Little Feat Japan Tour
 


 
 
 
1978年

7月1日(土) 名古屋・市公会堂
7月4日(火) 東京・厚生年金会館
7月5日(水) 東京・中野サンプラザ
7月6日(木) 大阪・フェスティバルホール
7月7日(金) 東京・中野サンプラザ
7月8日(土) 東京・中野サンプラザ


  
   Vocals, Guitar, Maracas, Cowbell Lowell George
Drums, Percussion, Vocals Richie Hayward
Vocals, Guitar Paul Barrere
Congas, Percussion, Vocals Sam Clayton
Vocals, Piano, Electric Piano, Organ, Synthesizer Bill Payne
Bass Kenny Gradney


 

(カッコ内は収録アルバム名)
 
1. Skin It Back
2. Fat Man In The Bathtub
3. Walkin' All Night
4. Rock and Roll Doctor
5. Time Loves A Hero
6. Day Or Night
7. Oh Atlanta
8. A Apolitical Blues
9. Day At The Dog Races
10. All That You Dream
11. Old Folks Boogie
12. Dixie Chicken
13. Tripe Face Boogie
14. Willin'〜Don't Bogart That Joint〜Willin'
15. Feats Don't Fail Me Now
16. Rocket In My Pocket
   
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Frank Zappa率いるMothers of InventionにいたLowell Georgeは、書いたばかりの“Willin'”(後にLittle Featの代表作となる)をZappaに聴かせてみました。すると、ドラッグやヒッピー・カルチャーが大嫌いだったZappa(*)はこの曲が気に入らず、LowellにMothersを辞めて自分のバンドで歌うよう勧めたそうです。そして彼はMothers時代の同僚Roy EstradaらとともにLittle Featを結成します。1969年のことでした。バンド名のLittle Featとは、Lowell Georgeの足が異様に小さかったからという説と、「小さくても功績を残そう」という意味でつけたという説とがあるんだそうな。

*あの当時Charles Mansonによる虐殺事件があったりしたこと、そしてヒッピーのユートピア思想などが、マジメなZappaにはがまんならなかったそうです

今は亡きNeon Parkのキッチュで不思議なイラストがカバーを飾る数々の名作を発表、“Dixie Chicken”を発表したあたりから徐々に注目を集め、ちょっと泥臭いウェストコースト・ロック・バンドとして人気を博します。そして数々のメンバーチェンジを経て、1978年にライブアルバム“Waiting for Columbus”をリリース。初来日はこれと前後して実現したもの。

このときのツアーを最後に事実上Featは解散状態となり、翌年の1979年にはLowell Georgeがソロツアーの遠征先であるVirginiaで急逝してしまいます。なので、このライブを観た人も感慨深いものがあったはず。

筆者の同僚M氏によると、Little Featは現在もファンとコミュニティを作りながら活動を続けており、最近はコンサートとセットでゴルフツアーなんてのもやっているのだそう。興味のある方は、公式サイトを訪れてはいかがでしょう?
 
http://www.littlefeat.net/
 
 
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