ぶつくさと〜く

【Vol.125】 リニューアル (2012.6)

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いやいやいや、あまりの忙しさ(怠慢さ?)に、ぶつくさと〜くの更新が1週間も遅れてしまいました。
全世界一千万人のぶつくさファン(=ぶつくしゃん)のみなさま、お待たせして本当に申し訳ありません。

※本当は、この文面さえ誰一人として見ていないのでは・・・(号泣)

まぁそんなことは一切気にせず、ここデリーの話。

デリーの夏休みは通常、一番暑〜い時期が終わる「6月末まで」なのですが、
今年は45度を超える暑さが続く酷暑であったために、夏休みが一週間延びることになりました。
(日本と一緒で、きっと喜んだ子供たちも多いんやろな〜)

7月に入って、40度以上あった気温もようやく下がり出し、今度は徐々に湿気が出てきました。
そしてついに、激しい雨と雷のハーモニーが楽しめる、インドの雨季へと突入しました。

インド全土に大勢いる農家の人々にとっては、まさに恵みの雨。
この雨を、ずっとずっと待っていたことでしょう。

たまたま東京からたくさんの出張者(エラいさん)が来て大きなミーティングがあり、
丁度その来印中に、この夏初めての大雨が降ったので、
「東京からのゲストが雨を運んできてくれた」と、あるインド人は感謝していました。
(そういう風に考えるのが普通なのだそうです)

まぁ気温が30度台で、湿度が高い状態になると、
それはそれで、あちこちで蚊が増え始めて、とてもとても厄介なんですが〜(泣)

ご存じの方も多いと思いますが、今年の春頃に日本のニュース記事をネットで見ていてびっくりしました。

 『中国から「人肉カプセル」 韓国当局が摘発』

「えっ!?」と声を出しそうになり、目を疑い、思わず身を乗り出して記事に見入ってしまいました。
(みなさんもそうなりますよね・・・?)

簡単に説明すると、こういうことのようです:

「韓国の税関にて1万7千錠もの不審なカプセル入り粉末が摘発された。
分析・調査の結果、それは死産した胎児の体を乾燥し粉末にしたものだと分かった。
なんでも中国では以前より、人間自身の粉末が「滋養強壮剤」として使われているとのこと。」

これ、みなさんご存じでしたか・・・?
私にとってはほんと、衝撃の事実でした。

彼らがゴキブリやムカデを漢方や食用として口に入れているのは知っていましたが、
なんと人間までも食してしまうとは・・・。

中国4,000年の歴史が生み出した知恵なのかもしれませんが、
死産とは言え、胎児がそのような形で「加工」されてしまっているなんて・・・。
単なる「原材料」として使われてしまっているなんて・・・。

一体、彼らに「食べられないもの」ってあるのでしょうか・・・?
ほんと、私にとっては、とてもショッキングなニュースでした。

今年の1月に、インドのすぐ南東にある島国・スリランカへと旅行で行ってきました。
まぁ旅行の内容については、いずれ写真をアップするときにでも書くとして、
スリランカの一大都市、コロンボの海岸沿いで、ふと思ったことがあります。
(まぁ正直、どうでもいいことなんですが・・・)

水辺の防波堤のところに、小さくて少し赤みがかったカニがひょこひょこと歩いていました。
波が来ては隠れ、波が引いては進み。
広いインド洋を目の前に、しばし「ぼ〜っ」と、そのカニを眺めていました。

「一体・・・このカニって、さらに進化したらどうなるのかな?」

もう一度書きますが、ほんとどうでもいいことで恐縮なんですが、
その時・その場所では、ふとそう思ってしまったのでした。

生命の誕生から数十億年、時間をかけてどんどん進化して、
彼らは今の「カニ」という形になったのでしょう。
じゃあさらに進化して、次の形になったら、それは一体、どんな形になっているんでしょうね?

ハサミだけどんどん巨大化して、最後には目も足もハサミ側に行って、
結局単なる「ちょっと気持ち悪いハサミ」になってしまうのか?
(100円ショップに並んでたりして)

それとも、どんな隙間にでも横歩きで入れるようどんどん薄くなっていって、
「ペラペラのカニステッカー」みたいになってしまうのか?
(100円ショップに並んでたりして)

それか自分たち自身で、「カニみそ」の部分がめっちゃ美味しいらしいことに気付いて、
最後にはボディーが缶詰型になって、「カニみそ」としてリニューアルする作戦でいくのか?
(これはさすがに100円では売れんなぁ)

まぁ、アホなことを書くのはこれくらいにして・・・。
(あと10個くらい書きたいけど〜)

みなさんのおうちで飼われている犬だって、猫だって、そして我々人間だって、
きっとこの後、生命が滅ぶまでは、さらに進化していくのでしょう。
じゃあ一体、どんな形に・・・?

みなさん、想像できますでしょうか・・・?

*****

・・・とまぁ、これと言ったオチも無いまま、今回はこの辺で失礼することにします。
それではまた次回に〜!

(Vol.125 おしまい)


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