ぶつくさと〜く
【Vol.148】 善 (2014.5)
いきなりで申し訳ないのですが、「佐○急便」のお届け時間指定サービスって、
全くもって意味が無くないですか?
(冒頭からえらいお怒りですわ)
こっちは日付と時間を、例えば「何月何日の午前中」などと思いっきり指定しているのに、
しかも余裕を持って何日か先の日を指定しているのに、平気で全然違う時間に持って来てくれるんです。
(違う日に届けられるときもある)
百歩譲って、何か理由があって遅れが発生してしまった、ならまぁ仕方がないのですが、
荷物持って来よったおっさんからは、それらしい理由の説明など何も無く、
もちろん「遅くなって済みません」的な発言も一切ありません。
ごく当たり前のように、指定したのとは違う時間に、何食わぬ顔で荷物を持って来やがるのです。
なんでしょうねぇ、この質のド低いサービスは。
1回2回ならまだ許されると思うのですが、しょっちゅうのことなので、本気でイラっとしてしまいます。
当たり前のことですが、利用する側としては、時間を指定しているのには理由があって、
「その時間が都合が良い」か「その時間以外が都合が悪い」なんだと思います。
例えば我が家の場合は、2歳の子供の昼寝時間が午後のどこかと決まっているので、
必ず時間帯を「午前中」に指定しています。
つまり、午前中以外は「ピンポ〜ン」って鳴らして欲しくないって意味なんです。
んが、そんなことは一切考えず、平気で午後の遅い時間とかに「ピンポ〜ン」・・・。
その音で、子供が目覚めてしまうことも、しばしばあるんです。
いやいやホンマ、時間を指定してもちゃんと届けるつもり無いんやったら、
それくらいのサービスすらまともに提供できへんのやったら、
最初から「時間指定で届けられますよ」みたいな、デカい顔するなっちゅうねん、ぼけ〜っ!
・・・と、「○川急便」のトラックを見る度に、キ〜ッ!となってしまう私なのでした。
話は変わって。
雨が降る日は朝の通勤電車がやけに混雑するんですよね。
素朴な疑問過ぎて、アホらしいと思われるかもしれませんが、
え〜と・・・「雨が降ると、何で電車が混むのん・・・?」
雨の日になると、普段徒歩や自転車だけで通勤している人は、確かに電車に切り替えるかもしれません。
ただ、そんなに徒歩や自転車だけで通勤している人が多いかと言うと、
特に都内に通う人々に関しては、そんなに割合が高くないでしょう。
車で通勤している人はというと、雨の日は・・・やっぱり車のままで、
電車に切り替えるとはあまり思えないのですよね〜。
(逆に、普段電車やけど駅まで行くのが嫌で車に変更、という方が自然に思える)
では何で雨の日になると電車が混むんでしょうねぇ・・・?
未だに理由が分かってないので、どなたかご存じの方、教えて下さい!
で・・・例によって、勝手な想像でその原因を考えてみると、いくつか挙げられます。
一つは、電車が天候の変化に結構もろく、雨で電車自体が遅れてしまうから。
やれ徐行運転とかして電車ごとの間隔が大きくなって、
一つの列車に乗る人がどんどん増えて、混雑してしまっているのではないでしょうか?
(う〜ん、でも電車って、そんなに雨にモロいもんやったっけ・・・?)
そうではなくて、傘が原因なのかもしれません。
つまり、電車の中での一人一人の「傘を持つスペース」や、
「横に濡れてる人がいるときの距離感」が、いつもと異なるので、
普段より混雑していると感じるんじゃないでしょうかね?
いや、それとも、みんな水分を含んで、ちょっとずつ身体がふっくらしてるんでしょうか・・?
(雨の日はぽっちゃりデー・・・?)
それとも、「風が吹けば桶屋が」的な、何かがあるのでしょうか?
「雨が降ればカエルがよく鳴いて、・・・・で結局、電車が混雑する」みたいな。
(んなアホな)
・・・とまぁ、よく分からないまますでに初老のおっさんになってしまってるのですが、
誰かほんまに、正しい答えを教え下さい〜!!
最近よく、「世の中は性善説で成り立っているなぁ」と思うことがあります。
ここ最近だけでも、「ちょっとおかしな人」による事件が起こっていますよね。
「アクリフーズ農薬混入事件」も、「パソコン遠隔操作事件」も、「AKB48握手会傷害事件」も。
そういうのって、防ぐのは難しいと思うんですよね。
もし誰かがやろうと思えば、実行できることばかりですから。
(もちろん難易度に差はありますが)
なので、防ぐ側で、こういうことが起こるというリスクを、
頑張って低減することはできたとしても、ゼロには決してできないと思うんです。
例えば、みなさんも確実に記憶されているであろう、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」。
あれと同様なことも、やろうと思う人がいれば、
規模の大小はともかく、恐らく誰にでもできると思うんですよね。
どこかの学校でも、映画館でも、モールでも、野球場でも。
ただ「普通は、誰もやらない」というだけで。
普段の通勤・通学電車でも、誰も「そんなこと」する人がいるなんて思わずに乗っていると思います。
誰もが周りの人の「善」の部分だけを無意識に信じて、毎日を過ごしているのだと思います。
(なので最初の「世の中は性善説で成り立ってる」に繋がる)
では逆に、どうやったらそんな「ちょっとおかしな人」を作らないようにできるのでしょうか?
どういう人が、「ちょっとおかしな人」になってしまうのでしょうか?
残念ながら、アホのワタシには、その答えは分かりません。
ただ少なくとも、小学校や中学校の子供たちに教えなければならないのは、
世の中は性善説で成り立っているのだということ、
自分たちの誰もがその「善」の中の一員で、その中で安心して生きられているということ、
そして、一人一人がその「善」を守り続けることの大切さ、
・・・そういうところに答えへのヒントがあるんじゃないのかなぁ、と感じています。
いずれにせよ、今後は多くのおかしな事件が減ってくれますように・・・。
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さて、柄にもなく真面目腐ったことを言うてる間に、
もうすぐサッカーFIFAワールドカップが開幕しますね。
みなさん、眠れない日々が続くと思いますが、4年に一度の大会、大いに盛り上がりましょうっ!
それでは今回はこの辺で〜。
(Vol.148 おしまい)