土 - 1月 14, 2006

X!


友人が、なぜかエクストレイルしかもGTをご購入。そしてなぜか運転することになったわたし。
おぉ、加速はすごいな。踏めば踏んだだけでるんじゃないか、これ。

(続きます)



日産エクストレイルX-TRAILは、『4人が快適で楽しい、200万円の「使える4駆」』ということで売り出したライトクロカン。日産では珍しく最安価グレードがメイングレードになっています。
まだ日産が低迷期だった2000年に登場し、CR-VやRAV4を押さえ、よう売れてますわ、これ。マツダデミオにも重なりますなぁ。
印象としては、テラノとラシーンを足して2で割ったような。つまり見た目第一なんだけれど、オフでも使える4WD。でも、どれだけオフで使えるのか、という気にもなるのがこのクルマ。だって、最安価グレード、ホイールキャップなんですぜ。オフに持っていったら転がっていっちゃいます。CMのまねをしてはいけない。だいたいなぜルーフレールにライトをつけたのか、わかんない。
なにせ200万円にするために、防眩ルームミラーもハイマウントストップランプも省かれちゃってるんだから。たぶん日産の乗用車でハイマウントついていなかったのは、エクストレイルだけなのでは?このたびのMCでやっとつきましたが、日産ってなに考えてるんだろうねぇ。
そうかと思うと、オプションで日産では珍しい後席3席ヘッドレスト&シートベルトが用意されていたりと、やはりよくわかんない。

このGTは、そんなエクストレイルのなかでも別格。見た目では、他のグレードとほとんど違いがわからない。リアハッチにGTのエンブレムが輝いているのが最大の見分けポイント。しかし、なめちゃいかん。ボンネットをあけると、こんなものがでてくるんです。

あのぉ、このTurboっていたずら書きですか?みたいな。そらぁ、カー用品店のひとも驚きますがな。ボンネット一面を覆ってるよ。
なにせこちら280馬力を発生させるんです。これ、QRではなく、伝統のSRエンジン。SR20VETです。ブルーバードやシルビア、そしてパルサーにつまれたSR20DETの流れをくんでいますが、なんと新開発されたもの。世界で初めて、VVL(可変バルブリフト&タイミング)にターボを組み合わせて280馬力を実現、という、新しいんだか古いんだかよくわかんないのが、このエンジンです。
パルサーみたいにボンネットにでっかい穴があいていないのは、時代の進化?これなら三本さんも安心って、しかしこれできちんと空気すってるんでしょうか?ちょっと心配。
組み合わさっているのは、4ATのみ。
登場以来、X以外に積んだ車種はなし。むしろ技術者が意地になってつくりませんでしたか、これ?とききたくなる。フォレスター対抗とか理由つけて。でも、本当は、スポーツセダンやクーペに積みたかったんじゃないの?売れ筋のSUVにATの組み合わせ。売るためには仕方のない選択。たぶん当分このエンジンはXでしか味わえないんでしょう。まさかシルフィーに積むわけにもいかず…(路線ま逆だっつうの)。
しかし、エスティマにも280馬力積んじゃうご時世ですから、プレサージュあたりにぶちこんでみませんか?シルフィーにぶちこんでブルーバードSSSです!っていいわけしてみるとか。

このすごいエンジンのおかげで、踏まなくてもクルマが勝手に前に進む。中速域くらいで踏んでやるとすごく加速し、ああもっと回してやりたいという気にさせるから危険。さらに、ガソリンの残量計の動きがわかるんじゃないか、というくらいガソリンを食らう。ついでに今時珍しく無星だしね。
ほんと、余裕がないとのれんわ、これ。
ブレーキは、車体が重いせいもあり、強化されているといえどもあんまりとまりませんから。いや、それでふつう程度なんだとはおもいますけど。
油断しているとカーブで曲がりきれず思いっきり流される。なにせ重心高くて重いから。

GTは内装も凝ったところがありまして、後席なんかいい案配です。一番つまんないのは、助手席かもなぁ。内装といえば、センターメーターなんですな、これ。登場当時はやってましたから。その後、プリメーラも採用しました。しかし、慣れが必要です。ちょっと小振りだし。
あとは、SUVらしくドリンククーラーとかついているのは、いいですね。
ただねぇ、2005年12月のMCで、GTはすっかり放置されちゃった感があるんですよ。
外装は、ボンネットが四角いので、視界は良好です。フェンダーは、プラスチックだからへこましても元に戻るし、削ってもさびない。
個人的には、こいつのオフ性能を知りたいところですね。雪山とか持っていってみたい、かも。
でも、自分だったら、Sの5MTにサンルーフとかオプションをいろいろつけたいですね。だって、280馬力の実力を試したくなるでしょ?でも試したら・・・。

そろそろ次世代が気になるところですが、あんまり期待もしていないような。日産としてもつくりにくいでしょうねぇ。結構うれてますから。
エスクードやアウトランダーがなかなかよい仕上がりですからね(幅広すぎだけど)。

Posted at 03:43 午後     Comment 

日 - 11月 6, 2005

スタビライザーつけました。


というわけで、足回りの強化と気持ちよい運転のために、思い切ってAutoExeのスポーツスタビライザーつけました。クルマでスポーツする気はさらさらないので、ちょっと照れるなぁ、この名前。
マツダスピードをはじめ各種マツダ車用カスタマイズパーツをあつかうM'z Tuneができたので、思い切って門をたたいてみたわけで…。

(ヤフオク以外でzoom-zoomステッカー手に入らないかなぁ)

続く↓

さてお手伝いのスタッフが多く、すっかり新車を買いにきたヒトと間違えられているが(反対側がディーラー)、ここで新車を買わなかったという事情もあってあんまりそっちには行きたくないんだけれど(今思えばここのほうで買っておけばよかった)。
応対してくれたかたに、素人として基礎的なことをぶしつけなまでにいろいろときいてみる。じつはこのかた、後日発売された雑誌にお店の代表としてでていたんだよねぇ。失礼極まりないわたし。
はなしによると、ふらつきをおさえるには、サスを交換したりしてローダウンするのが確実らしいのだが、それはだめ。高いということもあるけど、ローダウン好きじゃないし、なにより神奈川県でも冬場はチェーン必携なのだ(フェスティバはインチアップしていたからチェーンはいらなかったんだな)。それに見た目ではっきりわかるチューンは、大前提として×。大人の事情っていうやつですよ。

(今回のキャンペーンはマツダスピードがメインだったらしいけど。発売前のマツダスピードアテンザとめてあったけど格好いい〜。)
ならばということで、すすめられたのが、フロントスタビライザー。こんな鉄パイプがきくんですか?とこれまた失礼極まりない疑問の目をむけつつ、熟慮をかさね一人家族会議にかけ、夏ボ第一弾として導入を決定したのが、七月のこと。


(下からのぞき込んだ図。赤くちらっと見えているのが、フロントスポーツスタビライザー。)
つけてまずいつもふらつきをかんじていた制限50kmの直角カーブにもちこんでみると、おぉ、おぉ、こらぁすごい。なんの不安感もなくさくっとまわっていく。いやぁ、ほんと恐れ入りましたよ。
でも、いわれたとおり、ハンドルは重くなってこまわりがききにくい感じがある。なれるまで車庫入れに難渋したもの。ハンドルをまわしはじめてから、かなりまわらない感じがある。ある一点で急にまわりはじめるような感じ。たまにばきっときてたんだけれど、大丈夫なのかな。

それで、このたびようやく100kmほどの距離をはしることができた。そう、いつもの山坂道へ。ここは、初心者の頃にタイヤをならしながらなんども上り下りしたわたしの原点(走りに行っていたわけではなく、どこか峠をとおらないと外に出られないところにすんでいただけなのだが)。
紅葉がはじまっているものの、峠にさしかかるころには、雨模様。あまりはりきるわけにもいかないけれど、それでも実力ははっきりわかる。カーブをすーっと曲がっていくのだ。おぉ、zoom-zoomしてるよ。
わたしのようなほとんどのらないサンデードライバーでも、十分に楽しめます。これはすごい。
これは、はまったらまずいですよ。あれもこれもやってみたくなる気持ちがわかる。

足回りは改善されたけど、こんどは、エンジンが力不足に感じられてくる。とはいえ、あんまり調子がよくないようで、気持ちエンジン音が高い気もする。アイドリングがおかしい症状はでていないんだけれど。

Posted at 11:23 午後     Comment 

2代目のデミオのここが×



初代に比べて立派になった2代目デミオ。それは、必ずしもいい方向に働いているというわけではない。
安全性を向上しなければならないといったことなど仕方ない部分もあるが、デザイン上と思えるところもある。
全体とすればはるかによくなっているけれど、この二つだけは、どうにも気になるところ。

悪くなった視界。
ガラス面積が全体に小さくなっていることもあり、とくに後方視界が悪化している。それでも後席のガラスが全部開くのは、○。エクストレイルは、全部あけても顔だせなかったもん。
さらに、やや傾斜がきつくなったAピラー。その分前につけねがでているので、圧迫感はないものの、右前方の視界が、ピラーに邪魔されて見にくい。山道で右カーブを曲がっていくときが、とくに気になる。

中高速カーブで感じるへんなふらつき。

185-55-15サイズのタイヤ、トランパスを純正で装着。よって、コーナーではぴたっと足がひっついている感じがする。ところが、背が高いところにキャンバストップがのっていることもあり、足はねばるのにあたまがふらつき、もっていかれそうになるぶん戻そうとする挙動を感じる。このふらんふらんした感じが、実に気持ち悪い。

ピラーについてはどうしようもないのだが、足回りだけはどうにかしたいもの。そんなにとばすわけでもないし、あんまり乗っているわけでもないし…、という思いもある反面、どうせ乗るなら気持ちよく乗りたいとも思うし…。

Posted at 09:52 午後     Comment 

金 - 9月 16, 2005

ブーンにぶ〜んとのってきました。



今回、レンタカーを予約してやってきたのが、ダイハツブーンです。
ひとサイズ大きくなったヴィッツのあなをうめるプチトヨタパッソとの共同開発車。つまり姉妹車っていうやつですね。
アムラックスでヴィッツとパッソがならんでいたのでのってみたら、ドアをしめたところからぜんぜん違うんで驚きましたが、実際に乗ってもその印象はかわらなかったというのが正直なところです。
やはり、トヨタだなぁ、というのが正直なところ。

まず、外観。タイヤが四隅にふんばっていてオーバーフェンダーのようでもあり、そして鼻先がしぼりこまれていることもあり、しっかりとした印象をあたえています。安っぽい感じはうけません。
ところが、ドアをあけてしめると・・・、薄い。なんだこの薄っぺらい感じは。
運転席に座ると、いろいろ驚きがあります。
はじめて足踏み式パーキングのクルマにのったのですが、これは、踏むことによって解除も行うタイプ。ペダル位置がわかりにくいし、きちんときいているのかわかりにくい。ついでに、解除を忘れてしまいがちです。
シフトは、コラムタイプなのですが、縦型のガングリップになっていて、なんかミサイルとかだせそう・・・。ワイパーとやや干渉しますが、コラムってこういうもんなんでしょうかねぇ。なれるまでは、ついついフロアをさぐってしまいます。
なにより驚きは、コラムメーター。ハンドルにメータがのっています。ハンドルの高さがかわってもベストポジションで見られるというのは利点ですが、逆にメーターが近すぎて見にくい。アナログ式の大きな速度計にデジタル式の他の計器類という組み合わせになっています。
インパネは、オープン式やドリンクホルダーなどの小物入れがおおく、センターにあるフロアトレイも使いやすいですね。地図なんかを差し込んでおくのにもちょうどよくつくってあります。しかし、リッド付き部分が小さすぎる。ちょっと駐車しておくときにかくしておく、っていう場所が少ないんですよ。

乗った感じはどうかというと、これまた物足りない感じ。ATが、シフトチェンジをよく繰り返すような気がするし、山坂道では、なんかこう、こもっている感じ。シフトがもたついているというか、つっかかって力をだしきれていない感じ。
ただ、スイフトと違って、シフトチェンジするときにすべるかんじはないし、ブレーキもきちんときく。

たしかに、ストーリアよりはるかに良くなったとは思うんだけれど、なんかトヨタが手抜いた感が伝わってきてしまって、惜しい、という感じがする一台でした。

ところで、余談なんですが、すごく立派なナビがついていました。タッチパネル式で使いやすかったのは良いとして、画面外のボタンが小さく、オーディオのボリューム調節がすごくしにくかった。さらに、交差点を2回くらい無視し、あげく、せまい病院内の駐車場をぬけさせそして住宅街に進入させるという荒技まで披露してくれて、ほんとあせった。

Posted at 10:27 午後     Comment 

土 - 9月 10, 2005

いつの間にか復活



最近のデミオは、色がzoom-zoomしていないといわれていましたが、いつのまにか、「ハニーイエロー」が復活しています。
これって、期間限定で設定されていたSPORT専用ボディカラー「ブレージングイエローパールマイカ」が終わったから、なんでしょうか?
なにはともあれ、こういう明るいソリッドカラーが設定されるのは、うれしいもの。赤や黄色が似合うのがマツダ車だねぇ。

Posted at 10:39 午後     Comment 

日 - 8月 28, 2005

微妙にカスタマイズしてみます? ナンバーホルダー編



スポーツスタビライザの報告は、もう少し乗ってからにするとして、今日はナンバープレートのはなし。

前乗っていたクルマとその前に乗っていたクルマには、フロントのナンバープレートにアルミ製の枠をつけていたんですよ。つまり、ぶつけても曲がりにくいようにという意味をこめて。たしか、特価で400円もしなかったようなものだったと思うんですが、長きにわたり使いました。結局、雪道とかで使っているうちに融雪剤でアルミが錆びてしまったようで、ギタギタザラザラになってしまい、デミオに乗り換えるときに「ちょっとこれではかわいそう・・・」と思い引退とあいなりました。
が、やはり、さらの状態でナンバープレートがぶらさがっているのはどうもねぇ。
というわけで、昨今はやりのナンバープレート全体にかぶせるプラスチックタイプのものをさがしていたのですが、スモークとか変な色がはいっていたり、前後セットでお値段も高かったり(自動車用品って高いんですよねぇ)でいいものが見つからず、結局なにもしないままだったんですが、やっと見つけたんですよ。

通りすがりの百均で見つけました。あれっ?こんなところに百均がオープンしていると思い立ち寄ったら置いてあったんです。たまたま。
それをようやくつけました。
ナンバープレートをはずしてみると・・・、きたない。はげしくきたない。泥がたまっています。こびりついているのは、まぁ、いいっか、見えないし、と妥協しようと思ったんですが、結局、結構きれいに磨き上げてしまった(なにむきになってんだか)。○ヒなんていう謎のスタンプまで落としちゃいました。
それにしてもはずしてみると、なんともいえず、間抜け。

真ん中の手をかけるためのようなへこみは、なんのためにあるんでしょうか?泥がたまるばかりなんですが。
クルマ持ち上げるため?まさかねぇ。

つけてみたら、なかなかよろしくって。
105円でカスタマイズ。今回は非常に安かった。

Posted at 10:04 午後     Comment 

月 - 8月 1, 2005

7月のデミオ燃費報告



8月もガソリン単価が上昇しているようですが、それにしても、ガソリン税53.8円は高すぎでしょ!

走行距離 431.5km
ガソリン使用量 35.76L
リッター 約12.1km
レギュラー 118円 (7/31 R15横浜市鶴見付近)

今回は、フルにエアコンをつけた状態での走行。
6月に久々の山梨県北杜市への往復があったのが、中心。残りは、横浜市内と京浜区間の往復。
山梨行きは、4名乗車ではあったものの、ここだけであれば、もう少し燃費はのびていたはず。
やはり、東京・横浜でのクルマと信号の多いところでの走行は、燃費に悪いし、とにかく疲れる。フェスティバミニワゴン(初代デミオ)では、1300ながらリッター10をきったりしていたので、どうなってしまうことやら。
さて、8月は、といえば、これまたほとんど乗る時間がない。はてさて困ったもんだ。ほんとうにクルマで北海道へ行ってしまうかなぁ・・・。北海道での燃費も気になるところなのだ(フェスティバミニワゴンでは、19弱を記録していたからなぁ)。

Posted at 09:40 午後     Comment 

土 - 6月 25, 2005

アイドリング不調直らず


デミのアイドリング時のエンジン回転が一定ではなくなってきていることに、気がついた。
一番初め、信号待ちをしていたときに、タコメーターが明らかに上下するほどの波を示した。
それほどなのは一度だけだっただが、それ以来、停止中に波を感じている。
ずっと放置していたオイル交換をとりあえず実行。でも、症状はかわらず。
ただ、走りはぐっとよくなった。こんなにも違うものなのかねぇ。
(余談)


というわけで、久々の山梨行き。金曜深夜のドライブは、さすがにこたえた。一心に双葉までがんばるぞ!と心を奮い立たせながら。
なぜなら、1年ぶりの4人乗車だったのだ。つまり、後席に人が乗るのが、1年ぶり。おいおい。しかも、全員初対面か会うの2回目だったし。
さすがに、女子ばかりだったとはいえ、談合坂をのぼるのは、4速じゃないときつかった。
でも、帰りは、快調そのもの。
お約束の渋滞も気にせず、突っ走る。というか、談合坂でまたりしすぎて、渋滞がなくなっていた。

しかし、好きな人たちと一緒だと運転こうもらくなのか!と久々に実感。運転手だからとソフトクリームをごちそうしてくれた、ただそれだけの優しさに、ほろっとほだされそうなので、やめてください、そういう気がないの、わかってますから。打ち抜かれないように(自分)。
もうひとりでは、だめなのかなぁ。はやく旅をともにする相手と出会いたい、そんなことを思う今日この頃。でも、今宵もひとり酒です。

Posted at 10:43 午後     Comment 

火 - 5月 31, 2005

スイフトと彼はA型です。


ではなくて・・・(これ、往年の名車ミラージュスイフトのCMキャッチコピーだってわかるかな、わからないだろうな)、スズキからでた2代目スイフトに乗ってしまいました。ええ、レンタカーを借りたらスイフトだったのです。まだ、町中で走っている姿をみていないうちに、まさか自分でハンドルを握るとは。ちなみに、このクルマ、3月登録、走行距離は2500キロ程度でした。グレードは、一番下の、1300XE。運転したのは、400キロ程度です。
ちなみにスズキのクルマに乗るのは、二度目。もっとも、乗ったことがあるのが、2ストのジムニーなんだからなんの比較にもならなないんだけれど。
はっきりいって、いい。これ。ヴィッツなんか買うんだったら、スイフト買うべきですよ。間違いない。ただ、燃費が悪くて・・・。というのは、あとで調べていてわかった驚愕の事実が原因だったんだけどね。

(以下、続きます↓)


初代スイフトといえば、軽自動車のKeiを拡幅し1300エンジンを積んで小型車にしたというもの。「泣く子も黙る79万8千円」というキャッチコピーに象徴されるように、日本では安かろうグルマとして名をはせていたのだが(ややこしいことにこのグレードは併売されている)、海外ではそうでもなかったようで、モデルチェンジ後は世界戦略車としてまったく生まれ変わった。
初代は、Kei同様、最低地上高を高くとり、大径タイアをはき、それでいて車体はごくふつうという、小型のアウトバックというと聞こえはいいが、ちょっと不思議な位置づけのモデルだった。それが、2世代目は、まったくの小型車専用モデルとなり、ごくふつうの2BOXハッチバックとなった。
四隅に張り出したタイアは、しっかりと踏ん張った感じに見え、背が高いにもかかわらず、それを感じさせない。最近ありがちなえぐさはなく、縦長の切れ長ライトもリアとデザインに共通性があり、しっかりしたなかにかわいらしさをみせている。
内装は、シンプルそのもの。それでいて安っぽさは、ない。なにより驚いたのが、その装備の充実ぶり。一番下のグレードであるにもかかわらず、無段間欠式ワイパー、集中ドアロック、電動リモコンミラー、イモビも標準かぁ。さらにシートヒーターがヒーターミラーまでついている。
実は、このあとのふたつの装備が驚愕の事実の理由。実は、これ、4WDだったのです。気がつかなかったよ。だから、リッター14キロしか走らなかったわけ。この装備は、4WD専用の装備。でも、シートヒーター、気持ちよかった。欲しいかも。
操作性は、良い方だと思うし、メーターはタコメーターこそ省かれているが、見やすいほうだと思う。小物入れも多い。
シートも悪くない。いや、いい。後席は、6:4の分割式。ラゲッジシェルフは標準。
と、地味にデミオより良い点が多くて、ちょっとうらやましくも、なんだかなぁ・・・。

走りは、これまた過不足内レベル。さすがに、加速時や山坂道では力不足も感じるが、デミオ1300も然り、フェスティバミニワゴン(初代デミオ)の1300エンジンってなんだったんだよ、って思わせる満足な走り。ちょっとデミオよりは、うるさい気がするけれど。
ハンドルは、いたって重め。ただ、純正より一回り小さいサイズのスタッドレスはいていた影響もあるかもしれない(なんでこの時期にスタッドレスなんだ?と思っていたら、夜に雪が一瞬ちらつき、翌日は積雪のあったところもあったらしい)。
ATは、4速ながらもゲート式を採用。これがとても使いやすい。下手なスポーツシフトがついているよりいい。ただ、シフトチェンジした場合、1秒くらいタイムラグがあり、さらにニュートラルで滑空する感じがするので、エンジンブレーキを使おうというときにちょっと不安が残る。また、ブレーキがやや弱い気も(ただし、マツダ比=日産のX-GTも結構きかなかったからそんなものななのかなぁという気も)。
視界も良好。ただし、サイドシルが高い。一瞬気になるけど、慣れでしょう。若干、後方視界が狭いのですが、後席のヘッドレストが邪魔にならないようにシートにしまえるので、セダンだと思えば問題なしです。

というわけで、すごく気に入りました。個人的には、もう一声トランクが広いといいんだけれど、でも、なら、エリオがあるってことなの?
スズキさん、こんなにいいの作れるんじゃないの。と、驚き驚き。かなり気に入っております。
スイフトスポーツは、どうなるんだろうねぇ。楽しみ楽しみ。

ただ、スズキだからねぇ・・・。そう、そこなんですよ。なんで、そう思うんだろ。はて?

そうそう、スズキのエンブレム、一瞬かわってまたもとに戻りましたが、あれってなんだったの?



Posted at 09:50 午後     Comment 

水 - 4月 13, 2005

マイナーチェンジデミオ



2002年に登場した2代目デミオが、ついにビッグマイナーチェンジ。
イヤーモデルのように、ちょこちょこと改良はされてきましたが、いよいよすべてが見直された後期型の登場です(いままでの2代目をまとめて前期型とよばさせてもらいます)。
なにがかわったのかといえば、
1 外観の変更 2 燃費改善 3 グレード整理 4 SPORT強化

てなとこか。
1の外観は、ボディー強化とともにフロンマスクがフェンダーも含め大幅に変更。なんでも女性にうけるかわいらしい顔つきをねらったんだとかで、写真だけで見る感じとしては、ベリーサやフィエスタに近づいた感じか。個人的には、前期型のシャープな顔つきのほうが、好き。リアは、バンパー以外基本的に変更なし。
2の燃費改善。今までも四つ星と燃費基準は満たしていましたが、今回、e-4WDも含め全車が達成。ATは4速なままですが、10・15モードで1.3FFは、リッター19.2km、1.5FFで18.2km。実際は、どうなんだか。うちのは、すごく波がありますから。
3のグレード整理は、CasualとSPORTのふたつだけに。Cozyは、Casualのバージョンとして存続することに。たしかに、今まで、CasualとCozyは、ほとんど差がなくなっていましたので、これは仕方ないことかな。ベリーサとのかねあいからでしょう、革張りシートのSuperCozyは消滅しました。でも、Cozyを選択するとドアパネルが木目調に。デミオのドアパネルってシンプルというより、安っぽい、に近いからこれはうらやましい。
4のSPORT強化は、ヴィッツRS対抗策か。外観は、アクセラやアテンザに共通するエアロになり、テールランプは、クリアスモークタイプに。また、足回りは専用に、ホイールは195-45-16に。今まで、あまり他のグレードと差がない感じでしたが、大幅に差別化。でも、SPORTのサスって、カタログにでていないのですが、前期型も専用タイプだったんですよ。

ほか、オーディオの2Din対応やトランクのフレキシブルボードを支えるバーがオプションになったりといろいろかわっているようです。でも、ぱっと見、前期型のほうが個人的には好きだから、ちょっと安心かな。というか、ここんとこ、まったくハンドルを握っていません。これじゃ、足回り強化作戦の第一歩も踏み出せませんなぁ。そろそろ箱根あたりに行きたいなぁ。

Posted at 01:24 午前     Comment 

土 - 2月 5, 2005

初代デミオって?




デミオの歴史をさかのぼってみよう!ということで、こちらは、初代デミオ(の姉妹車のフェスティバミニワゴン)。
(フェスティバミニワゴン 1997年式 1300 JX)

レビューをベースに誕生したデミオは、今でこそコンパクトカーという分野がありますが、日産でいえばマーチより大きくパルサーより小さいという空白域に誕生したニッチ的商品。いままでのコンパクトカーが、小さいんだから、後席にヒトはのれません、荷物のりません、のような妥協を強いられたのに対し、これ一台でなんでもできるんだ!ということを示した一台でした。
当時のマツダは、バブルがはじけ、まもなくフォードに吸収されるんじゃないか、というような状態。ボンゴフレンディとともに再興をささえた一台、といえます。
ただし、すべては安上がり。車内の質感など薄っぺらい以外のなにものでもなかったというのも事実です。

デミオで特筆すべきは、3.8mという全長の中でこれだけ広大な室内空間を実現したということ。CMでは、NBAの選手を採用し、そのあたりを一番主張していました。
全席と後席はフルフラットになり、仮眠することができます。シートは、フルフラットのため、サポート性などが犠牲になってますが、カペラ用をベースにしてたっぷりとしたサイズ。よって、運転席と助手席の間に余裕がなかった、というのも事実。
また、当時、このクラスでは珍しかったダブルフォールディングを採用。荷物の積載性は、2代目をしのぐと思います。こんなにつめるの?と驚くぐらい積むことができるのです(はずかしながら車検証にはステーションワゴンで登録されています)。

ところで、デミオとフェスティバミニワゴンの違いは?というと次の通り。
外観については、設定色の違いの他、グリル・バッジ(とその位置)・14インチホイールキャップデザイン程度。当初の13インチのホイールキャップは、メーカーのマークはどちらにも入っていませんでした(ハンドルについても同じく無印でした)。後席のプライバシーガラスについても、一部を除きフェスティバミニワゴンは、標準。
内装については、シート表皮程度。フェスティバミニワゴンJXのオーディオは、オプション設定でした。また、フェスティバミニワゴンには、左右席エアバッグ・チルトステアリングが標準装着されていました。
ABSについてもフェスティバミニワゴンは標準。ABSユニットは、なんと助手席の下に設置されていて、そのわきにエアコンの後席用ダクトがでていました(大丈夫だったんだろうか?)。また、フェスティバミニワゴンのトランスミッションは、1500は4ATのみでした。

Posted at 01:59 午前     Comment 

火 - 2月 1, 2005

Ciao! Demio



当ツアーで活躍しているのは、こちらです。
(う〜ん、納車時はこんなに輝いていたのか)
マツダ デミオ 2004年式 COZY 1500 5MT
ちなみに「Ciao! Demio」とは、キーをさしてアクセサリーにまわすとオーディオの液晶に表示されるデミオからの挨拶です。 

なぜ、デミオを選んだのか?
それは、
 車庫に入る大きさ(3.9m程度)であること
 マニュアルトランスミッションであること
 屋根があくこと
という条件で探したら、結局デミオしかなかったというわけ(まだホンダフィットに5MTは設定されていなかったし、あのデザインは好きじゃない)。
(まぁ、車庫については前はもっと大きなセダンに乗ってましたから、問題はないんですが、最近の日本は治安も悪化していて車庫のシャッターも閉めておきたいということで。前後とも手のひら分程度の隙間しかないので、ベリーサは入りません(;>_<;)。)
でも、試乗して、レンタカーで乗って、「やはり新しいデミオいいわぁ〜」と思ったことが、決め手です(もちろん妥協した点や乗ってみて気がついた点はいろいろあります)。
もっとも、最近の状況をみると、あら?退潮してません?って気が・・・。
一番悩んだカラーも、当初のイメージカラーだったオレンジに加え、このハニーイエローもいつのまにか消滅。さらに、COZYの5MTモデルも消滅し、当初の4ATだけになってしまいました。わたし、アンケートに「COZYに5MT設定したら買う」ってかいて本当に買った口なんですが。ということは、うちのこの組み合わせ、たった1年ほどしか存在していないってことですよね。またしても、メジャーなんだけれどレアな組み合わせのモデルに乗ってしまっています。

【M】MAZDA DEMIO

Posted at 11:21 午後     Comment 


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