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京都 2004.10.24〜25

大人になってからますます好きになってくる京都。
今回は初秋の京都を1泊2日旅行してきました。
滞在時間は短かったけれど、京都を十分に楽しんでくることができました。
■第1日目■

今回の京都は、初めて母と二人旅となりました。
女同士の京都旅行は初めて。雑貨やおいしいものをめぐる旅がテーマです。

今回は「京都遊々きっぷ」という企画切符を購入して出かけました。
これは、東京−京都間の往復切符の値段にほんの少しプラスしただけで、
京都の1日乗車券(1200円分)がついてくるもの。
この1日乗車券は京都の地下鉄と主要なバスが乗り放題になるので、
とっても便利。
これを使って1日目はあちこち廻ることにしました。

まずは、京都について、大徳寺に行くことへ。

大徳寺というのは、織田信長の菩提寺があるお寺で
その周りに同じ時代の有名な武将たちの菩提寺もあり、なんと22もの寺院が集まっているところ。
(詳しい説明をすると難しいので、簡単に。。。)

訪れたときはちょうど、織田信長の菩提寺「総見院」が
特別拝観で公開されており、中にはいることができました。
教科書でよく見かけた織田信長の木像がまつられています。
ここでは、入館料を払うと中でガイドさんのお話をお茶とお菓子をいただきながら聞くことができます。

そして、この大徳寺の中で一番心引かれた場所は高桐院。
ここは、細川家の菩提寺だそう。細川ガラシャ夫人のお墓などもありました。
ここは空気がキーンと住んでいて、俗世をすべて忘れられる澄んだ空気の流れる場所でした。
大徳寺入り口近くの門。
利休に関する歴史ある建造物。
赤のコントラストがとてもきれいで、なおかつとても壮大なものでした。
細川家ゆかりの高桐院。
空気がとても澄んでいて、
心洗われるとても落ち着ける場所。
大徳寺の帰り道、すぐそばにある大徳寺納豆を買って帰ることに。
これは納豆とはいっても、粘り気のほとんどない保存食のようなもの。
かなりにおいが強烈で、ちょっとしょっぱい不思議な食べ物。
でも、ほうじ茶を飲みながら食べるとおいしいんです。
ということで、こちらで今回の京都おみやげ一つ目を入手。

大徳寺納豆の有名なお店「大徳寺一久」
次に向かったのは、上賀茂神社。
こちらは、世界遺産に登録されている場所。
沖縄に続き、世界遺産2箇所目。

上賀茂神社はこんな朱色がとても映える建造物が
いくつかあります。
一見すると、派手な朱色もなぜかこの場所で見ると
とても神聖なものに見えるから不思議。

さらに1日目はハードスケジュールを敢行し、高台寺の夜間拝観へ。
これもこの時期ならではの特別なもの。
もっと時期が遅ければ、清水寺などたくさんのお寺でライトアップが見られるのですが、
少し時期が早かったので、ライトアップが見られたのは高台寺のみでした。
ライトアップはとても幻想的で、昼間とはまた違った空気が流れているように感じました。
ただ、ライトアップがなんだかやりすぎ(?)なところもあったのも事実。
とはいえ、なかなか見られない夜間拝観。貴重な経験でした。

一気に場所がバラバラな3箇所を廻る強行スケジュールになりましたが、
1日目はこれにて終了。
宿へ向かうことに。。。

今回の宿は京都でも有名な旅館「柊家旅館」さん。
私の今回の京都旅行において一番楽しみにしていた場所でもありました。
柊家さんの概観とエントランス。
街中にありながらも
とても京都らしい風情をもち、
重厚な雰囲気のある場所。
施設そのものは新しくはないけれど、
きれいにお手入れされている感を
受けます。

大女将さんがとてもステキな方で、
ほれぼれしてしまいました。
その他スタッフの方の心あたたまる
サービスもとても心地のよいものでした。
柊家さんでのお夕食。季節を感じさせてくれる食べ物が次々と出てきました。
この時期はなんといっても松茸の時期。もちろん、ご飯は松茸ご飯でした。
秋にお世話になるのは、とてもいいかも♪

お夕食の一部です。
他にもいろいろおいしいものの
オンパレード。
■2日目■
まずは、柊家さんの朝食。
この朝食がまたすばらしい♪
私はこの朝食がとっても気に入りました。とってもおいしい湯豆腐がなんともいえません〜。
朝もこんなに豪華。
炊きたてのお米がとても甘くて
おいしく、感動ものでした。
おつけものもとってもおいしく、
京都の食を満喫できました。


本日は、もう帰る日でもあったので、買い物三昧となりました。
まずは寺町通りを散策。
ここはアンティークショップなどが集まっており、
歩くだけでも楽しい場所。
ただ、たまたま行った曜日が月曜日だったせいか、
お休みのお店も多くて、あまり多くのお店を見られず、
残念。また機会に。。。

そして、ここで「一保堂茶舗」にも立寄り、
ほうじ茶や入り番茶などをしこたま購入。
そして、今度は錦市場へ。
ここでは、「有次」で母がいくつか買い物を。私は今回は我慢、我慢。
それから、「打田」でお漬物を。
そして、なんと威勢のいいおじさんに捕まってしまい(いいカモ?)、若狭のカレイを買う羽目に。。。
でも、これが安かったのにとってもおいしくって、結果的には大満足なお買い物になりました。

そして、ランチへ。
宿で和食が続くことを考慮して、前もってイタリアンのお店を予約してから伺いました。
第一希望の「イル・ギオットーネ」は予約がいっぱいで入れなかったので、
第2希望の「カノビアーノ京都」へ。
こちらのお店は代官山にある「カノビアーノ」の姉妹店。
京野菜にこだわりのある植竹シェフのお店ということで、期待十分。
お腹は結構いっぱいだったので、シンプルな3000円ほどのコースをいただきましたが、
これがとってもおいしいものばかり。
特に京野菜がたっぷり入ったリゾットが絶品!
コストパフォーマンスがとてもいいお店で、母と二人で大満足。

そして、最後に開化堂へ茶筒を求めに。
ここはぜひ行きたかったお店。
ところが、伺ってみるとお店だと思っていたら、
実際はご自宅の一部にお客を入れているような
とてもこじんまりした場所。
そして、茶筒を作っていらっしゃる開化堂のご主人は
とても気さくな方で、いろいろと茶筒について
お話をしてくださいました。そして、茶さじに名前を彫ってくれました。
このご主人のお人柄のせいか、ますます開化堂のファンに。

この茶筒はお茶はもちろん、コーヒー豆の保管にもいいそうです。


以上で京都の旅は終了。
1泊2日の短い旅ではありましたが、かなり中味の濃いものになったような気がします。
おいしいものもたくさん食べられましたし、大満足。


<そして今回のおみやげリスト>
■はれまのちりめん山椒 ■出町ふたばの豆もち ■原了郭の黒七味 ■打田の漬物 ■亀家良永の「月」

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