ぶつくさと〜く
【Vol.145】 イマドキ (2014.2)
いや〜、大雪大雪大雪大雪で・・・日本列島、ほんとに大変なことになりましたね。
(残念ながら20名以上の方が今回の雪のために亡くなられたそうです・・・)
ここ横浜では、例年に無くかなり積もったとは言え、幸いにもまだ「笑える程度」の積雪。
電車が止まってしまったり、足を取られてしまったりはしましたが、大事にまでは至りませんでした。
子供たちにとっては、そんな程よい雪は「天からもらった新鮮なおもちゃ」。
うちの2歳になりたての息子も、「ゆきーっ」と叫びながら、
大きめの青い長靴で、白いシャリシャリのカタマリを、恐る恐る踏んで遊んでいました。
それにしても毎回、電気であったり交通網であったり、
特に関東地方は、インフラのモロさが露呈しますよねぇ・・・。
今回も、大雪のためにあっさりと通行止めになってしまった東名高速道路。
東京〜神奈川〜静岡(沼津)と、その高速に並走する形で延びる「国道246号線」は、
静岡方面へ向かう「道を奪われた」トラックの群れで、今まで見たこともない大渋滞に陥っていました。
そんな状況になっているとはつゆ知らず、私はいつもの平穏な週末同様、
「朝から近所の激安スーパーへ行こ〜っ」と、ついつい車で246号に乗ってしまいました。
すると、あれ・・・全然進まへんやん・・・(泣)
246号線を500mほど利用して、すぐに左へ曲がろうと気軽に通っただけなのに、
そのほんの500mを進むのに、実に30分以上もかかってしまいまして。
え〜と・・・時速にしてみると、平均「1Km/h」以下・・・(泣)
ほんと、ウサギを追いかけていたはずのカメさんも、この車たちのノロノロ感を横目に見ながら、
「え、俺、結構速いのかも・・・」と、残りのカメ生(人生)が変わるほどの勘違いをしてしまいますよね?
(なんのこっちゃ)
・・・今回の大雪、みなさんの住まれている地域は、問題無かったでしょうか?
さて、3月から始まるパラリンピックがまだ残ってはいますが、
とにもかくにも、いろいろなドラマが生まれたソチ・オリンピックが幕を閉じました。
スキージャンプの葛西選手や、フィギュアスケートの浅田選手を始めとして、
メダルを獲った方も、獲れなかった方も、日本を代表するアスリートとして大会に参加し、
日本中に、いや、世界中に感動を与えてくれました。
(サンキューっ! by ベーヤン ← 古っ!)
流石に生放送ではあまり見ることはできませんでしたが、
それでも、出勤前の朝のニュース時間に、結果を見ながらドキドキする毎日は過ごせました。
しかし、ちょくちょくテレビを見ていて思ったのですが、
選手のみなさんを「タレント」さんのように扱うのは止めてあげて欲しいなぁと思います。
大会前、メディアに「金メダル候補」「メダルは当然」などと騒ぎ立てられて、
それが暗黙のプレッシャーとなってしまったためか、残念ながらメダルを逃してしまう。
すると、今まで騒いでいたのがまるで嘘のように、急にメディアで取り上げなくなりますよね・・・。
メダルを獲ったら英雄で、メダルを獲れなかったら悪者・・・では無いですよね?
オリンピックって、そういうモノじゃないですよね?
本人が一番頑張って、本人が一番悔しい思いをして、でもどこか「期待を裏切った」みたいな見方をされて。
見ていて、本当に悲しくなってしまうときがあります。
・・・とまあ、そんな暗い話は置いといて、選手のみなさん、本当にお疲れ様でした!
メダルの数はそれほど多く無かったかもしれませんが、それ以上に中身の充実した17日間でした。
そして、眠い目を擦りながらの日々だったみなさんも、応援お疲れ様でした〜。
話は変わって、「この人、イメージと全然ちゃうや〜ん」って思うこと、たまにありません?
(いきなりの展開過ぎて、一体何のこっちゃ?)
先日、会社帰りのそこそこ混雑している電車の中でのこと。
ワタクシが立っているすぐ斜め前くらいに、可愛らしい高校生風の女の子が立っていました。
(別にイヤラシイ展開にはなりませんので・・・)
みなさんもご存じだとは思いますが、最近の電車の中ではもう、
ほとんどの人がスマートフォンを片手に持って、
「誰かと繋がってる感」が欲しいためか、FacebookだのLINEだのと、
指一本だけで自由自在に画面を動かし、指一本だけで一度に多くの友達と会話をしています。
かと思えば、パズドラ(パズル&ドラゴンズ)に代表される、パズル系のゲームを、
スマートフォンと一緒に、身体まで動かしながら頑張ってる人もちらほら・・・。
めちゃくちゃ混んでいて、前後左右の人にグイグイ押しつけられるような車内でも、
自分の顔の前にスマートフォンの画面を持ってきて、無駄にスペースを奪って、しかもごそごそと動いてくれる。
悪いんですが、本気で邪魔な時があるんですよねぇ・・・。
「お前、それ、今やる必要あるんかいっ!」とツッコみたくなることしばしば、
未だにいわゆる「ガラケー」持ちのワタクシには、残念ながら理解のできない世界なのでした。
(って、そこまでじじいでは無いんやけど)
で、話は女子高生に戻りますが、完全にイマドキの感じの女の子でして、
その子も他と同様、スマートフォンの画面を片手で、一心不乱にタッチ操作していました。
「たくさんの友達をとっかえひっかえしながら、LINEでやり取りしてるんかな〜?
それとも同じ友達にいろんなスタンプをびしばし打って飛ばし合っているのかな?
いやいや、Facebookで友達と一緒に撮った写真でも見せ合いっこしてるんかな?」
何となく気になって、その子がどの「イマドキ」を楽しんでいるのか確かめようと、
ふとその子のスマートフォンの画面を覗き込んでみました。
見た目や服装から、勝手に淡いブルーやピンク色の可愛らしい画面を想像しながら、
LINEか、それともFacebookか、などと予想を交えつつ・・・。
んが、その子がやっていたのは、な、なんと、「4人打ち麻雀」・・・。
可愛らしい女子高生とは正反対の所にある、リアルな賭け事ゲームに、「うそ〜ん」と驚いてしまいました。
しかも、その麻雀ゲーム、可愛らしいアニメキャラクターが登場するようなシロモノでは全くなく、
地味で暗〜い感じの、中年のおっさんらが集まってやってそうな、ガチガチの堅苦しい画面の本気麻雀でして・・・。
この見た目の可愛らしさから想像したスマートフォン画面と、
実際に目の前で起こっていたスマートフォン画面との甚だしいギャップに、
思わず「イメージと全然ちゃうや〜ん」と、ツッコみそうになってしまったのでした。
みなさんの周りにも、こういう「ギャップ」の大きい方、おられますよね・・・?
***
さて、もう3月、段々と暖かくなってきて、もうすぐ桜の便りが聞こえ始めますね。
たくさんの「またね」と、たくさんの「はじめまして」が、心を揺さぶりながら駆け抜ける季節。
インフルエンザにも花粉にもPM2.5にも負けずに、強く逞(たくま)しく日々過ごしましょうね〜っ!
(Vol.145 おしまい)