熱帯魚用語辞典


アイウエオ順、赤字は解説あり、です
クリックしても飛ばないので自分で探してね(笑)

アクアリウム

 熱帯魚を飼っている水槽のことをカッコ良く呼ぶとこうなる(笑)もともとは水族館という意味です。

アクアリスト

 熱帯魚を飼う人をカッコ良く呼ぶとこうなる(笑)間違っても熱帯魚オタクとはいわない。あ、でも家に水槽が10本を越えたらそう呼んで差し支えないかもです(笑)10本も水槽が設置されれば冬場の電気代や餌代で場合によってはアクアリスト本人が死にかけます(笑)

生き餌

 稚魚用のブラインシュリンプや、ミジンコなどのほかにも、熱帯魚の中には、生きた餌しか食べないという贅沢なものもいます。イトミミズや赤虫に始まりエビやザリガニ、コオロギにメダカ、小さな金魚、果ては繁殖した熱帯魚まで・・・。何となく本末転倒しているような気がするのはしゃちょうだけ?

飼い込む

 良く使われる言葉の1つに『飼い込む』というのがある。意味するところは、熱帯魚というのはお店では本来の美しさの半分も出せていないことが多いが、自宅の水槽に入れると驚くほど鮮やかになるからである。雑誌の写真などは、この飼い込まれた状態のものが多い。飼う以上は、本来の美しさを引きだしてやりたいものです。余談ですが、女性は飼い込むと往々にして化けの皮(お化粧ともいう)が剥れてくるようです(笑)

外部フィルター

 濾過能力も高く、水槽がすっきりするという利点があるが、そのお値段たるや人を舐めきっている。しかし、高級魚や大型魚を飼う人には必需品でもある。文字通り、水槽の外部に設置することになるのでフィルター事故(フィルター本体の破損、循環パイプの外れなど)が、起きた場合、魚はおろか家庭を破壊することすらある恐ろしいフィルターである(笑)

凶暴化

 大体見た目で凶暴そうなのは分かりそうなものだがそうはいかないのが熱帯魚である(もちろん、見た目そのままのものもいるが・・・)。代表選手は、エンゼルフィッシュだろう。え?あの?そうあのエンゼルフィッシュだ。成魚になったエンゼルフィッシュは、小型カラシンをバクバク食べる。その事実は衝撃的ですらある(笑)あれ?ネオンテトラ最近減ったな?と思ったとき、大きなエンゼル君がにやつくのが分かるはずである。冗談はさておき、大抵の熱帯魚にとっては口の大きさ以下(長さではなく直径)の熱帯魚は生き餌なのである。

巨大化

 いろんな熱帯魚が売られているが大抵は、子供であるというところに注意して欲しい。最終的なサイズがいくらなのか?これは重大な問題である。特にアロワナやレッドテールキャットは5〜6センチで売っているがすぐに60センチオーバーにまで育つ。特に、レッドテールキャットの子供は可愛いのだ(笑)買う前にちょっと待て、である。間違っても巨大化したものを近くの川に捨ててはいけない。

組み合せ

 1種類だけ泳がせても熱帯魚飼育のだいご味は得られない。カラフルな熱帯魚を複数飼育してこそアクアリストだ。ただし、この時に気をつけなければイケナイのは組み合せである。店で売られている魚は大抵小さいが、飼ううちに巨大化凶暴化するものも多い。10倍ぐらいまで成長する熱帯魚なんかざらである。おまけに、動くものは全て餌だと思い込む魚も多い。気がつくと1匹だけ、可愛げのない魚がデ〜ンと水槽内に踏反返ることになる。くれぐれもご注意を!また、大きさと関係なく明らかに組合せられないものもあるので注意が必要だ。

コケ

 熱帯魚を飼育するうえで1番悩まされるのがこれか?対策としては、濾過能力の高いフィルターに変える、水槽の位置を変える、魚を減らす、餌(もちろん熱帯魚のである)を減らす、ランプの点灯時間を変える(通常短くする)などがある。他にも生物兵器を投入する手段もある。ただし、彼らも生物なので、ある日突然消えたりする。彼らにも成育条件があるのだ。つまりコケが大量発生している水槽はコケのことを考えたコケに優しい水槽なのである(笑)

上面フィルター

 水槽の上にどかっと浄化槽を置く一般的なフィルター濾過材の交換が容易でそこそこ浄化力もあるタイプ。ただ、どうしても水流が強力になりがちなので水流を嫌う魚や水草水槽には向かないかもしれない。普通の熱帯魚飼育基本セットに入っている。フィルターの定番?グッピーなどの稚魚が吸い上げられてここの中で育つこともある(笑)

人工飼料

 フレーク状、粒状など、多種多様です。汎用のものや熱帯魚の大きさに別けてあるもの、専用のものなど星の数ほどあります。昔は、生き餌に勝るものなしと言われていましたが、現在ではそうでもないようです。

水上葉

 水草なんだけど、外でも育つ、これが一般的です。そして、実際に売られているのが外で育ったものです。いざ、水槽に入れるといったん枯れたようになる(水上用の葉だからね)けど、その後水中に適応した葉になる。水上葉と水中葉では全く異なる種類もあるので、店員さんに質問してから買うように。枯れた水上葉は、こまめに取ること、水が腐るので。

水槽

 現在ではいろんな色やデザインの水槽があるが一般的な水槽は、多分60センチ水槽だと思う。しかし、注意して欲しいのは設置したときの重量である。60センチで約80キロ、90センチではなんと200キロを軽く越える!小錦が日常歩くことを考えてある家ならいざ知らず注意しないと普通の家やぼろなアパートでは建造物の破壊につながる。自分の家ならまだ笑えるが借り物の家だと恐ろしいことになるので設置場所は良く考えて!

スカベンジャー

 ようは、お掃除屋さん。熱帯魚が食べ残した餌や糞、果ては死骸まで処理してくれます。種類によっては、コケを綺麗にしてくれたりします。スジエビは、死骸の処理能力も高くガラス細工のようで水槽に入れると綺麗だが、生きた熱帯魚も往々にして餌食にするので小型魚の多い水槽に入れてはいけない。

スターターフィッシュ

 かっこいい感じがするけど、本当に水槽内が快適になっているかどうかを試験するために入れる魚のこと。通常は、1匹10円のメダカを5〜6匹入れることが多い。つまり、死んでも構わない魚を入れるってことです。

専門書

 「アクアライフ」「フィッシュマガジン」「楽しい熱帯魚」などがある。前の2冊に比べれば「楽しい熱帯魚」は初心者向きといえる。この手の雑誌の特徴として1年周期で同じ記事が特集される。つまり1年間購読すれば大抵のことは分かるようになる。どの雑誌も、グッピー、ディスカスは定番で連載記事となっている。自分にあったものを購読しよう!

底砂(ていさ)

 そこずなともいう(どっちでもいいんだけどね)その辺の砂をザバッと入れるのは感心しません。どんな不純物が含まれているかも分かりませんからね(ダイオキシンとか)。熱帯魚専用のものを買うことをお勧めします。沢山の種類がありますが、自分の飼育目的にあったものを店員さんと相談して買うのがいいでしょう。

底面フィルター

 水槽上部がすっきりします。テラリウム水草水槽など向けか?ハイドロテラリウム用の底面フィルター用のポンプも発売されてるし。濾過能力は、多少劣る。ただ、最近の濾過材の性能はいいので昔ほどでもないと思います。水槽の底にスノコ状の板を敷いて、全体で水を循環させます。頻繁に全面水換えをする場合には向かないと思います。無換水水槽向け。

テラリウム

 最近はやりの熱帯魚飼育の1パターン。どちらかというと水草の方に重きが置かれる。熱帯魚はどちらかというと添え物的存在である。正しくは、アクアテラリウムという。これのもっと進化したのがハイドロテラリウムである。

店員さん

 この店員さんと仲よくなることが、上手に熱帯魚を飼育するコツでもある。仲良くなっていろいろな情報を収集しよう。だからといって、忙しそうにしている店員さんを質問攻めにしたりしてはいけないし、たとえ熱帯魚コーナーがあるにしてもホームセンターの従業員と仲良くなろうとしても無駄である。また、美人の店員さんを集中攻撃するのはちょっと違った意味で間違っているかもしれない(笑)

二酸化炭素添加

 水槽内で水草を育てるのは思った以上に難しい。まず、光の絶対量がたりない。太陽を直視できなくとも熱帯魚用の蛍光灯は見つめられるはずだ(笑)そんなときにこそ二酸化炭素の添加である。この効果は絶大で多少育成の難しいとされる水草でも育てることができる。ただし、より強力な蛍光灯と肥料も同時使用したほうが良い。添加のために、熱帯魚や水草以上のお金がかかったりもする(苦笑)

熱帯魚

 説明しなくてもいいと思ったけど、一応。熱帯から亜熱帯に住む魚の総称。一般的には、淡水魚を指すことが多い。原産地は、アフリカ、東南アジア、アマゾンが多い。しかし、カラフルさでは、海水魚の方が圧倒的である。

ハイドロテラリウム

 もう、ほとんど水槽内に作られた箱庭である。滝があったり、陸地が作ってあったりである。最近は、花屋さんにもハイドロテラリウム用の観葉植物やコケが売ってあったりするのでそこそこ知名度があるのかもしれません。よく見ると小人や妖精が住んでいることも・・・ある訳ない。

バクテリア

 濾過バクテリア。当然のことながら新しく設置した水槽には皆無です。このバクテリアがいない水槽に魚を入れることは殺人、いえ殺魚的行為です。通常は、水を回しておけば1〜2週間で自然発生します。せっかちな方は、濾過バクテリアも店で売っていますのでどうぞ。それでも2〜3日してから熱帯魚を入れるのが優しいアクアリストでしょう(笑)スターターフィッシュとは、このバクテリアが定着しているかを身をもって試験する魚のことです。

フィルター

 限られた水槽という環境で飼育するうえで必要な器具。上面外部底面などの種類がある。一般的には、上面が多いと思う。しゃちょう水槽もアクト1が上面、アクト2は底面である。外部フィルターは濾過能力も高いのだが、お値段も強烈である。

ブラインシュリンプ

 熱帯魚の稚魚というのは大変小さく、通常、人工飼料は食べられません。そんな稚魚用の餌が、ブラインシュリンプです。実体は、エビの幼生です。卵の状態で販売されており海水に入れて24時間エアレーションすると卵から孵り、そのまま餌となります。かなり手間がかかります。ただ、現在では人工飼料にも良いものが出てきているようです。

水換え

 換水ともいう。間違っても水槽全体の水を1度に変えることなどないように。通常は、1/3づつくらいを底砂の汚れとともに排水し、汲み置いておいた水を補充します。全面換水は、水槽内のバクテリアのことも考えれば余程の時か、熱帯魚が全滅してもいいとき以外は避けましょう。

水草

 熱帯魚のお友達。一緒に入れることによって水の浄化をする働きもあるし、熱帯魚も落ち着く。ただし、熱帯魚によってはバリバリ水草を食べる種類や、根っ子から掘り返すのを趣味とする魚もいるので要注意。新しく熱帯魚を購入するときに、よく店員さんに聞いてからにしよう。でないとせっかくのレイアウト水槽が一日で台なしになったりします。また、通常売られている水草は水上葉なのでその点にも注意。

水草水槽

 水槽の中身のメインが、完全に水草である水槽。熱帯魚は、水草を引き立たせるためのものらしい。二炭化炭素添加や何やらでほとんど実験室の様相を示すこともある。

無換水水槽

 しゃちょうの目指す飼育形態。つまり、水槽の中に1つの生態系を作りだすこと。熱帯魚が出す有機物は、バクテリアが、無機物に。無機物は水草の栄養に、という具合。しかし、このバランスはなかなか難しいのです。ただし、無換水といっても水は、蒸発で減るので適宜差し水をして必要以上に減らないようにする必要があります。別に、水換えが嫌いなわけではない・・・。

流木

 沈水性の木。これを入れると何となく熱帯魚水槽らしくなる(笑)種類によっては流木が必須なものも熱帯魚にはいます。売られているのは、あく抜きされたものとそうでないものがあります。あく抜きされてないものは、水が茶〜黄色に着色されます。それは、それで雰囲気があっていいのでは?としゃちょうは思ってます(笑)一般には、あく抜きしてから入れることになってます。

冷凍飼料

 生き餌を冷凍したものです。ブラインシュリンプやミジンコなどのものの他に見た目が気持ち悪くて触れないようなイトミミズや赤虫の冷凍飼料もあります。保管は、当然冷凍庫になりますが、奥さんや彼女の了解を取り付けていないと世にも恐ろしい結果を招くこともあります。

濾過材

 濾過材は、よく目に見えるごみを取るだけのように思われますが、その本来の役割は生物的濾過を行うバクテリアを住まわせる能力を持つもののことです。そのために、現在ではいろいろな素材のものが市販されています。あまりの数に、どれを買えばいいのか分からなくなります。その効果は、値段と必ずしも比例しません(笑)

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