ぶつくさと〜く

【Vol.52】 針 (2006.5)

[ top | prev | next ]


いや〜、腰が痛いんですよね〜、最近。
(どうも、クソジジイです)

学生の頃からサッカーをやっていて、それでずいぶん痛めてはいたんですけど、
さらに運動不足がたたっているのか、最近は特に弱くなったように感じます。
・・・と言うか、もう完全に癖になってるんですよね、これ。
激しい運動もしてないし、重い荷物を持ち上げてもいないのに、次の日、痛くなったりしますから。

先日、朝目が覚めて、さあ起き上がろうかというときに、
その「うおっ、腰、めっちゃ痛いやんっ!」攻撃ですよ。
そのときの痛みはかなりのもので、あまりの辛さに、そのまま5分くらい動けませんでした。
ほんま、残念ながらワタクシ、死期近いみたいです。

苦しみながらもやっとのことで寝返りをうち、下に転げ落ちるようにしてベッドから脱出したものの、
四つん這いの状態から何度頑張っても立ち上がることすら出来ず、
これ、全身ヌルヌルやったら、完全に生まれたての子鹿・・・。(キィキィ)

壁を持ちながら必死でもがいて、なんとか立ち上がるところまでは行けたのですが、
真っすぐに立つと腰が上半身を支えられないようで、痛みのあまりベッドに座り込んでしまうのでした。
(お年寄りの苦労が身に染みます・・・)

いや〜ほんま、なんとかして腰をまるごとカパッと外して、
新品と取り替えてもらえませんでしょうかね?
何十年かすれば、プラスチックで出来た腰だけを、
「パーツ売り」とかしてる世の中になってるかもしれませんしね。(こわっ)

そうか、岬に住まう天才外科医・ブラックジャック先生ならなんとかしてくれるかもっ!
い、いや、でも「手術料は5,000万円だっ!」って言われるのがオチやしな〜。
これ以上のローンを抱えるのは・・・う〜ん、困った困った。
(ええ大人の思考とは思えんな)

てことで、辛い思いをしている今日この頃なのでした。
ほんま、針治療でもしよかしら?

もう8年ほども前、就職して関東に出て来てすぐくらいのことなんですが、
あの東京タワーに行ってしまいました。

京都時代に書いたぶつくさと〜くのVol.17にもあるんですが、
ほんとに東京タワーに行くなんて、完全に田舎モン丸出しやないですか。
あっはっは〜、やったった〜。(照れ笑い)

それでも、「やっぱり、一度は行ってみたいやん?」(島田紳助風に読もう)ということで、
ついつい休みの日に東京タワーまでふらふら〜っと行ってしまったのでした。

ご存じの通り、高さ333mの東京タワーはパリのエッフェル塔を模して造られたらしいのですが、
エッフェル塔は何がいいかと言うと、
セーヌ川やシャン・ド・マルス公園という美しい環境の中に立っているからええんですよ。
その全体ひっくるめて「エッフェル塔」なんですよね。

ところがどっこい、一方の東京タワーは、塔だけは頑張って真似たのですが、
周りの環境といえば、残念ながらマチナカの痛々しい場所にあるじゃないですか。
そらあかんわさ・・・。

まぁそれでも、とりあえず一番上の展望台まで行ってみると、確かに眺めはよろしいですね。
「東京はやっぱり建物ばっかりの街やなぁ」と思いながら、
ふと見ると、ちょっと離れたところに新宿や池袋の街があり、高層ビルが林立してるじゃないですかっ。

実は東京タワーに来る直前に、池袋に寄って買い物してたんですけども、
どう考えても、あっちのビルも同じくらいの高さで、十分に都内を一望できそうでして・・・。
わざわざこんなとこまで来んでも、あっちでよかったや〜ん。
しかもあっちなら、たっかい入場料(1,420円)なんか払わんでもよかったや〜ん。
コ〜ケコ〜ッコ〜〜〜〜!!(なんのこっちゃ)
※ちなみに東京タワー展望台は高さ250m、サンシャイン60は高さ240mだそうです。

しかしふと思ったんですが、関東に住んでる人は、
やっぱり一度は東京タワーに上ったことがあるんでしょうかね?
関東在住の方々、どうでしょうか?
(実は行ったことが無い人ばっかりやったりして)
それに東京に観光で訪れた人は、とりあえず東京タワーは行ってみるんでしょうか・・・?

ほんま、この東京タワー、どんだけ人気あるんでしょ。
「探偵ナイトスクープ」で調べてもらおかな?
(関西ローカル番組ですんません・・・けど意外と全国で放送してらっしゃるみたい)

そんな東京タワーも数年後にはお役御免になって、
高さ610mの「すみだタワー」(東京都墨田区)に取って代わられる計画なんだそうです。

そうか〜、じゃあ今度は「さよなら記念」に、
やっぱりもう一回東京タワーに上っとかんとあかんのとちゃうか?
むぅ〜ん、でも、テンション上がらんなぁ・・・アーメン。

さて話は変わって、みなさんの家にはありますでしょうか?
短針と長針、それに秒針が付いているアナログの時計。

富田家には、今はありませんが、昔はずっと使っていました。
一秒一秒をしっかりとカチッ、カチッ、カチッと刻んで、
「時間」という概念を私達にもろにアッピ〜ルしてくれる時計。

しかし、あれ、なんであんな思いっきりでかい音でカチカチ言わないとあかんのでしょうね。
ちょいちょいその音がうるさくて、寝苦しい思いをした記憶があります。
別に「カチッ、カチッ」って音じゃなくてもいいと思うんですけどねぇ。
「スカッ、スカッ」でも(ちょっと気が抜けるな)、
「コー、ホー」でも(今どきウォーズマンて)、
「ええじゃないか、ええじゃないか」でも(日本全国踊りまくりやな)。

他には、ずっと内部の機械音が「ジ〜〜〜〜〜」って鳴り続けてる時計もありました。
時限爆弾やないんやから、そんな音を立てたら安心して眠られへんやないかっ!
ほんま、あんな時計使ってたら、毎日「チクタクバンバンゲーム」の夢を見てしまいますよ。
(線路のパネルを必死で並び替えて・・・て、懐かしっ!)

さて話は戻って、秒針が一秒ずつカチッ、カチッと動く時計なんですが、その時計をぱっと見た時に、
「あれ?この時計止まってるんとちゃうか?」
って一瞬思ったことないですか?
そしてすぐに次の瞬間にはカチッと秒を刻んで、「ああ、動いてたかっ」て。
私にはちょくちょくそういう経験がありました。
(え、おかしいんかな?)

あれ、何でなんでしょうね?
もちろん時間がサロンシップのように伸び縮みしてる訳ではないでしょうから、
最初の一秒を、自分が思ったよりもすごく長〜く感じてるってことだと思うんですけども。

私なりの勝手な解釈としてはこうです。
きっと、何度もそのカチカチ時計を見てきた過去の経験の中で、
「時計を見た瞬間から平均すると0.5秒で秒針が動く」ってことを、
理屈ではなくて、無意識のうちに体が覚えてしまってるんじゃないかと思うんですよね。

だから、たまたま秒針が動いた直後にぱっと見てしまった場合なんかは、
次に秒針が動くまでの0.9秒ほどが、ものすご〜く長い時間に感じられて、
時計が止まってると思ってしまうってことじゃないですかね?
(逆にすぐに秒針が動いた場合は、時計が止まってると思わないので違和感を感じない)

・・・ってこととちゃいますかねぇ?むぅん。
どなたかカチカチ理論に詳しい方、教えて下さい。

しかし、「あれ、止まってるんかな?」「あ、動いてたわ」とほんの一瞬で考えてるなんて、
改めて人間てよくできてるなぁと思いました。
(どんなまとめ方じゃぃ)

さてさて、雨が多い季節がやって来ました。
あ〜、湿気が多くて鬱陶(うっとう)しいですね。

ほんと、体に貼っておけば周りの湿気をぜ〜んぶ吸い取ってくれる、
「ドライペット・貼る用」、無いですかね?
そうそう、ワタシのきっつい体臭も一緒に吸い取って・・・て、
まだそれほど臭ないわっ!(泣)

(Vol.52 おしまい)


[ top | prev | next ]