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パトリック・ジュースキント Patrick Suskind
香水
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香水
内容(「BOOK」データベースより) 18世紀のパリ。孤児のグルヌイユは生まれながらに図抜けた嗅覚を与えられていた。真の闇夜でさえ匂いで自在に歩める。異才はやがて香水調合師としてパリ中を陶然とさせる。さらなる芳香を求めた男は、ある日、処女の体臭に我を忘れる。この匂いをわがものに…欲望のほむらが燃えあがる。稀代の“匂いの魔術師”をめぐる大奇譚。
匂いを持たない男が究極の匂いを作り上げる為に殺人を犯す、という何とも変わった話。
正に奇想天外。
結末は衝撃でした。
香水は好きだけど、普段これほど匂いについて考えたことがあっただろうか。
読みやすい訳文のお陰もあるけど、匂いに誘われるように読み進めていきました。
久々の外国文学は、存分に楽しませていただきました。
(2006/12/21)
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