ぶつくさと〜く

【Vol.64】 イヤミ (2007.5)

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ワタクシ、「議事録」というものを全然うまく取れない人なんです。
(いきなり何のこっちゃ?)

そもそもみなさん、議事録を取る機会ってありますでしょうか?

もちろんお仕事をされていて、しかも割と会議があるという方なら、
まぁ議事録を作成することもあるでしょうけど、
学生さんや主婦の方なんかはもちろん、
会社勤めの方でもそないにあることではないのかもしれません。

一口に議事録と言ってもいろいろあって、
会議中にどんどん発言があって、それを必死で書き留めていかないといけないパターンと、
会の流れを把握しておいて、後から要点だけをまとめるパターンとがあるんですが、
どうしても私は、前者のパターンが苦手なんですよね〜。

完全に「書くこと」だけに集中して、カキカキマッシ〜ンになればええんかも知らんのですけど、
会議で話を聞いているうちに自分なりにいろいろ考えてしまって、議論に参加したくなるんですよね。
そしていつの間にか自分も一緒に喋っていて、「は〜ぃ、手がお留守になってるよ〜」状態・・・(泣)

もしくは、話している人々の会話を、頭の中で「つまりこういうことやな?」と勝手に要約してしまって、
気付くとめっちゃ短い議事録になってたりするんですよ・・・(ホ〜ホケキョ!)

そう言えば、議事録ではないんですけど、高校の時もそんな感じでした。
例えば数学の授業中に、先生が黒板に計算問題の解き方をたくさん書いていても、
自分で分かりそうなところはどんどん端折(はしょ)ってしまっていて、
ノートに残るのは、最低限の途中の計算式だけ・・・。
試験前に友人にノートを見せても、「お前のノートはよ〜分からん」とよく言われてました。

ほんと、自分でもこの議事録力(?)の無さにはうんざりしとります。
まぁそんな私は、自宅マンションの理事会では「書記」という役職に就いてたりするんですけどね。
(えへへっ・・・って、あかんがな)

とにかく、人にはそんな「向き、不向き」ってのがあると思います。
みなさんにも、「自分はこれだけは苦手や〜」ってこと、ありませんでしょうか?

最近、TVアニメが何十巻も揃ってしっかりしたDVD BOXになっていて、
結構なええ値段で販売されているのをよく目にするようになりました。

いろ〜んなアニメがTVで放映されている今の時代の子供たちにも、
みんながみんな揃って見ているアニメって、何かあるんでしょうか?
そして、やっぱりそれを見ていないと、
ちょっと話題に付いていけなかったりするもんなんでしょうかね?

まぁ今の子供たちのことはよく分かりませんが、どんな時代の子供にも、
印象に残っているマンガやアニメってのが、必ず1つはあると思います。

みなさんにとっては、どれが一番想い出に残っていますでしょうか?

私は「週刊少年ジャンプ」のような雑誌や単行本を買わない(買えない)人間だったので、
昔のマンガは全部、TVのアニメだけでしか知らないのですが、
「アラレちゃん」とか「キン肉マン」とか「キャプテン翼」とかは、割と見ていた記憶があります。
(ほんま、どれも古いな〜っ!)

そんな中でもやっぱり、このぶつくさと〜くにもちょいちょい登場してますが、
アニメの「北斗の拳」が、一番記憶に残っているんじゃないかな〜と思います。
(このアニメの良さは、残念ながら女性にはあまり理解できないとは思いますが〜)

で、話は最初のDVD BOXに戻るのですが・・・、
売られているDVD BOXアニメのタイトルって、ほとんど今の子供が知らないはずの作品やったりして、
しかも価格設定から考えても、明らかに、
すでに「ええおっさん」になった大人向けのDVD BOXなんですよね〜、あれ。

昔のモノを使い回すだけのくせして、がっつりお金取るなんて、なかなかええ商売やな〜。
しかし、あんなお高〜いDVD BOX、わざわざ買うアホなんかおるんか〜!?
・・・と、思っていたのですが、はぃ、ここにいました。(チーン)

「昔懐かしのあのアニメを、いつでも見られるなんて、なんかええやん?」(またまた紳助風)

と、まんまとこのデンジャラスな「魔法」にかかってしまい、我が家では2005年の冬に、
これまた昔よく見ていた「シティーハンター」のDVD BOXを購入してしまったのでした・・・。
お値段にして、なんと8万円以上。
(うっぎゃ〜、やってもた〜〜!まるで成金や〜〜ん!!)

しかも、DVD 30枚ほどが一気に手元にやって来ると、
いつでも見れるわという安心感からか、ゆっくりゆっくり見てしまいまして、
なんなら1年以上経った今も、まだ全部見終わってなかったりします・・・。

ほんま・・・アホ丸出しで済みませんです、はぃ。

さてさて、上司に睨まれながらもゴールデンウィーク前から会社をお休みして、
15日間の日程でニュージーランドへ行ってきました。
(そら当然睨まれるやろ・・・)

ニュージーランドでは、レンタカーを借りての大移動。
北島が「オークランド〜ワイトモケーブ〜トンガリロ〜ロトルア」、
南島が「クライストチャーチ〜マウントクック〜ワナカ〜ミルフォードサウンド〜クイーンズタウン」と、
日本ではシンジラレナ〜〜イほどの大自然をたっぷりと満喫してきました。
(今月もネタガフル〜〜イ)

今回もお気に入りのシンガポール航空を選択したために、シンガポール経由でかなり遠回りにはなったのですが、
映画三昧の約24時間の移動をなんとか無事に終えて、
ニュージーランド北島の玄関口、オークランドに到着しました。

オークランドの空港で入国審査を済ませた後、預けていたどでかいリュックを受け取ろうと、
距離にして100mほど先にある、手荷物受け取りのターンテーブルへと向かいました。

空港内には、あちらこちらに警察官のような人が点在していて、
入国審査を終えてターンテーブルへ向かう人の顔をちらちらと見ていたのですが、
特に誰を呼び止めるでもなく、ただ警戒の目を光らせているだけのようでした。

歩き出して30mほど進んだところで、私(と嫁)が、
他の乗客と同じように、とある警官の前を通り過ぎようとしたその時です。

 「ちょっと、パスポート見せてくれる?」

おぃおぃおぃ、他の奴らはすんなり通してるくせに、わしはあかんのか〜ぃ!
全然どこも怪しないっちゅうねんっ!!

とは言え、まぁ仕方がないのでパスポートを見せて、簡単な質問にいくつか答えました。
すると、「はぃ、じゃあ行っていいよ」と。

「なんやねんっ!」と思いながらも、飛行機から積み下ろした荷物がそろそろ出始めたようなので、
ターンテーブルへと急ぐことにしました。

さらに30mほど進んだところで、今度は2人組の女性警官が話をしていました。
私が近くを通り過ぎようとすると、明らか〜にこちらに注目しており・・・なんか嫌な気配が。

 「ちょっと、パスポート見せてくれる?」

ンググググググっ、なめとんかい!!
親からもらったこの顔が、そんなに怪しいっちゅうんかぃ!!!

早よしてくれよ、と思いながらも、やれ子供はいるかとか、やれ何の仕事してるかとか、
今度はいろいろとメモまで取られながら、根掘り葉掘り質問責めにあったのでした。
で、結局最後には「はぃ、じゃあ行っていいよ」と。

こんな短い間に、しかも周りの人々は全然怪しまれていないのに、
同じ人間ばっかり2回もチェックします、普通?

とんでもないひどいお出迎えの挨拶に、「なんじゃぃ、ボケっ!」と思いながらも、
やっとのことでターンテーブルに到着し、自分の荷物をピックアップすることができたのでした。

「さぁ〜、荷物も無事揃ったし、いよいよニュージーランドを満喫開始や〜〜!」
・・・と思って荷物を持って動こうとした瞬間、歩み寄る一人の男性警官が。

 「ちょっと、パスポート見せてくれる?」

ガガガガガギギギギグググググググっ!!!
にゃにぃにぃにゅにぇにぇにぇにょにょっ!!!

・・・というわけで、結局入国審査をした後、
たったの100mで、3回も警官にパスポートの提示を求められたのです。
(わしゃ有名芸能人かっ!)

英語がそれほど得意ではない私でも、流石に最後の警官には、
「いや〜、君達はいいセキュリティーシステムを持ってるね〜」とイヤミを言うたりましたけどね。
(何も言わずに去って行きよった)

・・・と、そんなこんなでスタートを切ったニュージーランドの旅だったのでした。
(またそのうち写真を載せたいと思います)

でなわけで、あほなこと言うてる間に、そろそろジメジメの時期になってしまいますね。
「アメニモマケズ」の精神で、今年の梅雨も乗り切りましょうね〜っ!

(Vol.64 おしまい)


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