Peter Frampton Japan Tour '78
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1978年 10月25日(水) ◆ 東京・日本武道館 10月26日(木) ◆ 東京・日本武道館 10月27日(金) ◆ 東京・日本武道館 10月28日(土) ◆ 大阪・フェスティバルホール 10月29日(日) ◆ 大阪・フェスティバルホール 10月31日(火) ◆ 名古屋・市公会堂 11月1日(水) ◆ 京都・京都会館 |
Vocals、Guitar ◆ Peter Frampton Drums ◆ John Symous Guitars ◆ Bob Mayor Bass ◆ Stanley Sheldon |
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01. All I Want To Be |
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Peter Framptonといえば1976年の大ヒットアルバム"Frampton Comes Alive"。筆者がBay City Rollers以外で初めて買ってもらったロックのレコード。この頃ロックにまったく理解がなくレコードを没収していた親をダマし、少しだけおベンキョをがんばってクリスマスプレゼントととしてゲットしました。 シンコーミュージック刊『Rockshow』1977年3月号の水上はるこ氏の記事に、それまでの彼のストーリーが掲載されていました。原文が手元にないため、かいつまんで話すと ●Peter Framptonは、本格的ロックバンドをやろうとしてHerdというグループを結成したが、そのルックスがたたってアイドル扱いされてしまい、始終女の子の黄色い声に追いまくられた。 ●女運が悪く、悪い女に振り回されっぱなしだった。 ●Herd解散後、Steve Marriottに誘われてブルースロックバンドHumble Pieに参加するが、Peterがいる間は泣かず飛ばず。Peterがソロになるために脱退してからやっと売れ出した。 ●ソロになったものの、76年までに出した4枚のアルバムはまったく売れなかった。 ...とまあ貧乏くじ引きまくり、不幸のオンパレードだったんである。 しかし76年に"Frampton Comes Alive"が全米アルバムチャート1位になるわ、シングル"Show Me The Way""Baby, I Love Your Way"(1989年にWill to Powerがカバーして大ヒット)が立て続けにヒットするわで、一躍「時の人」に。翌1977年には、サッカリンを1キロぶちこんだかのようにクソ甘い"I'm in You"を発表しました。そしてその1年後、いよいよ来日が実現したのです。 筆者のかつての同僚Aは、ファンの友人に引っ張られてこのライブに行きました。彼女の証言によると、♪あいみんゆう〜♪のところで客席に向かって投げキッスをするかのように指を差し出し、女子をあおっていたのだとか。あの作り物のように美しい顔でやられたら、かなわん。 最近では、米国のTV番組で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの話に衝撃を覚え、新作“Thank you Mr. Churchill”でめぐみさんならびに横田さん一家に捧げる曲を発表しました。3児の父となった現在、地域の図書館で児童書朗読のボランティアをするなど、社会活動にもいそしんでいるとのこと。かつてはクスリをしこたまキメ込んだ顔で、客席に向かって「やぁ、トんでいるかい?」と叫んでいた彼であったが、やはり年月が人を変えていくものなんだなぁ...。 (Issei、04年5月26日アップ、11年2月6日加筆) |
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