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しつけ教室
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グーは去勢手術をするとともに、しつけ教室に通うことになりました。
しつけ教室、といっても、正確に言うと、家庭教師です。
週に1回、我が家へ来てもらい、マンツーマンでしつけの勉強をグーと私が一緒に学ぶことになりました。

しつけ教室に行きたいと思っても、なかなか効果に疑問があったり、と踏み出せないのではないでしょうか。
我が家もそれでなかなかはじめの一歩を踏み出せませんでしたが、春になり、陽気もよくなってきたので、
思い切って始めることにしました。
そのしつけ教室の様子をレポートします。
グーの問題行動
グーは外ではいい子なので、よく「おとなしくていい子ねぇ」と言われることがありましたが、実際は家の中では大暴れ。
男の子としての才能をいかんなく発揮しています。
我が家で問題だと感じていた行為は
@飼い主を無視する(呼んでも来ない)
A興奮すると吠え始めて、なかなか止まらない
Bおしっこシートを食べる
Cインターホンが鳴ると、ものすごい勢いで吠え始める
Dブラッシングを長時間やり始めると、手を噛もうとする

細かい問題はいくつもありますが、
日々困っていた問題行動はこのくらい。
序章 カウンセリング
初めて、トレーナーさんとお会いしました。
今回は、グーの日ごろの問題を聞いてもらい、どのように
トレーニングを行うか決定することに。
上記の問題行動をトレーナーさんに延々と伝えると、帰ってきた答えは
グーはまだ問題犬の範疇に入らない、ということでした。
しかし、危険な前兆はDのブラッシングのときに手を噛もうとする、という
ことでした。これは、自分が飼い主よりも偉い!と思っていることから来る行動であり、ひどくなるともっと手を噛んでくることになるそうです。
また、それ以外の問題行動も全て、自分が偉い!と思っていることからくる問題だそうで、服従訓練を行い、主従関係をしっかり覚えさせることで、問題は解決する、とのことでした。
このカウンセリングによって、グーは週1回のトレーニングをまずは4回行うことに。
第1回
しつけの基本的な考え方&
トレーニング
今日から本格的なトレーニング開始です。
まずは前半で、犬の基本的なしつけ方法について私が学びました。
犬のしかり方やほめ方、食事のあげ方など教えていただきました。
教えてもらうと、今まで自分がいかに間違っていたのかを思い知らされました。また、トレーナーさんのお話はすべて理論的で、納得できることばかり。かなり勉強になりました。

続いて、実際のトレーニング開始。これは近所の公園で行いました。
「ヒール」という人間の左側に犬がついて歩く訓練です。
はじめはトレーナーさんが、グーにコマンドや歩き方を教え、その後私がそれを真似してグーと共にトレーニングします。トレーナーさんはさすがプロのため、グーをすぐにコントロールし始めますが、いざ、自分が始めるとなかなかうまくいかず、おたおたすることが数度も。
来週のトレーニングまでこれをマスターすることが宿題になりました。
第2回
トレーニング
グーは前回のトレーニングで習ったことを1日に2回、15分程度練習していました。
そして、トレーナーさんと2回目のトレーニング。
まずは、前回の復習も兼ねて、「ヒール」の練習をします。
グーは少し抵抗しましたが、ほとんど問題なく、できました。
トレーナーさんからもお墨付きが。
今回の新たなトレーニングは「待て」です。
距離や時間を少しずつ延ばしながら、「待て」を繰り返していきます。
グーはかなり順調に「待て」を覚えていき、トレーナーさんからは誉められてしまいました。今日の練習はこれでおしまい。
犬の集中力にも限界があるので、なかなか長時間はできません。でも、着実にグーは学習しているようです。

ところで、今日のトレーニング後、トレーナーさんに聞いてみました。
「こういった「つけ」や「待て」といった訓練で本当にグーはいい子になるのでしょうか?」。答えは、「はい。いい子になります」。この訓練を行うことでグーは主従関係を身につけられるそうです。ただ、一般的に犬のしつけ教室は1〜2ヶ月ですが、それで全てが終わりではなく、教室はあくまでもしつけの方法を学ぶところ、と認識して、学んだことを教室が終わった後もトレーニングし続けることが大事だそうです。
ちなみにトレーナーさんが自分の飼い犬にトレーニングを行って、完璧に主従関係を覚えこませるまでに10ヶ月かかるそうです。う〜ん、長い目で見ないといけないですね。
第3回
トレーニング
今回は、「待て」の練習のアップグレード版。
先週のトレーニングで学んだ少し距離を置いての「待て」は約1分半ほどがんばれるようになりました。
今回は、さらに私が姿を隠しても、グーが待てるようにする訓練です。
やはり姿が見えなくなるという不安からか、そわそわよそ見をしたりします。
隠れた途端、ふらふら〜っと歩き出すことも何度かありました。
その度にグーのもとへ戻り、リードをひっぱって、グーにそれがいけないことだと教えます。
また、うまくできた時にはおおげさに誉めてあげます。
なんどかやっていくうちにグーもじっと待てるようになってきました。
このトレーニングで、4〜5分待てるようになることがこれからの目標になりました。

ここまでのレッスンで3回。 見違えるほどの変化はありませんが、いくつかグーが変わったな、と思うことがあります。
それは、まず、散歩の帰りに座り込むことがよくありましたが、最近は私の横についてきちんと歩くようになったこと。 また、他の犬に対して吠えているときにリードで合図を送りながら、「ノー!」と怒ると、吠えるのをやめるようになったような気がします。
気のせいかもしれないけれど、これからもまた様子を観察してみたいと思います。
第4回
トレーニング
第1STEP終了日
今日は、ちょっとだけレベルの高いレッスン
先週まで学んだ「ヒール」「待て」の練習は、日々のトレーニングで継続中。
飼い主の姿が見えなくなっても、4〜5分待てるようになるのが目標です。

今日は、そのレッスンとは別に、普段ちょっと困っているインターホンの練習です。
お散歩仲間の間でもインターホンに反応して、「ワンワン」吠える犬はたくさんいるみたいですが、我が家のグーももちろん、インターホンが鳴ると「ワンワン!」大騒ぎ。
そんな問題行動をどう直すか教わりました。
インターホンをわざと鳴らして、「わん!」と行きかけたところで、
リードをしっかりひっぱります。
そして、「おすわり」「待て」と指示すると、グーはしっかり理解したみたいです。
次からは、もう「ワンワン!」と言わなくなりました!びっくり!!!
もちろん、これで終わりではなく、このレッスンも続けることが大事みたいです。

今まで、4回のレッスンを行ってきましたが、これでいったん終了。
これからどうするかどうかはしばらく考えて見ることにします。
でも、このレッスンは私自身のいい勉強になりました。今までいかに思い込みでしつけていたことが多かったか!
グーとのレッスンはこれで終わりではなく、これからもずーっと続きます。そうやって主従関係を身につけていくそうです。
まだ、目をみはるほどの効果が出ていないのも事実です。
でも、私から見るとすこーしずついい子になってきているところもあるような。。。
また、そのうちこのページも更新できるように日々のレッスンがんばります!

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