Nolans Japan Tour
　

　		 　
　
1981年
5月16日（土） ◆ 横浜・県民ホール
5月17日（日） ◆ 東京・中野サンプラザ
5月18日（月） ◆ 仙台・宮城県民ホール
5月20日（水） ◆ 高崎・群馬音楽センター
5月21日（木） ◆ 宇都宮・文化会館
5月22日（金） ◆ 神戸・国際会館
5月23日（土） ◆ 京都・勤労会館
5月24日（日） ◆ 吉原・市民会館
5月26日（火） ◆ 大阪・厚生年金会館
5月27日（水） ◆ 浜松・市民会館
5月28日（木） ◆ 静岡・文化会館
5月29日（金） ◆ 東京・中野サンプラザ
5月30日（土） ◆ 東京・日本青年会館
6月1日（月） ◆ 札幌・厚生年金会館
6月2日（火） ◆ 高知・県民体育館
6月3日（水） ◆ 久留米・サンパレス
6月4日（木） ◆ 福岡・日本武道館
6月5日（金） ◆ 鹿児島・県民文化センター
6月6日（土） ◆ 岩国・市民会館
6月9日（火） ◆ 名古屋・市公会堂
6月12日（金） ◆ 東京・新宿厚生年金会館
　　		 　　 Vocals ◆ Maureen Nolan
Vocals ◆ Linda Nolan
Vocals ◆ Bernie Nolan
Vocals ◆ Colean Nolan


バックバンドは不明

　
1. GET READY
2. TOUCH ME IN THE MORNING
3. IN THE MOOD
4. GOTTA PULL MYSELF TOGETHER
5. POPULAR HIT SONG MEDLEY
6. DON'T MAKE WAVES
7. MISS YOU NIGHTS
8. THE BEATLES MEDLEY
9. WHO'S GONNA ROCK YOU
10. LEAD ME ON
11. SEXY MUSIC
12. I'M IN THE MOOD FOR DANCING


　　
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若い皆さんは、Bay City RollersやABBAの名前は知っているかもしれませんが、Nolansはご存知ないでしょう。70年代のアイドルはCMやらいろんな形で使われているのですが、80年代というとパンクやエレクトリックポップが想起されることの方が多く、あんまりピンと来ないのでは？え？「あの人は今」的テレビ番組で観た？そりゃ、失礼。そうか、そのテがあったか。

筆者が高校生になった頃日本で大人気になった4人姉妹（実際は6人）のボーカルグループ。ブレークするのは80年代に入ってからですが、デビューは古く1972年。このときは一家総出で映画「Sound of Music」の挿入歌やStevie Wonderの曲をレコーディングをしています。その後1974年には英ポップシンガーの大御所Cliff Ritchard & The ShadowsのプロデューサーBruce Welchが、1975〜78年にはHolliesやEngelbert Humperdink、Fortunesに楽曲を提供していた英ポップミュージック界の重鎮Roger Greenawayがプロデュースを手がけることに。つまりはBay City Rollers同様、プロが仕掛けた仕事だったってわけですわ。

少し時間を経て1980年に、11月17日付けオリコン・チャ−ト邦楽・洋楽総合部門で“Dancing Sister”が１位になり、80万枚のセールスを記録。これと前後して、テレビ神奈川を始め、洋楽番組で彼女たちが出ない日はないほど人気者になったのであった。筆者としては、末っ子のColeanちゃんがかわいかったなぁ。

実は1981年は4月に初来日を果たしており、東京と大阪2回こっきりでコンサート。このときの盛況ぶりに気をよくしてか、5月は全国23箇所で日本縦断コンサートを決行。かつてのSuzi Quatro並みのスケジュールをこなしていたのである。82年以降は人気にかげりが出て音沙汰がなくなってきたが、どっこいWinkのカバーなど企画ものを出すなどしていたようだ。04年3月にはBernie Nolanが英でマキシシングルをリリース。UKチャートTop40に入るなど健在振りをアピールしている。へぇー、筆者より3つ以上は上のはずだが、若いではないか。

（Issei）
　
　
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