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Characters [ ワ〜


ア行
 
アコース
 ランバ・ラル隊のザクのパイロット。アムロの搭乗するガンキヤノンに撃破される、戦死。
 
アサクラ大佐
 ソーラー・レイの技術顧問大佐
 
イワノフ
 ジオン地球方面軍特殊工作部隊所属。シャア大佐とともに、ジャブロー破壊工作に参加するが、失敗、ガンダムの追撃を受けて、搭乗機のアッガイを撃破され、戦死。
 
ウラガン中尉
 ジオンヨーロッパ方面軍、マ・クベ大佐の副官。
 
オルテガ
 黒い三連星の一人。新型重モビルスーツ・ドムに搭乗し、ホワイトベース隊と交戦し、戦死。
 
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カ行
 
ガイア
 黒い三連星の隊長。新型重モビルスーツ・ドムに搭乗し、ホワイトベース隊と交戦し、戦死。
 
ガデム
 補給部隊の士官。ルナ2付近で補給作戦実施中にホワイトベースの反撃を受け、ザク(旧式)で出撃するが、ガンダムに撃墜され、戦死。
 
カラハ
 ジオン北米方面軍、海洋部隊所属。水陸両用重モビルスーツ・ズゴックのパイロット。ガンダムと交戦し、撃破され、戦死。
 
ガルマ・ザビ大佐
 ジオン公国総帥デギンの実子、四男。ジオン地球方面軍北米軍総司令。その、指揮官としての能力は、決して有能ではなかったが、ジオン国民に対する人気は高かった。しかし、連邦軍の新鋭戦艦に固執する余り、多くの戦力を失い、後の地球上での戦争遂行能力を減じた。
 
キシリア・ザビ少将
 ジオン公国総帥デギンの実子、長女。ジオン宇宙機動軍総司令。早くから、モビルスーツの実用性に着目し、モビルスーツ中心の艦隊編成を進めた。また、ニュータイプの可能性にも早くから着目し、独自に研究機関を作り、実戦投入の可能性を研究させていた。星一号作戦において、戦死したとされる。
 
ギャル
 ジオンアジア方面軍所属。ザクのパイロット。クワランとともに、出撃し陽動を担当した。
 
ギレン・ザビ
 ジオン公国総帥デギンの実子、長男。軍事よりも政治に興味があったようで、今次大戦を勃発させた張本人。実父のデギンをも謀殺したが、キシリアによる即席軍事裁判によって、処刑されている。
 
ククルス・ドアン
 ザクのパイロット、脱走兵。無人島に、4人の子供と暮らしていた。あの後、本当にジオン軍の追ってはこなかったのだろうか?
 
クラウン
 ホワイトベースを大気圏突入時に襲った際のザクパイロット。大気圏に落ちてしまい、大気との摩擦熱でザクごと爆死した。
 
クラフト
 ジオン地球方面軍特殊工作部隊所属。シャア大佐とともに、ジャブロー破壊工作に参加するが、失敗、ガンダムの追撃を受けて、搭乗機のアッガイを撃破され、戦死。
 
クランプ
 ランバ・ラル隊所属。白兵で、ホワイトベースを襲撃した際に戦死。
 
クリンク
 ジオンヨーロッパ方面軍所属。ドダイのパイロット。ミデア輸送隊の襲撃に参加した。戦死。
 
クワラン
 ジオンアジア方面軍所属。ガンダムに時限爆弾を設置するが、爆破には失敗。
 
ゲビル
 ジオン地球方面軍、ガルマ旗下のドップ戦闘機のパイロット、戦死。
 
ケージ
 ジオン地球方面軍アジア支隊所属、パトロール中に、アムロに撃たれて自分だけ逃げている。
 
コズン・グラハム少尉
 ランバ・ラル隊のザクのパイロット。搭乗機を撃破され、捕虜となる。ホワイトベースを脱走する際に、戦死。
 
ゴダール
 ジオン北米方面軍、海洋部隊所属。水陸両用重モビルスーツ・ズゴックのパイロット。大西洋上で、セイラによって撃破され戦死。
 
コム(宇宙攻撃軍所属)
 ホワイトベースを大気圏突入時に襲った際のザクパイロット。ガンダムハンマーで撃墜された唯一のパイロット。戦死。
 
コム(ジオン地球方面軍所属)
 ジオン北米方面軍偵察部隊のパイロット。バムロのサブパイロット
 
コワル少尉
 ジオン軍ニュータイプ部隊技術士官。ニュータイプ専用モビルアーマー・ブラウブロの実用試験を担当していた。
 
コンスコン少将
 宇宙攻撃軍所属。チベ級巡洋艦、ムサイ級巡洋艦2隻を率いて、ホワイトベースの撃破をドズル直々に命じられたが、返り討ちにあい、戦死。
 
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サ行
 
ジーン
 サイド7奇襲に参加したザクのパイロット。戦死
 
ジェイキュー
 ホワイトベースを大気圏突入時に襲った際のザクパイロット。ガンダムのバルカン砲により、撃墜されて戦死
 
ジッタル
 ジオン北米方面軍、海洋部隊所属。ズゴックの搭乗員。シャア大佐とともに、ガウ攻撃空母からジャブローに降下するが、降下途中に撃破され、戦死。
 
シムス中尉
 ジオン軍ニュータイプ部隊技術士官。ニュータイプ専用モビルアーマー・ブラウブロの実用試験を担当していた。キシリアの焦りから、急遽実戦投入されたブラウブロ2号機ごと、ガンダムに撃破され、戦死。
 
シャア・アズナブル
 ジオン建国の父、ジオン・ズム・ダイクンの実の子。当初、父親の復讐を目論み、ガルマを血祭りに上げるが、後にニュー・タイプの世について考え始め、戦争とは関係のない戦後を見据えた行動をとる。また「赤い彗星」の異名を持つ、ジオン屈指のエースパイロットでもある。
 
シャリアブル
 ジオン軍木星輸送船団所属。ニュータイプ適正が高いと判断されたが、特別な訓練を受けないまま、ニュータイプ専用モビルアーマー・ブラウブロでの出撃を強制され、ガンダムと交戦し、戦死。
 
スレンダー軍曹
 サイド7奇襲に参加したザクのパイロット。サイド7からは脱出したが、ホワイトベース出港の際の戦闘で、ガンダムのビームライフルにより撃墜、戦死。
 
セシリア・アイリーン
 ギレンの秘書
 
ゼイガン
 ランバ・ラル隊所属の偵察員。
 
ソル
 ジオンアジア方面軍所属、通信士。クワランにホワイトベース隊の情報を教える。
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タ行
 
タチ中尉
 ハモンとともに、ランバ・ラルの弔い戦にザクのパイロットとして参加、戦死。
 
ダルシア首相
 ジオン公国の、一年戦争時の首相。実権は持っておらず、お飾り的な存在だった。デギン側についており、講和に向けての議会工作を微力ながら行っていた。終戦時には、デギン家のものが全員戦死していたこともあって、講和条約に調印をした。
 
ダロタ少尉
 ガルマ大佐の副官。ガルマの弔い戦に無謀な出撃をし、ガウ攻撃空母、3機を失った罪は大きい。戦死。
 
デギン
 ジオンから政権を奪取し、公王制をひいて、地球連邦との対立をエスカレートさせた張本人。しかし、一年戦争時には、実権は長男のギレンが握っていた。戦争後半は、常に、講和を考えていたとされる。星一号作戦時に、ギレンに謀殺され戦死したとされる。
 
デニム曹長
 サイド7奇襲に参加したザクのパイロット。戦死
 
デミトリー
 宇宙機動軍所属、シャア大佐とともに、ザンジバルにて宇宙に出た。実用試験にて、不採用の決まったモビルアーマー・ザクレロのテストパイロット。ザクレロの有効性を証明しようとザクレロで出撃したが、ガンダムに撃墜され、戦死。
 
デラミン
 テキサス空域で、ホワイトベース隊と交戦。後方からのマゼラン級戦艦の接近で慌て、艦隊ごと全滅した。
 
トクワン大尉
 宇宙機動軍所属、シャア大佐とともに、ザンジバルにて宇宙に出たが、ホワイトベース追撃戦の緒戦で、ジオン軍で唯一実用化されたモビルアーマー・ビグロで出撃し、ガンダムに撃墜され、戦死。
 
ドズル・ザビ中将
 ジオン公国総帥デギンの実子、次男。ジオン宇宙攻撃軍総司令官。艦隊戦力を中心とした考えに捕らわれ、ジオン軍の中にあって宇宙攻撃軍は、モビルスーツの編成割合が一番少なかった。ソロモン攻略戦時に、自ら出撃し、戦死。
 
ドレン中尉
 シャア少佐の副官。後に、ジオンパトロール艦隊の指揮官になるがホワイトベース隊と交戦し、戦死。
 
トワニング
 ジオン宇宙要塞、ア・バオア・クーの司令部所属。
 
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ナ行
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ハ行
 
バイス
 マ・クベ配下の特別破壊工作隊隊長、ホワイトベースのミノフスキー粒子発射口、ECM発信装置を破壊する。
 
バイソン
 ガルマ旗下のドップ戦闘機のパイロット。
 
バタシャム
 キシリア遊撃隊、シャア大佐旗下のリック・ドムのパイロット。ララァ・スン少尉のあまりの能力の高さに震撼し、戦闘を放棄した。
 
ハモン・ラル
 ランバ・ラルの内縁の妻。本来軍人ではないが、戦闘に参加、戦死している。本名は、クラウレ・ハモン。彼女も、何らかの恨みをザビ家に対して持っている。
 
バムロ
 ジオン北米方面軍偵察部隊のパイロット。搭乗機のルッグンを撃墜されたが脱出に成功している。
 
バロム大佐
 ジオン宇宙機動軍所属、マ・クベの副官。脱出ポッドを無視しようとしたマ・クベにたいし、回収を進言する。
 
ハンブル
 ジオン地球方面軍、ガルマ旗下のドップ戦闘機のパイロット、戦死。
 
ビービ
 ガルマ旗下のドップ戦闘機のパイロット、戦死。
 
フィクス
 シャア少佐とともに、ルナ2を強襲するが、戦死。ザクのパイロット。
 
フラナガン博士
 ジオン軍ニュータイプ研究部隊のトップ。早くから、ニュータイプについての独自理論を持ち、研究を行っていた。後に、キシリアの援助を受け本格的な研究を開始、戦後は連邦軍内でニュータイプ研究を続行した。
 
フラナガン・ブーン
 ジオン北米方面軍、海洋部隊所属。潜水艦ユーコンの艦長。試験運用中の水中専用モビルアーマー・グラブロでガンダムと交戦し、撃破され、戦死。
 
フランシィ
 宇宙攻撃軍パトロール艦隊、ドレン隊所属のリック・ドムのパイロット。ホワイトベースタイト交戦時に、ミサイルの流れ弾に当たって、戦死。
 
ヘイブ
 ジオンヨーロッパ方面軍所属。グフのパイロット。ミデア輸送隊の襲撃に参加した。戦死。
 
ボラスキニフ曹長
 ジオン北米方面軍、海洋部隊所属。水陸両用重モビルスーツ・ゾックのパイロット。ジャブロー強襲戦に参加し、ガンダムと交戦し、撃破され戦死。
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マ行
 
マイヤー少尉
 ジオン宇宙攻撃軍所属。ドズルとともに、超重モビルアーマー・ビグザムで出撃した。
 
マーシー
 ジオン北米方面軍、海洋部隊所属。水陸両用重モビルスーツ・ゴック搭乗員、戦死。
 
マーチ
 ジオンヨーロッパ方面軍所属。グフのパイロット。ミデア輸送隊の襲撃に参加した。戦死。
 
マ・クベ少佐
 ジオンヨーロッパ方面軍司令、オデッサでの戦闘に際しては核ミサイルを使用。また、自分専用のモビルスーツを用意させていた。テキサス・コロニーの戦いで、ガンダムに撃破される。戦死。
 
マチュウ
 シャア少佐とともに、ルナ2を強襲するが、戦死。ザクのパイロット。
 
マッシュ
 黒い三連星の一人。新型重モビルスーツ・ドムに搭乗し、ホワイトベース隊と交戦し、戦死。
 
マリガン
 ジオン北米方面軍、海洋部隊所属。シャア大佐の副官。後に、シャアとともに宇宙に出て、ホワイトベース隊と交戦し、戦死。
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ヤ行
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ラ行
 
ラコック大佐
 ジオン宇宙攻撃軍所属、ドズル・ザビ中将付きの参謀。
 
ラサ曹長
 ジオン北米方面軍、海洋部隊所属。水陸両用重モビルスーツ・ゴックの搭乗員。ベルファースト強襲作戦に参加、ガンダムと交戦し、撃破され戦死。
 
ラムジ
 ジオン地球方面軍特殊工作部隊所属。シャア大佐とともに、ジャブロー破壊工作に参加するが、失敗、ガンダムの追撃を受けて、搭乗機のアッガイを撃破され、戦死。
 
ララァ・スン少尉
 今時大戦中、連邦軍のアムロ・レイ少尉とともに、最も卓越したニュータイプ能力を発揮した。しかし、パイロットとしての適正は、明らかにアムロ少尉よりも劣っていたようで、ガンダムとの最初の交戦で撃破され、戦死。
 
ラング
 マ・クベ配下の特別破壊工作隊。
 
ランバ・ラル大尉
 ガルマの仇討ち部隊として、宇宙攻撃軍司令ドズルより、直接命じられ、ホワイトベース追撃に参加。新型モビルスーツ・グフ、新型巡洋艦・ザンジバルを率いて、地球に降下する。しかし、キシリア配下のマ・クベ大佐のサボタージュを受け、思うように行動できず、後に戦死。ジオンの「蒼(あお)い巨星」とは彼のことである。
 
リュウホアン
 ジオン北米方面軍、海洋部隊所属。ズゴックの搭乗員。シャア大佐とともに、ガウ攻撃空母からジャブローに降下するが、着水と同時に、魚雷攻撃を受け、戦死。
 
ロス
 ジオン地球方面軍アジア支隊所属、パトロール中に、アムロに撃たれて負傷。
 
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ワ行〜
 
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Weapon [ warship | mobilesuit | mobilearmer | other ]

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warship

ムサイ級巡洋艦
 ジオン軍宇宙艦艇の主力艦。本級の就役こそがジオン公国をして開戦に踏み切らせた。本級とザクの組み合わせがあったからこその開戦であったとされる。ジオン軍初の熱核反応炉を搭載した宇宙戦用艦艇。連装3基のメガ粒子砲、2基の大型ミサイル発射器、近接防御用の多数のミサイルを装備し、ザクタイプのモビルスーツであれば、最大6機を運用できた。また、エンジン部を二股にした独特の艦型は、その間に、地球降下カプセルを運搬するためのデザインである。
 
チベ級重巡洋艦
 熱核反応炉が実用化になる以前に就役していた旧式ミサイル巡洋艦に、熱核反応炉を搭載し今次大戦に投入したもの。メガ粒子砲の搭載が可能となったが主力とはなりえなかった。
 
ザンジバル級機動巡洋艦
 モビルスーツの運用を主体とし、またムサイ級のように制約を受けることなく設計、建造された。ムサイ級のような汎用性は無くなったが、艦隊戦向けの重武装艦としてよくまとまっている。ジオン軍艦艇として初の大気圏突入能力を持っていたが、連邦軍のペガサス級のように自力での大気圏離脱はできなかった。
 
グワジン級戦艦
 今次大戦中に就役した最も優美な戦闘艦。大気圏突入能力を要求され建造された。しかし、2番艦のグワリブは、大気圏突入試験中に、四散し、このクラスには、大気圏突入を敢行する強度が不足していることが判明した。しかし、宇宙空間で使用するにはなんの問題もないため、12隻が発注され、戦時中に8隻が完成した。一番艦には「グレート・デギン」の名前が付けられ、デギン公王の専用艦となったことは有名である。
 
ドロス級空母
 もはや、戦闘艦と呼ぶよりも、自己航行能力のある巨大要塞といったほうが正しい。ほぼ200機近いモビルスーツを運用できるほかに、ほぼ同数の戦闘艇を運用できた。3隻が完成したが、モビルスーツの定数を満足させたのは、一番艦の「ドロス」のみであり、二番艦「ミドロ」三番艦「ドロワ」は、満足な数のモビルスーツを搭載することも出来ず、戦場に姿を現すことなく終戦を迎えた。唯一、戦場に投入された「ドロス」は、ア・バオア・クー空域で戦没している。
 
パプア級補給艦
 
パゾク級補給艦
 
 
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mobilesuit

MS−05(ザク?)
 ジオン軍が、初めて実用化したモビルスーツ。主兵装に、105ミリマシンガン、280ミリバズーカ砲があった。一年戦争時にはすでに旧式化していたが、木星輸送船団、補給部隊などの後方部隊で使用され続けた。
 
MS−O6(ザク?)
 一年戦争時のジオン軍主力モビルスーツ。05タイプに比べて、より汎用性を持たせ、装甲、機動性、航続力などが改善されている。主兵装も120ミリマシンガンに変更され、攻撃力も大きくなっている。各型を合計し、約八千機が生産された。ザクが開戦時に大きな戦果を挙げられたのは、マシンガン、バズーカの弾頭に核弾頭を装備したからであり、ザク自体の攻撃力はさほど大きいものではなかった。
 
MS−07(グフ)
 ザクタイプのモビルスーツから、宇宙戦用の装備をすべて取り除いたMS−06Jタイプの発展強化型。宇宙装備を取り除いてできた余裕を使い、装甲の強化、高電圧を発するヒートロッドの装備などを行った。主に、アジア戦域、ヨーロッパ戦域に配備が進められた。
 
MS−09(ドム)
 ジオン軍の地上戦用次期主力モビルスーツとして開発の進められた機体。脚部に装備した強力な熱核ロケットエンジンによって、ホバー走行が可能となっており、地上での移動速度は他のモビルスーツの3倍以上を誇っていた。また、宇宙戦用にも使えるように改装されたドムはリック・ドムと呼ばれ、一年戦争の後半には投入されたが地上戦で見せたような活躍は見られなかった。
 
MS−14(ゲルググ)
 実質的なザクの後継機として開発が進められていた重モビルスーツ。ジオン軍モビルスーツとしては初めてビーム兵器の装備が可能となった機体。また、量産性も考慮されたモビルスーツでもあり、戦争終了までに700機余りが生産されたが、もはやこの優秀な機体を乗りこなせるだけのパイロットはほとんど残っておらず、有効な働きを見せることなく終戦を迎えた。
 
MS−15(ギャン)
 ザクの後継機としてゲルググとの競争試作を行った機体。余りに白兵戦に重点を置きすぎたために、総合力で勝るゲルググに負け、採用されなかった。プロトタイプの何機かは実戦に出たが、目立つことはなかった。
 
MSM−03(ゴック)
 ジオン軍が地上侵攻するに当たって、絶対的に不足するのが水上兵力であった。潜水艦戦力はある程度投入の見込みがついていたが水上戦力は全くだった。その、空白を埋めるために、実用化されたのがMSM−03を始めとする、水陸両用モビルスーツだった。熱核反応炉の冷却に大量の水を使えるゴックは、稼働時間も長く、ジオン軍初のメガ粒子砲の使用が可能なモビルスーツとなった。
 
MSM−07(ズゴック)
 ゴックとともに競争試作された機体。装甲を若干犠牲にした結果、機動性がゴックより勝り、並行して生産が進められた。地上に降りたシャア大佐が搭乗した機体としても知られている。
 
MSM−04(アッガイ)
 ザク用の熱核反応炉を水冷式に変更したものを搭載した水陸両用モビルスーツ。ゴックよりも後に試作が始まったが、熱核反応炉に既存のものを使用した結果、いち早く実用化に成功した。しかし、出力が小さいために、ゴックやズゴックのような重武装化はできず、主に偵察等の任務に使用された。ゴック、ズゴックの量産が始められるまでに60機程度が生産された。
 
MSM−10(ゾック)
 対ジャブロー攻撃用として開発された超重水陸両用モビルスーツ。余りに、装備を欲張ったために機動力が決定的に不足し実用化には至らなかった。プロトタイプの3機のうち1機が実戦に投入されたが、戦果を挙げることなく撃破された。
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mobilearmer
 
MAX−03(アッザム)
 モビルアーマーに分類されてはいるが、どちらかといえば移動可能な砲台という性格の方が強い。本機の移動システムには、連邦軍のペガサスタイプと同様のミノフスキークラフトが採用されていたがその性能は低いものだった。
 
MAM−07(グラブロ)
 
MA−05(ビグロ)
 ジオン軍は、数々のモビルアーマーの実用化を目論んだが、戦争自体が短期間で終わったため、有効性が認められたものも実用化以前に終戦を迎え、また、実用化不可能なものも多かった。しかし、本機は、唯一実用化が大戦中に可能となり、少数ではあるが、大戦中に量産タイプが生産され、ア・バオア・クーの防衛戦に間に合った。
 
MA−08(ビグザム)
 ジャブロー攻略戦用に開発の進んだ本機は、地上で使用することを前提に試作、生産が進められていた。その圧倒的な破壊力と、対ビーム兵器防御用強電磁界発生装置を装備した本機は、宇宙では稼働時間が、主に冷却の問題から20分程度に制限されてしまい、ガンダムによって撃墜された時点では、オーバーヒート寸前であったとされる。しかし、唯一の実戦ではモビルスーツ21機、艦艇9隻を短時間の交戦で撃破している。
 
MAN−03(ブラウ・ブロ)
 4基のメガ粒子砲を有線方式のサイコミュで操作が可能な、ジオン軍初のニュータイプ専用モビルアーマー。本機は、ニュータイプでなくとも、一応、電気的に有線方式のメガ粒子砲を操作可能であったとされる。1号機は、故障中にガンダムと交戦し、右半分を破壊され、2号機は、ニュータイプパイロットのシャリアブル大尉によって操縦されたが、交戦のすえ撃破されている。本機は、攻撃と操縦のパイロットが別々であり、その点に改良の余地があるとされた。
 
MSN−02(ジオング)
 
MAN−08(エルメス)
 サイコミュを装備した本機は、ビットと呼ばれる無人攻撃機を遠隔操作し、遠隔攻撃が可能な画期的なニュータイプ専用機として、最も発展したモビルアーマーだった。ただ、パイロットに高度に発達したニュータイプを要求する本機を、性能通りに運用させるパイロット自体がほとんど存在しなかった。1号機は、実験段階で、自機のビットの誤操作で自爆している。しかし、ララァ・スン少尉という、最高のパイロットを得た2号機は実戦で期待以上の働きを示し、連邦軍の艦艇7隻、モビルスーツ6機を撃破したが、アムロ・レイ少尉のガンダムによって撃墜されている。
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ガウ攻撃空母
 モビルスーツ3機、ドップ戦闘機8機を搭載でき、地球を半周以上できる航続性能、3基のメガ粒子砲を搭載した強力な飛行空母。
 
ガトル戦闘爆撃機
 連邦軍のパブリクに相当する宇宙用の機体。ミサイル4機を運用できる。ザクが実戦配備されたあとは、前線投入の機会は減ったが、要塞等の防衛用に多くが配備された。
 
ギャロップ陸戦艇
 強力な熱核融合炉エンジンを搭載したホバー型の陸戦艇。モビルスーツを3機搭載可能。
 
キュイ
 白兵戦を意識した戦闘車。余りに脆弱なこの戦闘車は、ほとんど前線で使用されなかった。
 
コミュ
 ジオン軍の垂直離着陸連絡機
 
サムソン・トレーラー
 モビルスーツ1機を陸送できるトレーラー。操縦席は分離、戦闘が可能。
 
ジッコ突撃艇
 小型のロケットランチャーを装備した宇宙空間戦闘用の突撃艇。
 
ソドン巡航船
 宇宙空間用の巡視艇。貧弱な武装であったが大出力のロケットエンジンを搭載し、モビルスーツの曳航が可能だった。
 
ドップ制空戦闘機
 有視界戦闘を前提とし、サイド3で設計された大気圏内用戦闘機。従来戦闘を意識した連邦軍の戦闘機に対し有利に空中戦を展開できた。
 
ファットアンクル
 モビルスーツを輸送できる大気圏内用垂直離着陸輸送機。
 
マゼラアタック戦闘戦車
 車体、砲塔が分離でき、個別戦闘が可能であったが、量産性に難があり、また、車高が高くなったために生存性が低下し、モビルスーツとの連携なしの戦場投入はできなかった。
 
マッドアングラー
 ユーコンクラスの潜水艦の旗艦。大型で、数隻のユーコンを指揮できる。
 
ユーコン
 ジオン軍が地球に投入した潜水艦。モビルスーツを2機運用できる。
 
ルッグン偵察機
 得意な形状の、ジオン軍大気圏内用偵察機。飛行特性に、難があり、非情に操縦が難しかったとされる。
 
ワッパ
 歩兵用の小型ホバークラフト。機銃1挺を装備し、兵員1名が搭乗できる。地形に左右されずに進撃できるが、あまりに無防備な兵器。
 

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