Van Halen JAPAN TOUR 1978
 


 
 
 
1978年

6月17日(土) 東京・厚生年金会館
6月19日(月) 東京・厚生年金会館
6月21日(水) 東京・中野サンプラザ
6月22日(木) 東京・中野サンプラザ
6月24日(土) 名古屋・市公会堂
6月27日(火) 大阪・厚生年金会館

    
   Vocals Dave Lee Roth
Guitar Edward Van Halen
Bass Michael Anthony
Drums Alex Van Halen

 


 
1. I'm on Fire
2. I'm The One
3. Runnin' With The Devil
4. Atomic Punk
5. Little Dreamer
6. Where Were You?
7. Feel Your Love Tonight
8. Ain't Talkin' 'bout Love
9. Ice Cream Man
10. Sonebody Get Me A Doctor
11. Eruption
12. You Really Got Me
13. D.O.A.
14. Bottoms Up!


 
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サルのような可愛いファニー・フェイスに、とんでもないギターテクニックを持つEddie Van Halenと、兄のAlex Van Halenの兄弟(*)を中心としたヘビー・メタル・バンド。いわゆるL.A.メタルの草分けか。いわずもがな、である。

*なんだか、すんげー悪ガキの兄弟だったんだろうな

筆者が本格的に全米Top40を聴き始めた1978年の3月に、Kinksのカバー“You Really Got Me”でデビュー(最高位36位)。それからわずか3ヵ月後のスピード来日である。「これは有望!日本で火がつくに違いない!」とウドー音楽事務所のシャッチョーさんが思ったかどうかは定かではないが、大当たり。日本中にEddie教の熱心な信者が出たことは周知の通り。このときはまだもう1人の看板男、Dave Lee Rothがいましたね。あの、キャオキャオ言う雄たけびは一度聞いたら忘れられません。のどの奥から出しているカンジなんだが、どうやって出しているのかいまだにナゾである。

その後はバンド内で仲たがいがあり、80年代中半のバンドの絶頂期にDaveは脱退。後に、元Zappaバンド門下生Steve Vaiと自らのバンドを組んで再出発を果たしている。第一弾はDave流に味付けが施されたBeach Boysのカバー、“California Girls”であった。一方のVan HalenはSammy Hagerをボーカルに迎えて、第2(第3?)黄金期を飾った。

しかし...あのDaveのいた時代の、ハードロック独特の奔放なばかばかしさがあったVan Halenの方が筆者は好きであった。中学〜大学時代の親友がDaveに入れ込んでおり、耳にタコができるほど彼の話は聞かされていたので、ちょっと贔屓目になっているところは否定できないのだが。

【追記】
*78年7月号あたりの『Music Life』で、「炎のロック野郎Van Halenと、日本のトラック野郎が対決」というグラビアが掲載されており、なんと!デコトラの前で菅原文太と仲良く写っている面々の姿があった。

『Music Life』は78年1月号から80年の6月号までためといたんだが、大学生になってウチのかぁちゃんが棚ごと全部勝手に捨ててくれたのだ!ばかばかしいグラビア企画がいっぱいあったのに!最近じゃ神保町で1冊2000円で売られている。今さら買い戻すのもばかばかしいしなぁ。とほほ。


(issei)
 

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