まない計算とします。よって金本・桧山は神の領域ということで(^^)
チーム全体として右打者の平均年齢が1歳上がり、左打者は1歳若返りました。
左右の内訳を見ると左打者を重点的に補強してバランスは取れましたが、まだ神の領域の両名は健在なので多めにするくらいが今は丁度良いと思われます。
実際に戦力として計算できる黄色で示す主力選手に限って見ると左打ち5名に対し右打ち4名でバランスは良さそうですが、白色・緑色で示す選手を含めると左打ち7名に対し右打ち11名となり、左打者の世代交代は安泰とは言えません。
今季は伊藤の一軍定着が必須条件であり、上手く行かなかったら2011年と同様に即戦力左打ち野手の補強は優先されるでしょう。
|
レギュラー |
サポート |
2軍レギュラー |
育成 |
ニュートラル |
1塁 |
新井 貴浩 |
新井 良太・森田 一成 |
|
|
檜山 進次郎
林 威助
城島 健司
狩野 恵輔
清水 誉
橋本 良平 |
2塁 |
平野 恵一 |
上本 博紀 |
荒木 郁也 |
坂 克彦・阪口 哲也 |
3塁 |
関本 賢太郎 |
黒瀬 春樹 |
西田 直斗・野原 将志 |
穴田 真規 |
遊撃 |
鳥谷 敬 |
前田 大和 |
藤井 宏政 |
|
右翼 |
|
浅井 良 |
中谷 将大 |
一二三 慎太 |
中堅 |
柴田 講平 |
藤川 俊介・田上 健一 |
甲斐 雄平・黒田 祐輔 |
|
左翼 |
金本 知憲 |
伊藤 隼太 |
野原 祐也 |
|
捕手 |
藤井 彰人 |
岡崎 太一・小宮山 慎二 |
原口 文仁 |
広神 聖哉 |
チーム構成【迷スカウト蔵さん公認1ポジション4人制による分析】
各ポジション毎に4枠、ここに選手を当て嵌めることにより戦力のダブつきや空白を分析することで、某球団の様な戦力の無駄を無くし、効果的な補強をしていくことに主眼を置きました。因みにここでは監督の起用法は無視、あくまでも編成としてのバリエーションを基準としています。
尚、2009年より育成枠での人員増に伴いニュートラル枠を新設しています。
一塁(3名)
一昨年から新井貴は一塁の方が適正と思っているので初心貫徹し、サポート枠は森田に加え新井良を配置しました。
二軍レギュラー枠は昨年と同様に橋本を配置しようと思っていましたが、右ひじが完治しないという情報があるのでニュートラル枠に配置し、育成枠は空席としています。
編成的には補強ポイントに挙げられますが、外国人の補強ポジションでもあるので一二三の適正(内野の方が良い?)次第としておきます。
二塁(5名)
レギュラー枠は平野、サポート枠は上本を配置しています。坂は故障から復帰していないので育成枠に配置しました。
二軍レギュラー枠はポスト平野として期待される荒木、育成枠として阪口を配置しています。
編成的には左右のバランスがとれており、補強の必要性は感じられません。
三塁(5名)
レギュラー枠は関本を軸にしていますが実際に起用されるのは新井貴なのでしょうね。サポート枠は無難に黒瀬を配置しました。
二軍レギュラー枠は新たに左の西田とサポート枠からの逆戻りで右の野原将を配置し、育成枠は昨年と同様に穴田を配置しました。
編成的には左を補強したことで補強の必要性は感じられません。
遊撃(3名)
レギュラー枠は鳥谷、サポート枠は大和を配置しました。
二軍レギュラー枠には満を持して藤井を配置し、育成枠は空席としています。
編成的にはポスト鳥谷として3拍子揃った左打ちアスリートを補強したいところですが、残留してくれれば問題ないし、西田に遊撃の適正があれば配置変えしてもよいでしょう。
外野(11名)
中堅に守備重視、両翼に攻撃重視で右翼に右打者、左翼に左打者を配置しました。
左翼はレギュラー枠に金本を、サポート枠は待望の後継者として伊藤隼を配置しました。これに伴い林はニュートラル枠に配置しています。
二軍レギュラー枠には野原祐を配置し、育成は空席としています。
中堅はレギュラー枠に柴田を、サポート枠には昨年のチャンスを逃した駿介と昨年の柴田の様な活躍を期待して田上を配置しました。
二軍レギュラー枠にサポート枠からの逆戻りの甲斐と甲斐に見劣りしない黒田を配置して競争を煽ります。
故障で育成枠に置いていた狩野は復帰の目処が見えてこないのでニュートラル枠に配置しました。
右翼は空席に、サポート枠に浅井を、二軍レギュラーに売り出し中の中谷を、育成は故障を踏まえて一二三を配置しました。
編成的には右の強打者不足が如実であり、中谷と競うライバルは必要です。
捕手(5名)
ポジションの適正上、ここだけは4名ではなく7名がベストかと思います。
レギュラー枠は城島の捕手復帰が困難ということでニュートラル枠に仮置きして藤井を配置しました。
サポート枠は岡崎と小宮山を配置し、散々迷いましたがOP戦での起用法を踏まえて清水をニュートラル枠に配置しています。
二軍レギュラー枠には原口を、育成枠には広神を配置しました。
編成的には広神を補強したものの城島が来季復帰しても清水・橋本の去就如何で補強ニーズはUPするでしょう。
ここでのまとめとして、2012年の補強ニーズは
一塁 補強の必要なし
二塁 補強の必要なし
三塁 補強の必要なし
遊撃 ポスト鳥谷として3拍子揃ったアスリートタイプ(FA残留がベスト、西田が適正アリなら三塁手を補強)
外野 右打ちスラッガータイプの即戦力(中谷との競争を煽る)
捕手 城島次第で優先順位は変動するが要獲得
の3箇所あり、先の【右打ち左打ちでの分析】を踏まえた優先順位としては
@ 右打ちスラッガーの即戦力外野手
A 即戦力捕手
B 左打ちのアスリート型遊撃手(西田に遊撃の適正があるなら左打ちの大型三塁手)
ドラフト候補者は育成ポジションとイコールではありません。
今は外野手や捕手あるいは投手でも、入団後コンバートということは普通に行なわれています。
その意味で、
阪神に入団後は何処が空いているのか?(チーム事情)
その選手は何処が適正なのか?(長所をアピールする場)
を考えながら、スカウト気分で試合観戦すると、より楽しく見れると思いますよ〜〜〜♪
@ 戦力として計算できる選手:黄色(今季到達予定者は緑色)
規定打席到達 or 通算500試合出場 or 通算1000打席
A 戦力としてはまだ計算すべきではない選手:水色
通算100打席未達