Bootsy Collins 1989
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1989年 7月21日(金) ◆ 東京・MZA有明 7月22日(土) ◆ 東京・MZA有明 7月23日(日) ◆ 東京・MZA有明 7月25日(火) ◆ 大阪・近鉄劇場 |
Vocals, Bass, Keyboards ◆ Bootsy Collins Vocals ◆ Casper Vocals ◆ Luv-Gun Vocals ◆ Sugar Crook Vocals ◆ Baby LeRoy Vocals ◆ Gary Cooper Vocals ◆ Sly Fox Guitar ◆ Ron Jennings Guitar ◆ "Catfish" Collins Guitar ◆ Stevie Salas Drums ◆ 不明 Keyboard ◆ Trey Stone Keyboard ◆ Wes Boatman Keyboard, Vocals ◆ Mico Wave Horns ◆ Fred Wesley Horns ◆ Maceo Parker Horns ◆ Kush Griffin Horns ◆ Wes Boatman Strings ◆ Billy Bang '89年発表のアルバム“What's Bootsy Doin'”より。Bootsy CollinsとMaceo Parker、Mico Wave、"Catfish" 、Fred Wesleyらは来日しているようだが、後は不明。 |
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MZA有明の野外ステージは、オールスタンディングで満杯でした。 最初は前座のPretty Fatt-Sheila & Cynthiaが30分程度、 FATボディでアカペララップ&ボイスパーカッション 続いてキャスパーがオレンジの衣装で出てきて客をはやしたてます。 「Ahh...The Name Is Bootsy, Baby」の演奏が始まり、 キャスパーのリードでブーツィコールが会場を一つにする。 さてBootsyの登場だ。最初は後ろ向きでベースを弾く。 客のコールが大きくなると「Yeah?」と前を向きベースソロへ 3曲目ぐらいまで行ったところでトラブル発生! というのも客が前に進みすぎて、最前列あたりが窒息して バタバタ倒れだしました。 あまりの人数が倒れたため、演奏中止。 会場の責任者らしき人が出てきて 「前に押すとブーチーさんは演奏しませんよー」と 妙に幼稚な注意コメントでみなしぶしぶ後ろに下がりだした。 演奏再開すると、また前に押し寄せ演奏中止、 を2度ほど繰り返しようやく沈静化。 さあライヴの再開だ!とドラムが、ギターが、コーラスが走り出す。 しかしBootsyは唄わない、弾かない、ボーっと立ったままだ。 1分くらいバックの演奏だけ、突然Bootysがギター(たぶんキャットフィッシュ)に 耳打ちしたかと思うと舞台から降りてしまった。 動揺する観客。そして再び、幼稚なコメントの責任者が登場。 「ええっと、、、ブーチーさんは途中からの演奏はいやだということで、 もう一度一曲目から始めます」とのこと。 キャスパーが出てきて「Hey Bootsieeeeee」とあおりだす、 「こいつ途中からだと思い出せないんじゃん」とニヤニヤしながら コールをかける観客。 ちょっと照れながらそそくさと顔を出したBootsy、かわいいやつだと思いました。 あとはBootsyらしい怒級ファンク、、、かとおもいきや 客をステージに上げたり、客席に降りて女の子に握手を始めたり。 「これからブーチーさんがみなさんのところへ挨拶に伺いますので 道をあけてください。タレントさんにみだらに触らないようにしてください・・・・・・」 何度も何度も責任者のアナウンスが必要になる FUNKというよりは興行らしいステージでした。 (五條淳彦) |
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P-Funk軍団のもう1人の雄、Bootsy Collinsが88年のアルバム“What's Bootsy
Doin'”を引っさげての初来日公演。コンサート評では「リハーサル不足」と酷評されていたようだが、↑のコメントでも困ったちゃんぶりを発揮している。おいおい。 この年は9月に帝王George Clingtonが来日を果たした。 (issei) |
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