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去勢手術
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グーは2004年3月に去勢手術をしました。
去勢手術には賛否両論あります。我が家も手術を決めるまでかなり悩みました。
このページは決して去勢手術をお勧めするものではありません。
犬によっても状況は違います。選択肢の一つとして去勢手術について、理解してもらえれば、と
思っています。
去勢手術のきっかけ グーにはたくさんのお散歩仲間がいます。
そこには女の子がたくさん。そのため、その女の子に刺激を受けたのか、急に興奮状態が続くようになりました。
ひどいときは一日2時間以上、私に吠え続け、ズボンの裾にまとわりつくようなことも。
一日の大半を一緒にいる私自身がノイローゼになりそうな状況でした。
これは一日で終わることなく、何日も続いていました。
また、マーキングも激しく、友達や実家に行くと、グーの後を追いかけていないと、おしっこで部屋を汚しまくってしまうことも悩みでした。
去勢手術に対する悩み グーの興奮状態に困ってはいたものの、健康なグーの体にメスを入れるのは自然ではないし、人間の勝手ではないだろうかと躊躇していました。
夫も男として、かわいそうだ!と言っており、
なかなか手術の決断ができませんでした。

また、手術をすることによって、性格が変わってしまうという話も
聞いたため、それも躊躇するひとつの要因になっていました。
ただ、興奮状態もひどかったため、まずは獣医さんに相談に行くことに
したのです。
獣医さんのお話 グーの興奮状態の現状を聞き、そこまでひどいのであれば、去勢手術をした方がいいだろう、言われました。

手術のメリットとしては
@興奮状態が治まる
A食欲も戻る(グーは食欲までなくなっていました)
B病気が防げる(ホルモン系の病気がなくなる)
Cマーキングが治まる(これもグーはひどい状況でした)

デメリットは
@ホルモンのバランスが崩れ、太りやすくなる

結局、私たちはグーの手術を決心しました。
手術当日 グーの病院は日帰りの手術ということでした。
前日の夕飯後から絶食(お水も)になり、当日の午前中に
病院へ。そして、夕方5時ごろにはもう我が家へ帰ってきました。
帰ってきたグーの首には傷口をなめないようにカラーが
ついていました。麻酔も効いているからか、グーは少し
ぼーっとし、またカラーのせいで歩きにくく、いつもとは
全く違うグーでした。
抜糸まで カラーをつけたグーはしばらく歩きにくく、また食事もしにくいようで、不憫に思いました。
しかし、数日すぎるとカラーにもすっかりなれ、
カラーをつけたまま、おおはしゃぎするように。
食事についてもカラーをつけたまま食べることにもすっかり
鳴れたようでした。
抜糸は手術から10日後。男の子の場合、ほとんど傷口が
小さいので、ものの3分ほどで抜糸も終わりました。
手術から1ヶ月たって 手術から1ヶ月。すでにグーは手術したことなんて
忘れているかのようにいつものグーです。
性格が変わるなんてこともなく、相変わらず元気に
走り回っています。
手術後の変化としては

@食欲が戻った(もちろん、太り過ぎないように飼い主が食事をコントロールする必要はあるようです)
A興奮して、腰を振ることがなくなった
Bマーキングが減った(これでドッグカフェも大丈夫!)

あれほど悩んだ手術ですが、今のところ
手術をしたデメリットは見当たりません。
手術から5ヶ月たって
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手術からもうすぐ半年近くなります。
手術後1ヶ月では、デメリットはなかった、と書きましたが、
さらに時間が経過してグーの体で変わったことがひとつあります。
それは、毛質。
手術前はさらさらとしたつやのある毛並みでしたが、
ぽわぽわっとした毛並みに変化してきました。
また、色も今までより白っぽくなってきた気がします。
周りのワンたちも去勢や避妊手術をした犬は毛質が変わった、という子が
結構います。

もちろん、手術だけが原因かどうかは素人の私には断定できませんが、
ホルモンの関係で毛質が変化する、という話を聞きますので、
手術の影響を否定することはできないかと思います。
見た目を重視されるのであれば、去勢の手術はリスクになるかもしれません。
これから去勢を考えていらっしゃる方は、
そのことも踏まえて決断されるといいかと思います。

また、獣医さんから指摘されていた太りやすくなる点ですが、
確かに一時期グーの体重は増加しましたが、それは飼い主の私が
調子にのっておやつをあげすぎたせいだと思います。
実際、おやつをやめて、食事をローカロリー食にしたところ、
体重はほぼ元に戻りましたので、
これは飼い主が気をつけていれば、問題ないと思います。

我が家では毛質が変わってしまったことについては、
やはり少し残念な気がするのは事実です。
ただ、一時期の興奮状態がずっと続いてしまうことを考えると、
手術という方法を選択したことは必ずしも間違っていた、とは考えていません。
とっても難しい問題だとは思いますが、
人間と犬がお互いにストレスのない方法を選択するのが一番だと思っています。
去勢を考えている飼い主の方がいらっしゃったら、
とにかくよーく考えて決断してくださいね。
手術にはメリットもデメリットもありますので!
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