パトリック・ジュースキント Patrick Suskind


review

香水



匂いを持たない男が究極の匂いを作り上げる為に殺人を犯す、という何とも変わった話。
正に奇想天外。
結末は衝撃でした。
香水は好きだけど、普段これほど匂いについて考えたことがあっただろうか。
読みやすい訳文のお陰もあるけど、匂いに誘われるように読み進めていきました。
久々の外国文学は、存分に楽しませていただきました。
(2006/12/21)