ぶつくさと〜く

【Vol.18】 東京 (2003.7)

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皆様お久しぶりです。(初めての方はこんにちは)

5年と4ヶ月を経て、ついにこの時が来てしまいました。
今月から、ついにぶつくさと〜くが復活します!
気力と体力が続く限り頑張りますので、よろしくお願いします。
(・・・って1回で終わったりして)

いや〜、何はともあれ、なんや知らん間にえらい歳を取ってしまいましたわ。
社会人になって、京都から東京に移り、あっと言う間に時が過ぎました。
もう5年も働いたんやから、流石にもう中堅ですよ。(会社ではいまだ忠犬扱いだが)
最初は右も左もわからなかったですが、自分なりには全力で走って来て、
なんとか一人前にはなったつもりです。(あくまで自称)

しかし東京はすごいところですよね、ほんま。

私が就職の時に、関西でなく関東を選んだのは、そこに圧倒的な情報量を感じたからでした。
世の中、ネットでなんでも情報が手に入る、と言っても、
結局は人と人とが実際に会って、
または実際にモノを目で見て手に触れてでしかわからないこともたくさんあるんですよ。
それに、最先端の技術の展示会なんかは、
日本では東京でしか開催しなかったりしますからね。

そういう意味では、こちらで就職できて、いろんな情報に触れることが出来て、
本当によかったなと思います。

いや、でも私が先程言った「東京はすごい」は、もちろんマイナスの意味で。
(お、ここからまた昔のように辛口モードか?)

まず、人、多すぎ。あほか。今日は一体、何祭りの日やねん。
ほんま、今週のビックリドッキリメカ並みに人がいますよ。
(この例え、わかってもらえるかな?)

私が以前通勤に使っていた、朝のJR埼京線は混みこみで、ほんま、
手の指を動かすスペースもないくらい押さえつけられてるときがあります。
(ムフッ・・・って、そういうやらしい意味ではなくてね)
あの電車、子供とか、お年寄りとか、乗ったら絶対押し潰されますよ。
危ないので気をつけて下さいね。
(でもほんま、チカンのおっさんで乗車率1割増とかなってるで、あれ)

それに、時々、信じられない光景にも遭遇します。特に会社帰り。
酔っ払ってホームで「大」の字になって、普通〜に熟睡してるおっさん、
車内でドアを背もたれにして座り込んで、おしっこしてしまってるおっさん、
などなどなど・・
ほんま、こんなおかしな光景、関西にはなかったですよ。
(関西にあったのは笑える「おかしさ」やった)

その中でも、もっとも衝撃的な出来事を一つ。

あれは、忘れもしない、週末金曜日の深夜のJR赤羽駅(東京都北区)。
仕事でぐったりと疲れた体で、は〜っとため息をつきながら、私は一人、
ホームで乗車列の先頭に立って、最終電車を待っていました。
多少遅れていたのか、なかなか電車が来ず、ちょっとイライラしながら。

その時、なんとライオンさんを見たのですよ。

私が電車を待っていた場所から線路を挟んで向かいのホームに、
20代前半くらいの男女の二人連れが立っていました。
二人とも、特に女性の方はかなり酔っていて、結構ふらふら、
でもハイテンションで会話してました。楽しそうに。

と、女性の方が、気分が悪くなったためか、突然しゃがみ込みました。
男性は自分も酔っ払いながらも、女性を介抱しようと、
一緒に座り込んで、やや焦り気味で話かけてました。

しかし女性は「もうだめだ」と思ったのでしょう。
いきなり私がいる方を向き、線路に向かって顔を出して、なんと四つん這いになったのです。
そして、おもむろに口をパカッと開けたかと思うと・・・「ガオ〜〜!」

  うっっぎゃゃゃ〜〜〜〜!!

そう、まさしくあの高級ホテルのバスタブに付いている、ブロンズのライオン像ばりに、
それも豊富に湧き出る温泉のお湯を贅沢に肌で楽しむ貴婦人のように(なんのこっちゃ)、
たっぷりした○×△が、じゃばじゃばと・・・。

最後は、流石に男性の方も多少あきらめたのか、ちょっと離れて見てました。
(女性はちょっと哀れやった)

その日の夜は、もちろんその光景を思い出して、うなされて眠れませんでしたけどね。
(男ならまだしも、女性のそんな姿見せられたらちょっとショックと違います?)

ま〜東京は、そんな感じのすごいところ(もちろん一部だけ)ですけど、
5年もいたのでだんだんと慣れてきました。
それにこれからもずっと関東にはお世話になることですし・・・
俺もいずれはこんなんになってしまうんかな?(いやや〜!!)

さて、今回はそろそろこの辺で。しかし・・・

再開して一回目から昔のようにお下品なネタになってしまった。
いかんいかん、もう社会人やのに。
まあ、昔のままの感じを残しつつ、また新たにスタートを切るということで、ええか。
あっはっはっはっ、は〜ぁ。(虚し)

・・・それでは、今後ともよろしくお願いしますねん!

(Vol.18 おしまい)


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