Linda Ronstadt Japan Tour '79
 


 
 
 
1979年
3月1日(木) 横浜・県民ホール
3月2日(木) 東京・日本武道館
3月3日(金) 東京・日本武道館
3月5日(月) 大阪・フェスティバルホール
3月6日(火) 大阪・フェスティバルホール
 
  
   Vocals Linda Ronstadt
Drums Russell Kunkel
Guitar Waddy Wachtel
Bass Kenny Edwards
Keyboard Don Grolnick
Guitar Danny Korchmar


ちなみに、オープニングアクトはLivingstone Taylor。

(カッコ内は収録アルバム名)
 
1. Lose Again
2. That'll Be The Day
3. Blue Bayou
4. When Will I Be Loved
5. It Doesn't Matter Anymore
6. Willin'
7. Allison
8. All That You Dream
9. Love Me Tender
10. Just One Look
11. Desperado
12. Mohammed's Radio.
13. It's So Easy
14. Someone To Lay Down Beside Me
15. My Blue Tears-Poor Poor Pitiful Me
16. Tumbling Dice
17. You're No Good
18. Sorrow Lives Here In My Heart
19. Back In The U.S.A.


 
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70年代を代表する「歌姫」、Linda Ronstadtの初来日公演。なんだか、なんでもかんでも「歌姫」と呼ばれている昨今、言葉自体が陳腐化していますね。裸同然のカッコで歌って踊る安っぽいねーちゃんまでそう呼ばれる風潮、なんとかならないんですか。

ま、そんなハナシは置いといて。引く手あまたのウェスト・コースト一級プレイヤーを従えて、79年にLindaはやってきたのでした。このライブを観た人たちは、バックバンドのメンツだけでうれしくて、ちびっちゃったんじゃないでしょうか。Don Grolnickなんて、96年頃に亡くなったらしいですからね。もう近頃は、老体にムチ打ってでも来てくれたときに観ておかないと後悔しますよ、みなさん。

この時期はアルバム“Living in The USA”発表後のライブ。それまで洗いざらしのダンガリーシャツをおへそのところで結び、すそを破いて作ったショートパンツ、頭には花を挿して歌っていたLindaでしたが、ショートカットのヘア、ローラー・スケートにスタジャンでキめ、躍動的なルックスで心機一転を図ろうとしていた頃でした。ヒット曲“Back in The USA”も、それはそれでよかったんだけど、この人の真骨頂はやっぱりバラードじゃないでしょうか。“Oooh, Baby, Baby”にはシビれましたねぇ。このセットリストにはなくて残念です。

筆者は数年前、以前の会社で出会った親友とともに浜松町での内輪のパーティで数曲歌うことになり、その際に“Poor, Poor, Pitiful Me”(邦題:私はついてない/オリジナルはWarren Zevon)を演ろうか、というハナシになりました。歌詞を初めてマジメに読んで、びっくり。ロードソングなのですが、旅の途中で車に乗っけてくれた男性とイイことになっちゃったりするハナシなんで、スタジオで練習中、歌いながら赤面してしまいました。結局、筆者の声はそんなに野太くないのでほかの曲にしましょう、という親友の提案でSlapp Happyの“Casablanca Moon”に変更したのでした。
 
(issei)
 
 
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