旅の写真
16.グランドサークル(後編)
【1.モニュメントバレー/Monument Valley】
グランドサークルを巡る旅、後半戦はモニュメントバレーから始まります。
 
ペイジから約3時間のドライブで、西部劇に出てきそうなお馴染みの風景が近づいてきました。
「ビュート」と言って、まわりの侵食によって丘が孤立した状態で残ってできるんだそうです。
 
モニュメントバレー内唯一のホテルとなるザ・ビューホテルの外観。
2008年末に開業したばかりだったので、まだ工事中の箇所もありました。
そして、何故かお犬様が出迎え・・・。
 
 
ついでにホテルのロビーと部屋も。
(ホテルが新し過ぎて、ネットにまだあまり情報出てないようなので〜)
まぁ場所が場所だけにそんなに安くはないのですが、
各部屋にあるバルコニーからの眺め(写真右)は最高です。
 
 
夕方、太陽が沈み、月が昇り、そして翌朝、また太陽が顔を出す。
地球の外側で太陽と月が繰り広げる「永遠の鬼ごっこ」を肌で感じることができます。
 
 
ビュートを間近に眺められるバレードライブへ。
ガイドブックには「未舗装道路なのでツアーに参加した方がよい」と書いてあったのですが、
2人だけやと、ツアー代、めっちゃ高い・・。
結局、2日前の惨劇(→詳細はこちら)の反省もなく、再度カローラ様で未舗装道路ヘ突入。
今回は、まだ午前中だったのと雪がほとんど無かったのとで、問題なく回ることができました。
(ほっ)
途中、原住民(ナバホ族)の家があったり、手作りのアクセサリーを売ってる人がいたりします。
【2.グランドキャニオン/Grand Canyon】
モニュメントバレーから約180マイル(288km)走り、グランドキャニオンへ到着。
(グランドキャニオン国立公園内の道路には、所々雪が残っていて少々危険でした)
 
 
まずは国立公園(サウスリム)の東端にあるデザートビューへ。
内部に先住民の壁画が描かれているウォッチタワーからは、蛇行するコロラド川を正面に見ることができます。
 
ビジターセンターに寄った後、ウェストリムにあるホピポイントへ。
何百万年もかけて豪快に削られた大地が、夕陽を受けて赤く染まり始める頃、
明るく輝く美しい満月が、キャニオンを覗き込むかのように反対側から登場。
ほんと、ぼ〜っと眺めてしまう景色です。
 
翌朝はヤバパイポイントへと向かいました。
夕方とはまた違う景色に、再び息を呑みます。
【3.ルート66/Route 66】
グランドキャニオンからラスベガスへ向かう途中、ルート66に寄りました。
ルート66は、アメリカ大陸を横断する全長2,000マイル以上もある昔の国道で、
多くの人々に愛された道だったんだそうです。
(現在もファンが多い)
 
 
ルート66沿いにあるウィリアムズは、グランドキャニオン行きSLの発着駅がある町。
鉄っちゃん根性剥き出しで寄り道してしまいました・・・。
 
 
セリグマンの町にある、ルート66グッズを売るお店。
雑然とした小さなお店に、遠路遥々大勢のファンが押し寄せてくるそうです。
壁には、訪れた日本人らが貼り付けたのであろう名刺が山ほど。
(みなさん会社名丸出しで、信じられんわ・・・)
 
かっちょええバイク野郎たちも、ここではさらに絵になります。
でもベンチにまでルート66のマーク入れんでも・・・(苦笑)
【4.ラスベガス/Las Vegas】
この旅の最終地点、ラスベガスへ到着。
(ほんとはデスバレーにも行く予定でしたが、疲労のため断念・・・)
 
 
ホテルの窓からの眺め(写真左)は最高でした。
流石ラスベガス、マクドナルドの看板もスロットになってて、ぐるぐる回ってました。
 
 
(無料の)ショーも充実してるのがラスベガスのいいところ。
左から、ベラージオの噴水、ミラージュの火山、そしてダウンタウンで見られるフリーモントエクスペリエンス。
(おしまい)