Strawberry Switchblade '86
 


 
 
 
1986年

3月10日(月) 東京・中野サンプラザ
3月11日(火) 東京・中野サンプラザ
3月12日(水) 名古屋・市公会堂
3月13日(木) 大阪厚生年金会館

  
   Vocals, Guitar Rose McDowell
Vocals, Guitar Jyll Bryson

ほかは不明
  


 


 
投稿、ご意見はこちら
 
Glasgow出身のガールズ・エレクトリック・ポップ・グループ。この時期は、このグループも含め、「イマ行っておかないと、次の年にはなくなってしまう!」ようなバンドがいっぱいいて、大学のときの同級生が連ちゃんでコンサートに通いつめておりましたっけ。

あの当時は白黒のモノトーン、それと水玉模様がファッションのトレンドでしたが、このときの流行を取り入れたロマンチックな衣装とパンクっぽいメイクで登場。今思えば、一部の少女の間ですでに流派となっている「ゴシック・ロリータ」のはしり?とも言えますか。

1970年代後半に知り合ったRoseとJyllの2人は地元Glasgowのクラブでパンクを演っておりましたが、インディーズレーベル「92 Happy Customers」を設立したDavid BalfeとBill Drummondのプロデュースの元、1982年にデビューシングル“Trees and Flowers”をリリース。インディチャートの4位となり、メジャーデビューへの足がかりを築きます。その後はしばらく泣かず飛ばずの時期がありますが、1984年10月にリリースした“Since Yesterday”(邦題「ふたりのイエスタディ」)がヒット、全英チャートの5位となり日本でも大ヒットしました。

しかしその後リリースした“Let Her Go”などが続いてヒットに結びつかず、1985年にはグループは下火に。この公演は、85年の暮れに最後のシングル“Jolene”(オリジナルはDolly Parton。Olivia Newton-Johnもカバーしましたね)を出した後の来日公演。元Orange JuiceのPaul Hardらがバックに付きました。中野サンプラザで2回やるほど人が集まったんですね!

ガール・ポップの真骨頂的なバンドで、「元気ハツラツ」またはパワフルさで売る米国のギャル・バンドとはまた違った可愛さがあったですが、来日公演のわずか数ヵ月後に解散してしまいました。

 
1986年の年表へ 掲示板へ
年表一覧へ