淡水魚の飼育方法  −飼育編−




・まずは餌のやり方

 餌のやり方は、魚の種類によって違います。たとえば、ドジョウは沈む餌を食べますし、
メダカは、水面に浮く餌や、水中を漂うような餌を好みます。どんな餌でも食べることは食べますが、
やはり、その魚にあう餌のほうがいいことは確かです。人工的に作られたものの中にいる以上
私たちが、自然に少しでも近づける努力をしなければなりません。ここでは、簡単に説明します。


 *餌の種類

  まずは、大きく三つに分けることができます。
  ・生き餌
  ・冷凍餌
  ・乾燥餌
 この三つです。魚は、生き餌のほうが好きで、成長もよいです。しかし、生かすのが大変で、
 病気を持ち込む可能性があるという欠点があります。最高でも一週間くらいが限度です。
 その点、冷凍餌と、乾燥餌は保存が利くので便利です。


 *餌のやり方

  生き餌は、そのまま入れれば食べますが、一度に与えすぎないように注意してください。
  冷凍餌は、少し手間がかかります。まず解凍をして、水槽に入れます。
  乾燥餌は一番簡単です。ただ入れるだけです。こちらも一度に与えすぎないよう注意してください。

  どの餌も与えすぎると、水質を悪くします。水面を覆うくらい入れるとかなり食べ残すので、
 最初は、様子を見ながら少しずつ入れてください。



・水換えの仕方

 水槽の水は、一週間か二週間に一度、半分以下の水を取り替えなければいけません。
水を換えないと、酸性になっていく上に、魚の排泄物などで汚れて行きます。
では、どうやって換えるのか。それを説明して行きます。


 *水の替え方

  水を替えるには、ホースを使ってくみ出すか、ひしゃくなどを使ってくみ出すかの二つの方法があります。
 専用のポンプも売っていますが、お金をかけずにやりたい方は、ホースを水槽に入れて、
 少し水を吸います。その後、低いところに置いたバケツに、ホースのもう片方の先端を
 バケツの中に入れると、サイフォンの仕組みで勝手に水が出てきます。ある程度水を汲んだら、
 ホースをはずして、止めてください。


 *水を足す。

  水を汲んだら、水を足さなければなりません。
  さて、皆さんは、水道水が魚たちには毒になることを知ってますか?水道水には塩素と呼ばれる物質が入って
 います。これは、殺菌・消毒をするために浄水場で入れるのですが、これを抜かないと魚たちが
 病気になったり、死んでしまったりしてしまいます。

  塩素を抜くには二つの方法があります。

  一つは、バケツに汲んだ水を、一日か二日、外に出しておくというものです。これで、塩素が
 抜けるので、後は水を入れるだけです。

  もう一つの方法は、中和剤を使う方法です。中和剤は、ペットショップやホームセンターなどで手に入ります。
 これを、中和剤の説明にしたがって入れることで、混ぜた後すぐに中和されます。
 あとは、これを入れるだけです。




これで、飼育編は終了です。さあ、あなたも淡水魚を飼いましょう!

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