Asia '83
 


 
 
 
1983年

12月6日(火) 東京・日本武道館
12月7日(水) 東京・日本武道館
12月8日(木) 東京・日本武道館
12月9日(金) 大阪・大阪城ホール


  
   Guitar Steve Howe
Bass, Vocals John Wetton
Drums, Percussions Carl Palmer
Keyboard Geoffrey Downes
 
 


 
1, Time Again
2, The Heat Goes On
3, Here Comes The Feeling
4, Eye To Eye
5, STEVE HOWE Guiter Solo
6, Cutting It Fine
7, Daylight
8, Only Time Will Tell
9, Open Your Eyes
10, GEOFFLY DOWNES Keyboard Solo (incl. Video Killed The Radio Star)
11, The Smile Has Left Your Eyes
12, Wildest Dreams
13, CARL PALMER Drum Solo
14. Heat Of The Moment

<Encore>
*Sole Survivor
*Don't Cry
 

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1980年にYesが解散した直後、Led ZeppelinのJimmy Page(g)とYesのChris Squire(b)がくっついて新グループができるって話を聞いていました。でも、筆者には悲しくって喜ぶ気持ちにはなれませんでした。そしたら今度は、同じYesのギタリストSteve Howeが新しいグループを作るというウワサが流れてきて、残りのメンバーはELPのCarl Palmer(g)とKing CrimsonのJohn Wetton(vo, b)、そしてBuggles-Yesの残党、Geoffrey Downes(key)だという話だったのです。それがAsiaでした。巷ではスーパーグループの誕生だと大騒ぎでしたが、当時高校1年生だった筆者は、「なんだか、ケーキ屋で詰め合わせてもらったショートケーキとチョコレートケーキとアップルパイが、箱の中で合体しちゃったみたいだな」と思いました。シングルカットされた曲はどれも、これだけの腕達者がやる必然性はあまり感じられず、デビュー曲(?)の“Heat of The Moment”もHoweのギターが全然歌っていなくて、肩透かしでした。

かつてTerry BozzioらとUKとして来日したとき、ホテルでくつろいでいたJohn Wettonは鼻歌でABBAを歌っていたんだとか。「こういうわっかりやすいの、やりたかったんだよねぇ」と言ったんだそうです。Wettonにしてみれば、Asiaを結成したことで、やっと念願がかなったのかもしれません。

(Issei)
 
 
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