ぶつくさと〜く
【Vol.43】 ベル (2005.8)
いつまで経っても蒸し暑さが消え去らない今年の夏ですが、
みなさまイラっとされてませんでしょうか?
ほんと、体に付いてる湿度感知センサーを、
夏の間だけでもボッロ〜ンと取り外しておけないもんでしょうかねぇ?
さて、衆議院選挙に向けて熱い闘いが繰り広げられている昨今ですが、
最近テレビのニュース番組でよく見かけることがあります。
それは「お詫びして訂正します」のコメント。
なんか以前よりもぐっと頻度が増した気がしませんか?
(・・・って、間違ってたら、お詫びして訂正します〜)
ニュースの下に出ているテロップを見ていても、
「そらあんた、明らかにおかしいやん?」っていう間違いを目にすることがあります。
小さな事故でありえへんほどの人が死んだことになってたり(う〜ん、それにしてはあっさりコメントね)、
小さな地震でありえへんほどの家が潰れたことになってたり(大工も結構頑張っとるわぃ!)。
誰かもう一人が事前にチェックをすればいいだけのことなのに、
真実だけを伝えるべきニュース番組がそんなことすら怠っているとは、
ほんと、呆れた話じゃないですか?
まぁ単なる「書き間違い」ならまだいいんですけど、
どこかからの信憑性の低いいい加減な情報をトップニュースで取り上げて、
あたかもそれが100%真実であるかのように伝えてしまう。
そして何日かして「○○は間違いでした、お詫びして訂正します」と、平気でさらっとぬかしやがる。
ほんま、その訂正情報が届いてない人間もいっぱいおるっちゅうのに・・・、
ああいう番組では「ウソの報道」をした責任を、何らかの形で取らなあかんのとちゃいますか?
さらに、力も無いくせに力を与えられたかのように勘違いして、
謝罪する会社の役員たちを攻め立てる記者とかも最近見かけましたし・・・。
なんでしょう、この薄っぺらい人間を最前線に立たせてしまうアホメディアは。
マスメディアには、「右」を「左」に、「白」を「黒」に変えてしまうだけの力があります。
特にテレビは、見る人の意識を完全に間違った方向に持って行ってしまう危険があります。
それだけの力を持っていることを、今一度、自覚してもらいたいと思います。
そしてたまにでいいので、第三者的な立場で、政治や国を変える建設的な意見や、
国民の意識を高めるような番組を放送して頂きたいと思います。
(って、こんなところに書いても誰も読んでないやろけど)
う〜ん、初っ端から話が堅いっ!堅いっ!もぅ、カチカチや〜〜ん!
・・・ということで話はがらっと変わって、うちの近くにあるスーパーの話へ。
以前にも書いたのですが、そこはなかなかの新鮮激安スーパーだったので、
会社帰りはほぼ毎日、休みの日は朝から行ってしまうほどの、いわば「富田家ご用達」の店でした。
そのイケテル・スーパーが、な、なんと、いきなり閉店してしまったのですっ。
うお〜、なんでやね〜ん!
お、お、おかぁ〜ちゃ〜〜ん!!(なんのこっちゃ)
いやほんと、愛着のあるお店にあっさりと去られてしまったこの心境は、
淡い恋の灯火(ともしび)が女神の息吹(いぶき)によってかき消されてしまったようで(明らかに言い過ぎ)、
とっても寂しいものがありました。
タイタニックのケイト・ウィンスレットばりに「カムバ〜ック、カムバ〜ック!」と叫んでみても、
帰ってくることはありませんでした。(当たり前やがな)
・・・てことで仕方がないので、最近の週末はバイクで走ること約20分、
その閉店したスーパーの「別の店舗」まで、遥々繰り出しているのでした〜。
(結局我慢ならずに、同じとこに行っとるんかいっ!)
そして、タイムサービスのカランカラ〜ンという心地よいカネの音を聞き、
う〜ん「カ・イ・カ・ン」(古っ!)とばかりに、
苦しみから解き放たれ、生き返った気持ちになれるのでした。
(まるで「オートバイ小僧(ドクタースランプ)」やな ←これも古っ!)
さてみなさん、「ベルマーク」をご存じでしょうか。
そう、食品や調味料などのパッケージの裏に時々付いている、あのマーク。
たくさん集めると、集まったポイントで学校の備品や遊具が買えるというシステムです。
(現在なんと、2,000種類以上の商品に付いているそうです!)
小学生の頃に、見つけるたびに切り取っては、カンカン(缶のことね)に入れておき、
それがいっぱいになったら学校に持って行く、というのを繰り返していた記憶があるのですが、
みなさんは集められませんでしたかねぇ?
ベルマーク以外にも、使い古しの切手を集めたり、短くなった鉛筆を集めたりもしてました。
それがお金に換わるのか、貧しい国の子供たちにそのまま送られるのか忘れましたが、
とにかく見つけては集めて、学校に持って行ってましたね。
(そう言えば「ロータスクーポン」てのもあったけど・・・最近見かけへんなぁ)
現在富田家では、その「ベルマーク」を集めてます。
別に近所の小学生に売り付けるためでも、ローン返済に困ったわけでもなくて、
ただ大阪にいる姪(小学生)に渡してるというだけなんですけどね。
ああいうのんて、自分たちが何かをもらえるわけではないですけど、
そんな「小さな何か」を「ずっと続ける」ってことが、
こんな世の中には大切なことのような気がするんですよね。(頭おかしい?)
小さい子供にだって簡単に出来ることですし、
みなさんのうちでも集められてみてはいかがでしょうか?
まあそれはいいとして、あのベルマークさん、もう少し存在をアピールできないもんですかねぇ?
「ほら、僕はここにいるんだよ」という明確な意思表示を。
透明な袋のマヨネーズに付いてるベルマークとか、
ただの成分表示かと思って、さらっと捨てられてしまいますよ。
ましてや駅で売ってるガムに付いてるのなんて、ほんま、知らん間にちぎれてたりしますもんね。
「お、まだちぎれてない!」と思ってハサミで必死で切ろうとしても、
あまりに小さすぎて、「わしゃ天才切り絵師かっ!」とちょっとだけ虚しくなってしまいます。
ほんと、もうちょっと目立つようにしたらええんとちゃいますかね?
(もし極力見つけられへんようにしてるんなら、止めてしまえ〜!)
そうか、なんならマヨネーズの袋が、もうそのままベルマークの模様になってたりしたら、
絶対に間違って捨てへんし、ええんとちゃうんですかっ?(ベルでかっ!)
小粒のガムも、いっそのことガムごと全〜部ベルマーク型にして、
噛むたびにベルが鳴ったりしたら、回りにもアピールできますしっ!
(満員電車であちこちから、チ〜ンて・・・朝から確実に半ニヤケやな)
ああっ、それならいっそのこと思い切って「ベルマーク」という商品として、
ベルマークの付いた紙ぺら一枚で売り出したらええんとちゃうんですか?
むうん、わし、アッタマイィ〜!!(って、そんなもん誰が買うんじゃぃ)
・・・てなわけで、今回もアホがばれる前に、この辺で撤収させて頂きます。
ほな、みなさま、失礼しまんにゃわ〜。
(Vol.43 おしまい)