ぶつくさと〜く
【Vol.17】 別れ (1998.3)
最近、世の中恐いですね〜。
たいした理由もなく人を平気で殺してしまう時代になってしまいました。
しかも高校生とか、中学生までもが。
なんでなんでしょうね。
「そういうこと」はしたらあかんで、って教えているはずの現場で、
「そういうこと」が起こるのは。
まあ、いじめられて自殺するよりは、逆ギレする方がましかもしれませんが。
(う〜ん、今回も辛口な意見や)
でもね、そういう悪いことばっかりじゃないって思って、
ホッとするときもありますよね。
僕が一番よく思うのは、救急車が近づいてきたときにほら、
そのまわりの車はちゃんとよけてあげるじゃないですか。
たぶんあれ、どんな悪い暴走族でも道を譲ってあげるんやと思いますよ。
(そんなことないかな?)
人の心が歪んできているな〜って感じる時代ですけど、
ふとそんなシーンに出くわして、少し安心することってないですか。
(それは俺の心が歪んでるからかな?)
ほんと、人の心が洗濯できたらいいのにね。
さてさて、このぶつくさと〜くも最終回を迎えてしまったんです。
(ほんまに終わんのかな? また復活したりして)
なんと、4月からは社会人になるんです。
桜の咲く頃には、関東に進出するんです。
いや〜ん、恐いわ〜。
ボケ通じるやろか〜? 売れるやろか〜?
(何の心配や)
まあもちろん、いろいろな不安はありますが、
とにかく性一杯‥‥じゃなくて精一杯頑張ってみたいと思います。
よっしゃ〜、やったるで〜!
まず東京タワーに行って〜、それからディズニーランドに行って〜‥‥‥。
(わし、完全に田舎モンやんけ)
まあとにかく、数多くのくだらん独り言を読んでくださったみなさん、
お疲れ様でした。きっと、何の得にもならなかったことでしょう。
(別に損もしてないやろけど)
本当に長い間、ありがとうございました─────
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僕には、昔から好きな歌詞があります。
それは、来生たかおの「夢の途中」の歌い出しの部分です。
「さよならは別れの言葉じゃなくて、再び逢うまでの遠い約束‥‥」
そうなんです。
「さよなら」ですべてが消えてしまうわけではないんです。
次へのステップに過ぎないんですよね。
人間、出逢いの数だけ別れがある。
確かにそれは寂しく辛いことかもしれません。
正直に言って、僕も寂しく、そして辛いです。
でも、その別れの数だけ想い出が残り、
また、新しい出逢いが待っているんです。
そう思って、4月から新しい生活を迎える皆さん、
明るい気持ちで頑張っていきましょうね。
まあとりあえず────
次の出逢いのために、そして、美しい想い出のために、
今はここで、僕がお世話になったすべての皆様に。
さようなら‥‥‥
(Vol.17 おしまい)