旅の写真
1.オーストラリア
【1.シドニー/Sydney】
私がシドニーに行った8月、南半球は当然冬。
と言っても、ハーバーブリッジやオペラハウスを見渡せるサーキュラーキーの公園は、
優しい日差しを浴びており、ちょうど心地よい気候に感じられました。
波止場の景色を眺めながら、私は何時間も本を読んでいました。
(3日間くらいぼ〜っとしてたなぁ・・)
 
オペラハウスとシドニーの街並み。
世界有数の美しい港と言われるのももっともですね。
どうでもええけど、オペラハウス、なんでこんな形なんでしょう。
 
名物ハーバーブリッジの下には、昔の町並みが残ります。
公園には、休日を楽しむ人々が溢れていました。
 
バスで太平洋が見える郊外へ。
美しい湾の向こうにシドニーの街を望む。
 
シドニーから列車で約2時間、渓谷・ブルーマウンテンへ。
左の写真はスリーシスターズという岩です。
(なんとなく3人に見えるでしょ?)
ここに来ると自然を満喫できます。
【2.メルボルン/Melbourne】
メルボルンは、いわば観光地への拠点。
フィリップアイランドのペンギンパレードがお薦めです。
(ごめんなさい。写真はないです。)
郊外でカンガルーと戯れる。
 
ゴールドラッシュ時代を再現したソブリンヒルと言うところ。
(電車で行ったら案内も全然ないし、めっちゃ苦労した)
【3.アリススプリングス/Alice Springs】
エアーズロックへの拠点となる街、アリススプリングスへの移動は、アデレードから豪華列車「THE GHAN」で約20時間。
列車は赤茶けた大地の真ん中に到着します。
街はそれほど大きくなく、夜になるとめっちゃ静か。
(夜中の1時くらいにスーパーにマヨネーズ買いに行ったけど、静かすぎてなんかめっちゃ恐かった。って俺、何をしたいねん)
原住民アボリジニの姿が街のあちこちで見られます。
 
これがその豪華列車。わりとのんびりと走ります。
外からじゃ分からんと思いますけど、中は結構豪華。
 
ロイヤルフライングドクターサービスの基地。
広大なオーストラリアでは、医者のいない小さな町があちらこちらにあり、医者はセスナで飛んで来てくれる。
日本ではありえないサービスですよね。
エアーズロック(旅行記はこちら)から約45キロ、エアーズロックと同様、平坦な大地に突然多数の巨岩が出現します。
それがマウントオルガ。
ほんま、不思議な光景です。
 
アリススプリングスからエアーズロックへの道をそれて、キングスキャニオンにも行きました。
*****
さて、ここでミニ旅行記を。
エアーズロックを堪能したあとは、アリススプリングスからまた「THE GHAN」でタルクーラという町まで戻り、
これまた豪華列車として名高い「INDIAN PACIFIC」号で西端の街・パースへ向かいました。
日本で列車を乗り換える感覚で、2つの列車を予約したんですけど、
夜11時半に着いたタルクーラ駅で、何十両とある列車から降りたのは私一人。
しかも数両分くらいしかない小さなホームの手前数キロのところで降ろされ、
「おいおい、俺、どうなんねん」と思っていたら、駅の職員らしき人がジープでやって来て、「乗れ」と。
そして、駅の仮眠室みたいなところを貸してくれて、乗り換えの列車が来たら起こしてくれるとのことでした。
町は真っ暗。あとで知りましたけど、ここ、人口数十人のめっちゃ小さな町やったらしいです。
こんなとこで豪華列車を夜中に乗り換える人間、今までほとんどおらんかったんでしょうね・・。
(予約する時に「お前本気か?」と言われたので気にはなってたんやけど)
結局朝5時半に「INDIAN PACIFIC」にこれまた一人だけ乗り込み、
パースまで2千キロ・27時間の旅を楽しみました。
(ちなみにレイルパスを持っていると一晩何千円か足すだけで寝台に乗れました)
【4.パース/Perth】
パースへ着くとぐっと日本人密度が減ります。
街はそれほど大きくなく、なんか落ち着きます。
海辺の自然と戯れることができる、素晴らしい街です。
パースの街をバックに。
 
4WDツアーでパース市街から250キロ北にあるナンバン国立公園へ。
その中にあるピナクルスは、さらさらの白砂に、突起状の岩が突き出ている、なんとも奇妙な光景です。
美しいコントラストをなす空、海、砂浜。
そんな自然がパースの醍醐味です。
(おしまい)