九州編  市内のホテルでもこのお湯の良さとは・・・


鹿児島サンロイヤルホテル 鹿児島県鹿児島市 塩化物泉

台風接近の中、なんとかホテルに到着。正面玄関は、シャッターがおり、裏口からの出入りとなるが、猛烈な風が吹き付け、それどころはでない。
このホテル、本来ならば、桜島が一望できる、というのがうりなのである。しかし、こんなに恐怖をあじわいながらはいる展望風呂というのもいかがなものか・・・。本当ならここに桜島がでん!とあるはずなのだが、見えるのは、白い荒波のみという最悪の状況。


さすがは、シティホテルと思わせるサービスではあるが、部屋のエアコンがたばこ臭いのには閉口する。ツアーだから、禁煙室という指定はなかったんだよねぇ。じぶんの部屋は、市街地側なので、雨風が強く吹き付けるということはなかったのだが、13階にある展望風呂にいってみたら、とにかく驚いた。
風が直撃ということではないのだが、時折、つよいかぜがまきこんできて打ちつけている。屋根をたたくおおきなおとと、どこからともなく入り込んでくるすきま風のうるささ。はっきりいってこんなときにお風呂になんか入っていて大丈夫なんだろうか?おもわずどこかのだれかと目を見合わせる。
お風呂は、茶褐色で、ちょうどよい湯加減がここちよい。こんなホテルでもふんだんな湯量を確保できているのだがら、だてに桜島も噴かないというものか。東京なんかじゃ、ぜったいに味わえないぞ。ああ、きもちいいんだけど、でも、こわいんですけど・・・。今日ほど、露天風呂がなくて良かった、という思いを抱いたことはない。
翌朝、入浴時間がそんなに長くないなか、いってみると、こんなところに池が、ではなく、土地が低いところはすでに冠水。みるみるうちに道路は冠水。中央分離帯が見えなくなってきている。台風中継をテレビで見るのと生で見るのとでは大違いである。
それでも、お風呂は最高。しかし、この向こうに桜島があるのかぁ〜、と思うとかなり悔しい。
結局、鹿児島市内をはなれるときになっても、桜島はあたまをだすことはなかった。
また近いうちに来るぞ、鹿児島!

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Posted: 月 - 9月 5, 2005 at 10:23 午後          


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