What's Gundam
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- アニメ「機動戦士ガンダム」は、当初、鳴り物入りで始まった・・・そうです。
- それまでの、ロボット・アニメとは一線を画す、作品だったそうです。何しろ、初回放送では同型の敵役のロボット(モビルスーツ)が3機も登場したのですから・・・。
- この敵役「ザク」は、その後も最終回まで、出ずっぱりでした。
- それまでの、ロボット・アニメといえば毎回敵役のロボットは、違うものがでてきていましたから・・・。
- このように鳴り物入りで始まったにもかかわらず「機動戦士ガンダム」は、よく、誤解されているのですが、初回放送時の人気は、それはもういまいちの、一言に尽きたそうです。それは、全52話の予定でスタートしたにもかかわらず、43話で終了したことからも明らかです。
- ところが・・・、です。「機動戦士ガンダム」という作品は、再放送ごとに人気が出ていったのです。かくいう、私も、初回放送時はおろか、第2回放送時すら知らず、第3回放送時に、初めて見た次第です。
- 「機動戦士ガンダム」が、ここまでブレイクしたのは、プラモデル、いわゆる「ガンプラ」の存在なしには、ありえないかもしれません。ほのかにミリタリズムを感じさせる「ガンプラ」は、アニメファン以外のモデル好きにも受け入れられていったのです。当時、「ガンプラ」は、模型屋の店頭から入荷するそばから売れ尽くしていった程の人気だったのです。現在でもその人気は、衰えることを知らず累計販売個数はなんと3億個にもなるそうです。
- 「機動戦士ガンダム」と「ガンプラ」は、それぞれが、相乗効果を産みだして、ブレイクしたといえます。
- そして、もう一つ、意外に、女性のファンも多いということです。それは、敵役のシャアや、ほんの少ししか登場しなかったにもかかわらずなぜか国民(笑)に愛されたガルマなどに負うところが大きいようです。
- 「機動戦士ガンダム」は、アニメファン、模型好き、女性を上手く取り込んで、ひろく親しまれ、もっとも国民に認知されたアニメ作品の1つになったのではないでしょうか?
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