Eagles Japan Tour
 


 
 
 
1976年
2月2日(月) 大阪・フェスティバルホール
2月3日(火) 大阪・フェスティバルホール
2月4日(水) 福岡・九電体育館
2月5日(木) 神戸・国際会館
2月7日(土) 東京・日本武道館
2月9日(月) 名古屋・市公会堂

  
   Vocals, Guitar Joe Walsh
Vocals, Guitar Gen Frey
Vocals, Guitar Don Felder
Vocals, Drums Don Henry
Bass Randy Meisner

 

(カッコ内は収録アルバム名)
 
1. Take It Easy (Eagles)
2. Outlaw Man (Deperado)
3. Doolin-Dalton 〜Desperado (Deperado)
4. Turn to Stone
5. Lyin' Eyes (One of These Nights)
6. You Never Cry Like A Lover (On The Border)
7. Take It to The Limit (One of These Nights)
8. Desperado (Deperado)
9. Midnight Flyer (On The Border)
10. Already Gone (On The Border)
11. One of These Nights (On The Border)
12. Too Many Hands (One of These Nights)
13. Good Day in Hell (On The Border)
14. Witchy Woman (Eagles)
15. Rocky Mountain Way (You Can't Argue With A Sick Mind/Joe Walsh)

<Encore>
James Dean (On The Border)
The Best of My Love (On The Border)
 
  
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76年のイーグルス大阪公演は、なんと場内警備のアルバイト(!)で見ちゃいました。当時イーグルスは未だ「ホテルカリフォルニア」リリース前で、アルバム「呪われた夜」からタイトル曲がスマッシュヒットしていました(ディスコで結構かかってました・・)。

丁度ウェストコーストカルチャー(サーフィン、スニーカー、Tシャツ・・雑誌「ポパイ」発刊は翌77年だっけ?)が流行りかけていて、イーグルスはブレイク寸前という状況での初来日でした。コンサート会場場内整理のアルバイトは、バンドのメンバー(確か呼び屋さんはキョードー?)から「大阪2日目(2/3)の人手が足りないから来てくれ」ということでした。その頃のイーグルスは、チョッとポップ過ぎてあんまり好きじゃないな〜と思っていました。でもお金が貰えてタダでコンサートに観られるなら、ラッキー♪と言う感じで行きました。

当時コンサートスタッフは、今の様なスタッフジャンパーなんか無くて自前でスーツ、ネクタイ着用でした。コンサートは始まる前から異様な盛り上がりで、観客がそれぞれのライターに火を点けて掲げて観客席がたくさんの灯明を灯した様で、とてもキレイでした(ボブディランの復活コンサートの真似かな?)。コンサートは、新加入のジョーウォルシュも何の違和感も無くすごくまじめで、全力でそして完璧なコーラスワークでした。私も場内警備の仕事も忘れてノリノリで楽しみました。アンコールは3回もあり、記載されているセットリストの他にチャックベリーの「オ〜キャロル」なんてのも演ってくれ、3回目のアンコールでは、ドンヘイリーもアコースティックギターを下げ全員ステージ前に一列に並んで素敵なコーラスを聞かせてくれました。当時のイーグルスは、本当に頂点手前の「バンドが輝いている」感じでした。


後日談@ 
コンサートが終わり、場内警備のバイト君もステージの撤去や資材の移送を手伝う仕事が待っています。 イーグルスの楽器も私たちが運びました。ギブソンやフェンダー、マーチンと言った ヨダレモノを フェスティバルホールの搬入口まで運ぶのですが、相方のバンドのギター(因みに私はVo)と「この辺の物陰に置いといたら 忘れていくんとちゃうか?」と言う悪魔のささやきに抗しきれず、それぞれハードケースに入ったアコースティックギターを搬入口の手前のゴミ箱の陰に そっと隠しました。どんどん機材がトラックに積まれていき ドキドキハラハラしていました。「ギターいただき!!」っと思った時、イーグルスのローディーが物陰のギター2本をひょぃっと掲げてトラックに積み込み、私たちはガックリ来るやらホッとするやら変な感じでした。イーグルスの皆さん ゴッ、ごめんよ〜ぅ、ホンの出来心だったんだよ〜ぅ・・・・・(罪人にならなくてよかった・・・・・・・)。


後日談A
イーグルスは、大阪フェスティバルホール公演の2日後 神戸で1回コンサートがあり、相方のGはこちらも場内警備のアルバイトに行きました。数日後彼に会うと顔に青タンを作っていて、どうしたのかと聞くと、イーグルス神戸公演が荒れて観客がステージ前に押し寄せ、押し返すためハシゴを持った(捕り物帳かい!)警備係りと乱闘になったとの事(神戸に行かなくて良かった・・・)。ロックコンサートの場内警備がやたら厳しくなるのは、この後Rainbowのコンサートで観客の方がお亡くなりになってからでした・・・・。良くも悪くも ロックコンサートがロックしていた最後の時代でした・・。

(ZEAK)

06年1月1日アップ

“Hotel California”大ヒット前夜のEagles、初来日コンサート。なんと、Joe Walshは当時加入したばっかりでした(後に大統領選に出馬するの、しないのでお騒がせしましたが)。↑レビューは当時警備員のバイトが廻ってきたという幸運に恵まれた、ZEAK様よりちょうだいしました。この場を借りて御礼申し上げます。

(Issei)
 
04年5月1日アップ 
 
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