Roxy Music Japan Tour '79
 


 
 
 
1979年
4月26日(木) 名古屋・市公会堂
4月27日(金) 大阪・フェスティバルホール
4月28日(土) 東京・日本武道館
 
  
   Vocals, Piano Brian Ferry
Drums Paul Thompson
Guitars Phil Manzanera
Bass Gary Tibbs
Bass Alan Spenner
Saxophone Andy Mackay
Keyboard Paul Carrack
 
 

(カッコ内は収録アルバム名)
 
1. Manifesto
2. Trash
3. Out of the blue
4. Angel Eyes
5. A Song for Europe
6. Still Falls The Rain
7. Mother of Pearl
8. Ain't That So
9. Stronger throgh The Years
10. Ladytron
11. In Every Dream Home a Heartache
12. Love Is The Drug
13. Editions of You
14. Do The Strand
15. Re-make/Re-model

セットリストはOaklandでのもの。1979年4月とあるので、多分日本公演も同じはず。 

 
投稿、ご意見はこちら
 
いったん76年に解散を表明、各メンバーがソロ活動に入っていたものの、ソロアルバムが商業的に失敗し袋小路に入っていたFerryが再び仲間を招集。復帰第1弾のアルバム“Manifesto”を引っさげての来日。

03年はやたら「マニフェスト」という言葉があちこちで聞かれていましたが、筆者にとって「マニフェスト」といえば、「ん?Roxyのアルバムのこと?」と聞いてしまうくらい、ジャケットの印象がキョーレツでした。なにやら退廃的かつ倒錯的なニオイが。しかしまだ中学生女子だった当時は、Roxyのことといえば『Music Life』でFerryがセクシーなおねーちゃんを従えてスケベ笑いをしていたことくらいしか知りませんでした。そんな折、テレビ神奈川放映の洋楽系の番組で、初めてFerryの姿を見ることに。

『Music Life』のFerryはスケベ笑いはしていたものの、「なんだかカッコイイおじさん」くらいのイメージは持っていたのです。ところが、TVで筆者が観たものは...オカマ歩きでねちっこく歌うFerry。ええぇーっ。サギやんか。このルックスと、このオカマ歩きと、この粘着質の歌声が一体どうやって結びついているんだ?なんだか目隠しされたまま、ジャムパンに納豆塗ったの食わされているみたいで、情報処理がうまくいかなかったのでした。たしかそのときに観たのは、Ferryのソロアルバムの曲だったんじゃないかな。

時を2〜3年経て、次にFerryを観たのは“Avalon”のプロモ。ああ、これでやっと納得がいく。シックなスーツに身を包み、ちょっと物憂げに歌っているFerryはやっぱりカッコよかった。曲もよかったし。頭の中で1つ1つの要素が何とかつながって、初めて筆者はRoxyのアルバムを買ったのでした。
 
(issei)
 
 
1979年の年表へ 掲示板へ
年表一覧へ