Making of Kusabi


材料 ・アルミ板(0.5mm厚)
・ライオンボード
・モデリングペースト
・超強力両面テープ
・リキテックス
・丸/角やっとこ
・金属用はさみ
・ニードル☆
・黒ジェッソ
・カッター類
・ゴム板
・とんかち
・筆類☆
・ペイントナイフ☆
☆あると便利です。




トリブラの楔ですが、この制作方法は非常に安価でできます。
しかし、ご覧になって頂ければわかるように、数の多さに比例して労力が要る作り方です。
ここからは私の考えですが、初めてこの方法で作ってみる方には楔の数の多いキャラをお勧めします。
というのも、十個くらい作ればあとはほとんど差がないものが作れるからです。
さらにこれも私の独断ですが、トリブラ世界においては、
装飾物は多少の誤差があってもそれが「味」になるのではないかと考えています。
ぶっちゃけて言うなら「多少の不揃いは気にしない」。

今回は十年前ケイト新バージョン、十年前ハヴェル異端審問局バージョン(共に片面タイプ)のために作るものと、
ユーグの袖部分(両面タイプ)の作り直しの写真を使っています。
白ケイト用に作ったものはもっと簡単な作り方だったのでいずれ紹介したいと思いますが
とりあえずこちらが上位互換型、ということで楔はまとめてご覧下さい。

あと、必要数の2割くらい余分に制作することをお勧めします。
特に初めてだと失敗もありますし、コミケ級のイベントでは疲労が激しいのでメンテナンス用にあると便利です。


アルミ板0.5m厚にニードルで 線をひいていきます。ボールペンの先でも描けますし、百円の千枚通し等でも可能です。
私は4mm×100mmの短冊を作っています。
端から12mm、30mm、50mm、70mm、88mmの所に折り曲げる時のための目印線を引いておきます。
はさみで切ります。 細いのでくりくり曲がっていきます。
とんかちとゴム版でのしちゃいましょう。真っすぐ平らにします。
ライオンボードをはさんで二つ折にします。 それから目印線を引いたところでトリブラの楔っぽくなるように折っていきます。 やっとこorラジオペンチ等で針金を曲げるかんじでひたすら曲げます。 片面タイプは片方だけ、両面タイプは両方とも折ります。
(左画像は片面タイプの写真です。大きいのはこちら
ライオンボード<三角型と短冊型×2>を両面テープで貼ります。
両面テープを細く切るのがものすごくめんどくさいので
とにかくひっつけばのりでも良いと思います。
楔の矢印じゃない(根っこの)方も長方形のライオンボードを貼っておきます。
こんなかんじです。とりあえず片面だけです。
(裏は下塗りをしてから貼ります)
斜面を埋めていくようにモデリングペーストを塗りこんでいきます。
私見ですが、モデペはターナーのものよりバニー(←リキテックスを作っている会社です)の方が 乾燥後の「やせ」が少ないように思います。 ペイントナイフはせっせとふき取ってきれいな状態で塗った方が塗りやすいです。
真っ黒にしました。黒ジェッソを使用してます。
アンティークブロンズ、アンティークゴールド等を乗せていきます。
はじめはかなり適当に塗っています。
途中経過(終わりがけ)。
黒ジェッソが見えなくなるまでそれなりに丁寧にぬりました。
先端部分アップ。造形の適当さを塗りでごまかしています(コラ)。
付けたかんじです。
二箇所縫い付けました。



メイキングTOPに戻る